利用者や家族からのハラスメントが心配で、訪問介護員を1人で行かせられない——そのとき、もう1人を同行させる分の人件費は誰が持つのか。 東京都の「訪問介護員補助者同行支援補助金」は、この同行者に支払う謝金を補助する制度です。令和8年度の受付期間は2026年8月31日〜10月16日です。
令和8年度訪問介護員補助者同行支援補助金の要点まとめ
正式名:令和8年度訪問介護員補助者同行支援補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(都内の介護サービス事業者。国・地方公共団体が設置する事業所を除く)
- 対象業種
- 医療、福祉(訪問介護等を行う介護サービス事業所)
- 利用目的
- 人材確保・雇用、設備投資、DX・IT導入(カスタマーハラスメント対策としての複数人訪問)
- 対象地域
- 東京都内
- 従業員数
- 規定なし(事業所単位で申請)
いくら
- 補助上限額
- 1回の介護サービス等に要した時間・往復時間に対する給与相当額(時間単価1,700円が上限)
- 補助率
- 3/4
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年8月31日(月曜日)〜10月16日(金曜日)

「複数人で訪問すれば全件対象」ではない
この補助金は、単に人手を増やしたい事業所向けの制度ではありません。対象になるのは、利用者やその家族・同居人からのカスタマーハラスメントが発生している、または発生するおそれがあり、複数人による訪問が必要と知事に認められた場合です。人員に余裕を持たせたいだけの同行は対象になりません。
- 対象になる: ハラスメントのおそれがあると知事に認められ、複数人での訪問を実施した場合の同行者謝金
- 対象にならない: ハラスメントと無関係な理由での複数人訪問、通常の1人体制での訪問
説明会の聴講が条件になっている
補助対象となるには、介護事業者向けカスタマーハラスメント対策説明会を聴講することが要件に含まれています。同行支援の謝金だけを目的に、説明会への参加を省略することはできません。申請の前提として説明会の聴講が必要という点は、見落とすと補助対象から外れる原因になります。
よくある質問
人手不足で複数人訪問しただけでも対象になりますか?
なりません。カスタマーハラスメントの発生またはそのおそれがあり、知事に複数人訪問が必要と認められた場合に限られます。
謝金の時給に上限はありますか?
あります。時間単価1,700円が上限です。実際の給与がこれを超える場合でも、補助の対象になるのは1,700円までです。
申請の締切はいつですか?
令和8年度は2026年10月16日(金曜日)が締切です。 受付開始は2026年8月31日(月曜日)で、Jグランツまたは郵送で申請できます。
