経営力強化に向けた創意工夫チャレンジ促進事業は、営業利益が減少・損失を抱える都内中小企業の立て直しを助成する制度です。上限は最大1,000万円、コースにより助成率は3分の2から5分の4まで変わります。
対象は、直近決算期で営業利益が減少している、または損失を計上している都内中小企業等です。業績が厳しい時期にこそ使える助成金です。
経営力強化チャレンジ助成金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 経営力強化に向けた創意工夫チャレンジ促進事業 |
| 対象業種 | 業種を問わず(直近決算期で営業利益減少または損失計上の都内中小企業等) |
| 利用目的 | 設備投資、販路開拓・展示会 |
| 対象地域 | 東京都 |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業者(業種ごとに資本金・従業員数の上限が異なり、どちらか一方を満たせば該当) |
| 補助上限額 | 業務改善コース600万円、賃上げ重点コース600万円、新市場・新分野進出コース1,000万円 |
| 補助率 | 業務改善コース3分の2以内、賃上げ重点コース4分の3以内(小規模企業は5分の4以内)、新市場・新分野進出コース3分の2〜4分の3以内 |
| 申請受付 | 第1回:2026年5月11日〜5月29日(以降複数回募集) |
| 公式サイト | 東京都「令和8年度 新規事業 中小企業の積極果敢な取組を支援します」 |

3つのコースから選ぶ
この助成金には3つのコースがあります。
| コース | 補助上限額 | 補助率 |
|---|---|---|
| 業務改善コース | 600万円 | 3分の2以内 |
| 賃上げ重点コース | 600万円 | 4分の3以内(小規模企業は5分の4以内) |
| 新市場・新分野進出コース | 1,000万円 | 3分の2〜4分の3以内 |
賃上げ重点コースは、小規模企業なら助成率5分の4まで上がります。小規模事業者は、常時使用する従業員数が原則20人以下(商業・サービス業は5人以下)の事業者です。自己負担を最も抑えられるコースになります。
対象になるには経営改善計画が必要
対象経費は、経営改善計画に基づく既存事業の深化・新市場進出関連の経費です。単に営業利益が落ちているだけでは申請できません。自社の業績悪化にどう対応するか、経営改善計画としてまとめる必要があります。
新市場・新分野進出コースを選ぶ場合は、既存事業の深化ではなく新しい市場・分野への展開を計画に盛り込む必要があります。
申請の実務で押さえること
申請にはGビズIDが必要です。東京都中小企業振興公社のホームページから申請します。第1回の募集は2026年5月11日〜5月29日で、以降も複数回に分けて募集される予定です。実施機関は東京都産業労働局および東京都中小企業振興公社です。
よくある質問
業績が悪化していないと申請できませんか?
はい。直近決算期で営業利益が減少している、または損失を計上していることが対象の条件です。
どのコースを選べばよいですか?
既存事業の改善なら業務改善コース、賃上げに重点を置くなら賃上げ重点コース、新しい市場・分野への進出なら新市場・新分野進出コースです。上限額と補助率が異なるため、計画内容に合わせて選びます。
小規模企業は有利になりますか?
賃上げ重点コースでは、小規模企業の補助率が5分の4以内まで上がります。従業員数が原則20人以下(商業・サービス業は5人以下)の事業者が対象です。
