「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」と「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」——名前が1文字違いで似ています。どちらを見ればいいのか。答えは投資計画が単年度か複数年度かで変わります。この制度は、複数年度計画を前提としない、より一般的な省エネ設備導入を対象にしています。
「令和6年度補正 省エネルギー投資促進支援事業費補助金」は、事業者が計画したエネルギー使用合理化の取組のうち、省エネルギー性能の高い機器・設備の導入費用を、執行団体を通じて支援する国の事業です。執行団体の公募は2024年12月25日で終了しています。
省エネルギー投資促進支援事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(この段階は執行団体の公募。設備投資を行う個社は選定後の間接補助事業に応募) |
| 制度名 | 令和6年度補正 省エネルギー投資促進支援事業費補助金 |
| 対象業種 | 製造業、電気・ガス業、運輸業、卸売業・小売業等19業種、ほぼ全業種 |
| 利用目的 | 省エネルギー性能の高い機器・設備の導入によるエネルギー使用合理化 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 制限なし |
| 補助上限額 | 350.0億円は執行団体(補助事業者)への予算総額。個社が受け取る額は間接補助事業の要領で決定 |
| 補助率 | 執行団体(補助事業者)は10/10(全額)。設備を導入する事業者への補助率は別途間接補助事業の要領で規定 |
| 申請受付 | 執行団体公募は終了(2024年12月4日〜2024年12月25日) |
| 公式サイト | Jグランツ「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」 |

似た名前の制度、どちらが自社向けか
対象になる/ならないの分岐は「投資計画の規模と年数」です。
| この制度(投資促進支援)が向いている | 「需要構造転換」型が向いている |
|---|---|
| 単年度で完結する省エネ設備の入れ替え・導入 | 複数年度にわたる生産ライン全体の刷新計画 |
| 高効率機器(ボイラー・空調・照明等)の個別導入 | 非化石エネルギーへの転換を含む大規模な投資計画 |
**「補助事業者は民間団体であり、省エネ設備導入を行う事業者ではない」と公式ページに明記されています。 つまり、設備を導入したい事業者自身がこの公募に直接申し込むことはできません。
よく誤解されるポイント
この制度の補助率は「執行団体は10/10」と表記されていますが、これは執行団体への交付部分の話で、実際に設備を導入する事業者への補助率とは別です。「10/10だから全額出る」と早合点せず、間接補助事業者向けの補助率は選定された執行団体の公募要領で確認する必要があります。
今から申請できるか
執行団体の公募は2024年12月25日で終了しています。省エネ設備の導入を検討している事業者は、選定された執行団体が実施する間接補助事業の公募を確認する必要があります。 経済産業省・資源エネルギー庁の公式ページで続報を確認してください。
よくある質問
今から申請できますか?
このページで扱っている執行団体の公募は終了しています。間接補助事業者向けの公募が別途実施されるかは、執行団体決定後の発表を確認する必要があります。
350億円は1社が受け取れる金額ですか?
いいえ。350億円は執行団体に渡る事業全体の予算総額です。個々の事業者への配分額は、間接補助事業の中で決まります。
「需要構造転換」型との違いは何ですか?
こちらは単年度型の省エネ設備導入が中心で、「需要構造転換」型は複数年度にわたる投資計画を前提にしています。自社の投資計画の年数で使い分けを検討してください。
