木のぬくもりに触れて育つ「木育」は、保育の現場でも注目が高まっています。ただ木製遊具や木製什器の導入にはコストがかかり、単独の予算では難しい保育園も多いはずです。東京都の「保育園等による木育活動の支援事業」は、この導入費用を補助する制度です。この記事は多摩地域向けの回を扱っており、2026年7月24日で受付を終了しています。(23区・島しょ地域向けは別枠で募集されているため、該当する場合はそちらをご確認ください)
対象は多摩地域で保育園等を運営する事業者です。補助上限額は250万円、補助率は1/2です。
保育園等木育活動支援事業(多摩地域)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主。保育園等の運営者) |
| 制度名 | 令和8年度保育園等による木育活動の支援事業(多摩地域) |
| 対象業種 | 農業、林業/教育、学習支援業(保育園等) |
| 利用目的 | 設備投資、DX・IT導入、福祉・医療 |
| 対象地域 | 東京都多摩地域の保育園等 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 250万円 |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 令和8年度分は受付終了(〜2026年7月24日) |
| 公式サイト | https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/03/2026032402 |

何から始めるか
まず確認すべきはこの募集が「多摩地域」向けであることです。東京都は同じ木育活動支援事業を「23区・島しょ地域」向けにも別枠で募集しており、両者は申請窓口が分かれている可能性があります。多摩地域で保育園等を運営している場合はこの記事の対象、23区・島しょ地域で運営している場合は別枠の案内を確認してください。
自分の会社は対象になる?
対象は多摩地域で保育園等を運営する事業者です。業種としては「農業、林業」「教育、学習支援業」に分類されており、木材を活用した保育環境の整備を行う事業者が想定されています。木製遊具、木製什器、木育活動に使う教材などの導入を検討している保育園等が主な対象と考えられます。
いくら戻るか計算する
補助上限は250万円、補助率は1/2です。たとえば園庭に木製遊具を導入し、あわせて室内に木製の家具・玩具を整備する計画で対象経費が300万円だった場合、補助率1/2で計算すると150万円ですが、上限250万円には届かないため、この場合は150万円が補助額になります。対象経費が500万円を超える大規模な木育環境整備であれば、上限の250万円に達する計算です。
つまずきやすい順番の話
保育・福祉分野の補助金でも、交付決定前に発注・契約した経費は対象外になるのが一般的なルールです。木製遊具や什器はメーカーに発注してから納品まで時間がかかることが多いため、「早めに発注しておきたい」という気持ちが先行しがちですが、交付決定の通知を待ってから正式発注する順番を守る必要があります。
次回公募に向けて準備しておきたいこと
- 木育活動として整備したい遊具・什器・教材の計画とリストアップ
- 見積りの取得(納期にも余裕を持たせる)
- 東京都産業労働局の次回募集案内のチェック
- 23区・島しょ地域向けの募集と混同しないよう窓口の確認
よくある質問
今から申請できますか?
令和8年度分(多摩地域向け)の公募は2026年7月24日で締め切られています。次回募集は東京都産業労働局の公式ページで確認してください。
23区の保育園でも使えますか?
この記事で扱うのは多摩地域向けの募集です。23区・島しょ地域の保育園等は別枠の募集案内をご確認ください。
対象になる経費は何ですか?
木製遊具・木製什器・木育活動に使う教材などの導入費用が想定されます。詳細は東京都産業労働局の公募要領でご確認ください。
