玉名市のこの事業は、認定農業者であることが申請の入り口になっている。一般の農業者は、この2次募集の対象に含まれない。

理由は単純だ。市の農業経営基盤強化の対象を、経営改善計画を提出した担い手に絞る設計になっている。認定を受けていないと、機械が欲しくてもこの枠では申請できない

対象になる農家と、機械の区分

対象は、水田経営農家、畜産農家、野菜・果樹等農家、農業法人等。いずれも認定農業者であることが条件で、団体で申請する場合は、構成員に認定農業者が1人以上含まれ、規約または定款の添付が必要になる。

対象機械は区分ごとに違う。水田経営農家は農業用トラクターなど、畜産農家はハイブリッド搾乳ロボットなど、野菜・果樹等農家はトラクターや各種農業機械。どの区分に自分の経営が当てはまるかで、対象になる機械の種類が変わる。

補助率と、3年間で積み上がる上限額

補助率は対象経費の25%程度で、区分ごとに上限額が異なる。令和6年度から令和8年度までの3年間で、1戸または1団体あたりの補助限度額は350万円に設定されている。

この350万円は、単年度の上限ではなく3年間の累計額だ。今年度で使い切らなくても、翌年度以降に残りの枠を使う計画が立てられる。逆に言えば、3年間のうちにどの機械をどの年度に導入するか、事前に計画しておいたほうが枠を使いやすい。

2次募集という位置づけ

今回の募集は「2次募集」。1次募集ですでに一定の申請が処理されたあとの、追加の募集枠という位置づけになる。

受付期間は8月12日(水曜日)から8月31日(金曜日)まで。1次募集で予算枠を使い切れなかった分、または追加で確保された予算枠を、2次募集で配分する仕組みと考えられる。

認定農業者でない場合、どうするか

認定農業者の認定を受けていない場合、この2次募集そのものには申請できない。認定農業者になるには、市への農業経営改善計画の提出が必要で、認定までに一定の時間がかかる。

次年度以降の募集を狙うなら、認定手続きを先に済ませておく必要がある。農業向け補助金は、事業計画の巧拙より前に、資格の有無で対象・対象外が決まる制度が多い。この考え方は、GRANTOS公式LINEの登録者限定ページで、一次産業向け補助金に共通する資格要件の論点として紹介している。

よくある質問

認定農業者でなくても申請できますか?

できない。この事業は認定農業者であることが申請の条件になっている。団体で申請する場合も、構成員に認定農業者が1人以上含まれている必要がある。

350万円の上限は、今年度だけの上限ですか?

違う。350万円は、令和6年度から令和8年度までの3年間の累計上限額として設定されている。単年度で使い切る必要はなく、複数年度にわたって計画的に使うことができる。

1次募集に申し込めなかった場合、2次募集で申請できますか?

できる可能性がある。2次募集は8月12日から8月31日まで受け付けており、1次募集とは別に申請機会が設けられている。ただし予算枠には限りがあるため、早めの相談が確実だ。


免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助率・上限額・対象機械・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず玉名市の公式ページで最新の内容をご確認ください。

出典:


この補助金の概要(早見表)

検索項目内容
申請者事業者(法人・個人事業主)
制度名玉名市農業機械等整備事業(2次募集)
対象業種農業(水田経営農家・畜産農家・野菜果樹等農家・農業法人等の認定農業者)
利用目的農業機械等の導入による経営の効率化・省力化
対象地域熊本県玉名市
従業員数公式ページに記載なし(玉名市農政課へお問い合わせください)
補助上限額3年間(令和6〜8年度)で1戸・1団体あたり350万円
補助率対象経費の25%程度(区分により異なる。詳細は玉名市農政課へ確認)
申請受付令和8年8月12日〜8月31日(2次募集)
公式サイトhttps://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/378/36245.html
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※この表の項目(対象業種・利用目的・対象地域・従業員数)は、GRANTOSの補助金診断の検索軸に対応しています。

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