似たような名前の補助金が島根県にもう1つあります。「副業・兼業人材を活用した場合にかかる費用の補助」です。 ただし対象になる場面が違います。あちらは週数日・オンラインでの副業を対象にした制度で、こちらは正社員としての常勤雇用が対象です。副業での受け入れを考えている方は、そちらの記事をご覧ください。
この制度は、島根県プロフェッショナル人材戦略拠点のマッチングを通じて、UIJターン(島根県外から県内へ移り住んでの就職)で専門人材を採用した企業を支援します。
雇用した場合にかかる費用の補助の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 雇用した場合にかかる費用の補助(専門人材確保推進事業費補助金) |
| 対象業種 | 業種指定なし(島根県内に事業所を有する中小企業) |
| 利用目的 | UIJターン人材の常勤雇用(人材紹介手数料の補助) |
| 対象地域 | 島根県内 |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに記載なし。プロフェッショナル人材戦略拠点へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 通常採用130万円/人(年度内2名まで)、DX人材・スタートアップ企業活用は170万円/人(年度内1名まで) |
| 補助率 | 通常採用は1/2以内、DX人材・スタートアップ企業活用は2/3以内 |
| 申請受付 | 令和8年4月1日〜令和9年2月15日 |
| 公式サイト | 島根県プロフェッショナル人材戦略拠点「令和8年度 雇用した場合にかかる費用の補助についてご案内」 |

対象になるのは「人材紹介手数料」だけ
対象経費は、有料の人材紹介会社に支払う成功報酬部分の手数料です。給与そのものや、採用にかかる広告費は対象に含まれていません。紹介会社を使わず自社で直接募集した採用は、この補助金の対象外になります。プロフェッショナル人材戦略拠点のマッチングを経由していることも前提条件です。
なぜDX人材・スタートアップだけ条件がよいのか
通常採用は補助率1/2・上限130万円ですが、DX人材採用やスタートアップ企業による採用は補助率2/3・上限170万円まで引き上がります。一方で対象人数は年度内1名までと、通常採用の2名より絞られています。 補助率を厚くする代わりに件数を絞る設計で、DX人材のように採用難易度が高い層に重点を置いているとわかります。
よくある質問
UIJターンとは何ですか?
島根県外に住んでいる人が、就職をきっかけに島根県内へ居住地を移すことです。県内在住者の転職はUIJターンに含まれないため、この補助金の対象外になります。
「副業・兼業」の補助金と両方使えますか?
対象になる雇用形態が異なる(常勤雇用と副業)ため、同じ人材について両方を使うことは想定されていません。自社が求めているのが常勤採用か副業活用かを、まず見極めてください。
年度内2名まで、170万円なら1名までとありますが、両方の枠を同じ年度で使えますか?
公式ページの記載からは、通常採用枠(2名)とDX・スタートアップ枠(1名)は別枠として運用されているように読めますが、詳細はプロフェッショナル人材戦略拠点(TEL:0852-60-5104)へ確認することをおすすめします。
