補助金

【島根県】副業・兼業人材活用の補助とは?6か月で50万円

#地域補助金#地域

この記事は「副業・兼業」で県外の専門人材を受け入れる場合の補助です。 島根県にはよく似た名前で「雇用した場合にかかる費用の補助」という別制度もあります。あちらは常勤雇用(UIJターン就職)が対象で、対象経費も上限額もこちらとは別物です。常勤で採用したい方は「雇用した場合にかかる費用の補助」の記事をご覧ください。

この制度は島根県プロフェッショナル人材戦略拠点の人材マッチングを通じて、県外の専門人材を副業・兼業の形で受け入れる県内中小企業を支援します。

副業・兼業人材を活用した場合にかかる費用の補助の要点まとめ

項目内容
申請者事業者(法人・個人事業主)
制度名副業・兼業人材を活用した場合にかかる費用の補助(活用促進事業費補助金/確保推進事業費補助金)
対象業種業種指定なし(島根県内に事業所を有する中小企業)
利用目的副業・兼業人材の活用(報酬・移動費・紹介手数料)
対象地域島根県内
従業員数規定なし(公式ページに記載なし。プロフェッショナル人材戦略拠点へお問い合わせください)
補助上限額初回利用は50万円(6か月間)、通常利用は交通費・宿泊費20万円+紹介手数料12万円(DX・スタートアップ活用は24万円)
補助率初回利用は8/10、交通費・宿泊費は1/2以内
申請受付令和9年2月28日までに支払った経費が対象(通年)
公式サイト島根県プロフェッショナル人材戦略拠点「令和8年度 副業・兼業人材を活用した場合にかかる費用の補助についてご案内」
横にスクロールできます

副業・兼業人材を活用した場合にかかる費用の補助の対象・金額・締切の概要

実は2つの補助金が1つの案内にまとまっている

公式ページを読むと、この案内には性格の異なる2つのメニューが並んでいます。2つは併用できません。 どちらか自社に合う方を選びます。

メニュー対象になる場面補助率・上限額
活用促進事業費補助金(初回利用)プロ拠点を通じた副業・兼業人材の活用が初めての企業報酬・交通費・紹介手数料の合計に8/10、上限50万円(6か月間)
確保推進事業費補助金(通常利用)2回目以降、または継続的に活用する企業交通費・宿泊費は1/2以内で上限20万円、紹介手数料は上限12万円(DX人材・スタートアップ活用は24万円)
横にスクロールできます

初めて副業・兼業人材を使う企業ほど補助率が高い設計です。理由を読み取ると、専門人材の受け入れに二の足を踏む企業の最初の一歩を後押しする狙いがあるとわかります。2回目以降は補助率が下がりますが、継続活用そのものは引き続き支援対象です。

よくある質問

「雇用した場合」の補助金と何が違いますか?

対象になる雇用形態が違います。この制度は副業・兼業(週数日・オンライン可)が対象で、常勤採用は「雇用した場合にかかる費用の補助」の管轄です。 常勤で採用する場合はそちらの記事をご確認ください。

県内在住の人材を副業で活用する場合も対象ですか?

公式ページでは「県外の専門人材」を前提とした案内になっています。県内在住者を活用する場合の扱いは、プロフェッショナル人材戦略拠点(TEL:0852-60-5104)へ確認することをおすすめします。

人材紹介会社を使わず直接契約した場合も対象になりますか?

紹介手数料は有料職業紹介事業者を経由した場合の経費です。直接契約のケースが対象に含まれるかは公式ページに記載なし(プロフェッショナル人材戦略拠点へお問い合わせください)。

【攻略ガイド】人材確保・雇用の補助金で失敗しない申請の進め方

国の雇用関係助成金には、計画届という手続きがあります。取り組みを始める前に届け出て、認定を受ける仕組みです。要件さえ満たせば、原則として支給されます。予算の枠で切られることは、あまりありません。

自治体の人材確保・雇用の補助金は、これとは違う設計です。多くの制度に計画届はありません。そのかわり、先着順で予算が尽きたら、その年度の受付はそこで終わります。 トピックは近くても、手続きの前提はまったく別物だと考えてください。

1. この種の補助金の"勝負どころ"

ここを取り違えると、痛い目に遭います。設備投資分野の例ですが、伊勢原市の中小企業向け補助金は、受付開始の翌日12時38分に予算の上限へ達しました。受付から締切まで、1日ともちませんでした。 人材確保・雇用の分野にも、同じ先着順の制度が数多くあります。「まだ間に合う」と思っている間に、締め切られていることがあります。

もう一つの決定的な違いは、手続きの順番です。設備投資の補助金は「交付決定前の発注は対象外」が基本ですが、人材系の制度には、逆に雇用・受講・資格取得を先に済ませてから申請するものが少なくありません。国の助成金の感覚のまま「先に届け出てから動く」と思い込むと、順番を間違えます。

2. 申請前に必ず確認する5つのこと

  1. 予算方式か計画届方式か:先着順で予算が尽きる制度か、要件を満たせば原則支給される制度か。窓口に確認しておくと、動くべき速さが分かります

ここから先は

残り 3,700 / 図版3

無料会員登録で、攻略ガイドを最後まで読めます

数多くの補助金を見てきた専門家が作成した攻略ガイドが無料で見放題。

今すぐ会員登録ログイン

免責事項: 本記事の内容は2026年8月時点で確認できた情報にもとづきます。補助上限額・補助率・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず島根県プロフェッショナル人材戦略拠点の公式ページで最新の内容をご確認ください。

出典(一次情報)

この記事を書いた人
白木さん|元・自治体職員
制度をつくる側にいた元・自治体職員(産業振興)

市の産業振興課で補助金の設計・審査に関わってきました。「なぜこの要件があるのか」を制度の目的から説明できるのが強みです。窓口では伝えきれなかった制度の意図まで踏み込んで書きます。掲載内容は公募要領などの一次情報をもとに整理しています。

本記事は情報提供を目的としており、補助金の採択・交付を保証するものではありません。 補助上限額・補助率・締切等の内容は変更される場合があります。申請にあたっては、必ず 公式サイト・最新の公募要領をご確認ください。