太陽光発電を入れたいが、見積もりの何割が戻るのか計算が難しい——という声をよく聞きます。苫小牧市のこの補助金は、補助率ではなく単価×出力で決まる珍しい計算方式です。
この記事は、苫小牧市ゼロカーボン推進事業補助金のうち再エネ設備導入メニューを扱います。省エネ設備の入れ替えを検討している場合は、省エネ設備導入メニューの記事をご確認ください。再エネ設備導入メニューの対象は、太陽光発電設備と蓄電池です。太陽光は最大出力1kWあたり7.5万円、蓄電池は価格の2分の1以内が補助されます。受付は令和8年5月1日から令和9年2月26日までで、先着順で予算額に達し次第終了します。
ゼロカーボン推進補助金(再エネ設備導入)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人) |
| 制度名 | 苫小牧市ゼロカーボン推進事業補助金(再エネ設備導入メニュー) |
| 対象業種 | 指定なし(市内に事業所を置く企業) |
| 利用目的 | 太陽光発電設備・蓄電池の導入 |
| 対象地域 | 北海道苫小牧市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 太陽光は最大出力値×1kWあたり7.5万円。蓄電池は価格(円/kWh)の2分の1以内で、家庭用(20kWh未満)は上限単価14.1万円/kWh、業務用(20kWh以上)は上限単価16万円/kWh(いずれも工事費込み・税抜) |
| 補助率 | 太陽光は単価方式、蓄電池は2分の1以内 |
| 申請受付 | 令和8年5月1日〜令和9年2月26日(先着順、予算額に達し次第終了) |
| 公式サイト | 苫小牧市「ゼロカーボン推進補助金について」 |

太陽光はいくら戻るか計算する
太陽光発電の補助額は「最大出力値×1kWあたり7.5万円」で決まります。たとえば10kWのパネルを載せる場合、7.5万円×10kW=75万円が補助額になる計算です。20kWなら150万円です。補助率ではなく出力に比例するので、パネルの単価が下がるほど自己負担割合は下がります。
蓄電池は「容量×単価」で上限が決まる
蓄電池は価格(円/kWh)の2分の1以内が補助されますが、単価には上限があります。家庭用(20kWh未満)は1kWhあたり14.1万円、業務用(20kWh以上)は1kWhあたり16万円が工事費込み・税抜の上限単価です。この単価を超える高額な蓄電池を選んでも、補助額の計算はこの上限単価までしか反映されません。
対象になる設備の条件
太陽光発電・蓄電池ともに、商用化済みの新品設備であることが条件です。試作段階の設備や中古設備は対象外になります。設備を発注する前に、この点を販売店に確認しておくという手があります。
必要書類は交付申請書・実施計画書・経費内訳・見積書・法人登記証明書・設備仕様書・現況写真・配置図に加え、再エネ設備では電力契約書・結線図等も求められます。1,000円未満は切り捨てて計算されます。
よくある質問
太陽光と蓄電池を同時に導入した場合、両方の補助を受けられますか?
公式ページには併用を妨げる記載はありませんが、それぞれの計算方法・書類が異なります。詳細は苫小牧市の窓口(産業経済部企業政策室工業雇用政策課)へお問い合わせください。
省エネ設備導入メニューとは別の申請になりますか?
はい。受付期間・補助率の計算方法が異なるため、別のメニューとして申請します。省エネ設備は省エネ設備導入メニューの記事をご確認ください。
中古の太陽光パネルは対象になりますか?
対象外です。商用化済みの新品設備であることが条件です。
