「日本一の紙のまち」四国中央市には、研究機関と連携した製品開発を後押しする補助金があります。「紙マテリアルイノベーション推進事業費補助金」は、対象経費の3分の2、最大100万円を補助する制度です。対象は研究機関との連携が前提で、自社単独の研究開発は対象外です。
四国中央市中小企業者応援補助金は全部で11のメニューがあります。この記事は研究開発の枠だけを扱います。セミナー参加費だけを抑えたい方は「紙マテリアル研究調査事業費補助金」もご確認ください。
紙マテリアルイノベーション推進事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 紙マテリアルイノベーション推進事業費補助金 |
| 対象業種 | 製造業(日本標準産業分類の製造業に該当) |
| 利用目的 | 研究開発(紙マテリアル関連の新製品・新技術開発) |
| 対象地域 | 愛媛県四国中央市 |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業者であること(製造業は資本金3億円以下または従業員300人以下) |
| 補助上限額 | 100万円(対象経費の3分の2以内) |
| 補助率 | 3分の2以内 |
| 申請受付 | 令和8年5月11日から(終了日の記載なし。予算額到達で終了) |
| 公式サイト | 四国中央市「紙マテリアルイノベーション推進事業費補助金」 |

対象になる人・ならない人
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 対象になる | 市内に本店があり、主たる業種が製造業の中小企業者で、研究機関と連携した新製品・新技術開発を行う人 |
| 対象になる | 愛媛大学の紙産業イノベーションセンター、または愛媛県の紙産業技術センターと連携する事業 |
| 対象にならない | 研究機関と連携しない自社単独の研究開発 |
| 対象にならない | 本補助金の交付を3回以上受けている事業者 |
| 対象にならない | 交付決定前に発生した経費、複数年契約による経費 |
対象経費
- 研究機関への委託費・共同研究費
- 原材料・副資材購入費(消耗品費)
- 機械装置・工具・器具の購入・借用費
- 技術指導者受入費(研究機関への謝礼のみ)
消費税、既払金、複数年契約の経費は対象外です。
申請の流れ
- 市との事前協議
- 研究機関との事前協議
- 交付申請:交付申請書・事業計画書(研究機関のコメント付き)・収支予算書・見積書・誓約書・本店確認書類・完納証明書を提出
- 審査・交付決定
- 事業実施:研究機関との契約は交付決定後に締結
- 実績報告:完了後30日以内、または令和9年3月12日のいずれか早い日までに提出
- 実績確認
- 補助金請求・支払
研究機関との契約は、交付決定を受けてから結ぶ必要があります。契約を先に済ませてしまうと、その経費は対象外になります。年度内の申請は1事業者1回で、合計3年間まで利用できます。
問い合わせ先は四国中央市産業創生部紙国再興課です(電話0896-28-6186)。
よくある質問
どの研究機関と連携すればよいですか?
愛媛大学社会連携推進機構の紙産業イノベーションセンター、または愛媛県産業技術研究所の紙産業技術センターとの連携が対象です。連携先の相談は紙国再興課で受け付けています。
何年連続で利用できますか?
合計3年間まで利用できます。ただし本補助金の交付を3回以上受けた事業者は、以後の申請ができなくなります。
研究機関との契約を先に結んでしまいましたが対象になりますか?
なりません。研究機関との契約は交付決定後に締結する必要があります。契約を先に結んだ分は対象外です。
原材料費だけでも申請できますか?
できます。原材料・副資材購入費は単独でも対象経費に含まれます。ただし研究機関との連携が前提条件です(詳しくは紙国再興課へお問い合わせください)。
