「防災製品を作っている会社しか使えない」と思われがちですが、実はこの補助金には2つの入り口があります。すでに技術・製品・試作品を持っている企業向けの「改良・実用化フェーズ」と、完成した防災製品を売り込む「普及促進フェーズ」です。 令和4年度分の募集は、2022年7月6日で終了しています。
先進的防災技術実用化支援事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(東京都内に本店・支店を有する中小企業者・個人事業主) |
| 制度名 | 令和4年度先進的防災技術実用化支援事業 |
| 対象業種 | 全業種(防災に資する技術・製品を開発する事業者) |
| 利用目的 | 防災技術・製品の改良・実用化、展示会出展等による普及促進 |
| 対象地域 | 東京都(都内に本店または支店を有し、1年以上事業を営んでいること) |
| 従業員数 | 中小企業者または個人事業主に該当すること |
| 補助上限額 | 1,350万円(改良・実用化フェーズ1,000万円+普及促進フェーズ350万円の合計上限) |
| 補助率 | 改良・実用化2/3以内、普及促進1/2以内 |
| 申請受付 | 2022年6月30日〜7月6日(終了。エントリーは4月12日〜6月30日) |
| 公式サイト | 東京都中小企業振興公社「先進的防災技術実用化支援事業」 |

対象になる/ならないの線引き
- 対象になる: 改良の基礎となる技術・製品・試作品をすでに保有し、都内に1年以上事業を営む中小企業者・個人事業主が行う、防災技術の改良・実用化、または展示会出展等の普及促進
- 対象にならない: 都内に本店・支店がない企業、事業年数1年未満の企業、改良の土台となる技術・製品・試作品を何も持っていない状態からの新規開発
「改良・実用化」という名前のとおり、この補助金はゼロから防災技術を発明する段階には使えません。 すでに何らかの技術・製品・試作品を持っていることが前提で、それを改良し、実際に使える形にする(実用化する)段階を支援する制度です。アイデア段階の防災製品は対象外になる可能性が高いと考えられます。
「エントリー」と「申請書提出」の2段階手続き
この事業は、通常の補助金と違ってエントリー期間(4月12日〜6月30日)と申請書提出期間(7月1日〜6日)が分かれている点に注意が必要です。エントリーだけ済ませて申請書提出を忘れると、実際には申請したことになりません。締切間際にまとめて動こうとすると、この2段階の手続きに気づかないまま機会を逃す可能性があります。
いくらもらえるか
改良・実用化フェーズは最大1,000万円(補助率2/3以内)、普及促進フェーズのうち先導的ユーザー導入は200万円、展示会出展は150万円(いずれも補助率1/2以内)です。たとえば、防災用の非常用電源装置を改良する費用が900万円かかった場合、2/3をかけた600万円が補助されます。その後、展示会に出展して製品をPRする費用が200万円かかれば、1/2の100万円が上乗せされ、合計700万円の補助を受けられる計算です(上限1,350万円の範囲内)。
今から申請できるか
令和4年度分の募集は2022年7月6日で終了しています。公式ページには「本助成事業の募集は終了いたしました」との記載があり、令和5年度からリニューアルされたことが確認できます。 現行の防災関連支援事業は名称・内容が変わっている可能性があるため、東京都中小企業振興公社の公式ページで最新の募集状況を確認する必要があります。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和4年度分の募集は2022年7月6日で終了し、令和5年度からリニューアルされています。現行の募集状況は東京都中小企業振興公社の公式ページで確認してください。
アイデア段階の防災製品でも申請できますか?
対象になる可能性は低いと考えられます。この補助金は、改良の基礎となる技術・製品・試作品をすでに保有していることが前提の制度です。
エントリーだけ済ませれば申請完了ですか?
いいえ。エントリー期間(4月12日〜6月30日)とは別に、申請書提出期間(7月1日〜6日)があります。両方の手続きを完了する必要があります。
