中東情勢の悪化で資金繰りが苦しくなった事業者のために、砺波市は融資の保証料の負担を肩代わりします。県の融資で保証料率が半分になり、残りの事業者負担分を市が全額助成する仕組みです。ただし経営者保証を付けない代わりに上がった保証料は対象外なので、保証料の内訳を先に確かめてください。
砺波市 中東情勢特別対策枠の保証料助成の要点まとめ
正式名:砺波市「中東情勢特別対策枠」融資の信用保証料助成
だれが
- 申請者
- 事業者(市内に主たる事業所か営業所がある中小企業者)
- 対象業種
- 公式ページに記載なし(商工観光課へお問い合わせください)
- 利用目的
- 融資の信用保証料の負担軽減(資金繰り支援)
- 対象地域
- 富山県砺波市
- 従業員数
- 公式ページに記載なし(商工観光課へお問い合わせください)
いくら
- 補助上限額
- 保証料の事業者負担分の全額(上限額の記載なし)
- 補助率
- 10/10(県が軽減したあとの負担分を全額)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年7月1日〜2027年3月31日(融資を実行する期間)
信用保証料は、融資を受けるときに保証をつけてもらう対価として払う費用です。この制度は、その費用を市が負担します。
うちの会社は対象になる?
次の3つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 3
融資は、2026年7月1日から2027年3月31日までに実行されたものに限ります。
県の中東情勢特別対策枠そのものは、金融機関の認定を受けた事業者が使えます。資金繰りに著しい支障が出ている、または出るおそれがある場合が1つ目の入口です。もう1つは、売上高・売上総利益率・営業利益率のいずれかが前年同期比3%以上減り、先の3か月も減る見込みの場合です(県のチラシによる)。
「市税等」の範囲は、申請で出す承諾書の税目欄で分かります。個人・法人の市民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税、住宅使用料、水道料、下水道使用料、保育料などが並び、それぞれ現年度分と前年度以前分を確かめます。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 融資の実行日が2026年6月以前
- ✕ 市内に事業所も営業所もない
- ✕ 経営者保証を付けない代わりの引上げ分
3つ目は「事業者選択型経営者保証非提供制度」を使った場合の話です。経営者個人の保証を付けない代わりに、保証料が上がる仕組みと読めます。その上がった分だけが助成されません。
いくら助成される?
払った保証料のうち、県が軽減した後の事業者負担分が全額戻ります。保証料の額に上限は定められていません。
- 保証料の事業者負担分が12万円:12万円 × 10/10 = 12万円
- 保証料15万円のうち、引上げ分が3万円:(15万円 − 3万円)× 10/10 = 12万円
数字は計算の仕方を示す例です。実際の保証料は、融資額や保証の条件で変わります。
申請書の様式では、助成額は「保証料支払額(引上げ分を除く)× 1」で、1,000円未満は切り捨てです。保証料支払額が12万3,456円なら、助成額は12万3,000円になります。
引上げ分がいくらになるかは、公式に書かれていません。金融機関と商工観光課に確かめてください。
申請の流れ
- 保証料を払って融資を受ける(事業者→金融機関。融資は2027年3月31日までに実行)
- 申請書類をそろえる(事業者。様式は砺波市の案内ページから)
- 金融機関を通して市に出す(事業者→金融機関→砺波市 商工観光課)
- 交付決定を受ける(砺波市→事業者)
- 助成金が振り込まれる(書類提出から約1か月)
申請の期限は、公式ページにも案内チラシにも書かれていません。融資を実行したら、早めに金融機関へ書類を渡すのが安全です。
金融機関は、融資を実行した月の翌月10日までに「融資状況報告書」と申請書類を商工観光課へ出す決まりです。事業者側は、この日に間に合うよう書類を早く渡しておくと手続きが進みます。
必要な書類
準備できた 0 / 4
保証料の納付確認書類は、通帳のコピーや口座の取引明細で足ります。交付申請書兼請求書は様式第1号です。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 保証料が戻ってきた:早期完済や保証条件の変更で保証料の返戻があると、市に助成金を返還する決まりです。
- 引上げ分を含めて申請した:経営者保証を付けない代わりに上がった分は、助成の対象になりません。
- 市税を滞納している:市税等の滞納がないことが条件です。承諾書で納付状況を市が確認します。
よくある質問
信用保証料とは何ですか?
融資を受けるとき、信用保証をつけてもらう対価として払う費用です。この制度では、富山県経済変動対策緊急融資(中東情勢特別対策枠)を使ったときに払った保証料が助成の対象になります。県が保証料率を2分の1に軽減しており、残りの事業者負担分を砺波市が全額助成します。まず、自分の保証料がいくらだったかを保証書や通帳で確かめてください。
いくら助成されますか?
県の軽減後に残る事業者負担分の全額です。補助率は10/10で、金額の上限は公式ページに書かれていません。ただし、経営者保証を付けない制度を使って保証料が引き上げられた場合、その引上げ分は含まれません。保証料の内訳は、融資を受けた金融機関で確認できます。助成額を見積もる前に、引上げ分があるかを先に聞いておくと確実です。
引上げ分の保証料とは何ですか?
チラシと申請書の様式には「事業者選択型経営者保証非提供制度利用による引上げ分」とだけ書かれています。経営者個人の保証を付けない選択をした場合に、保証料が上がる仕組みと読めます。この引上げ分は助成されません。自分が該当するかは、融資の契約内容で決まります。金融機関に「経営者保証を外す制度を使ったか」を聞けば、はっきりします。
対象になる融資の期間はいつですか?
2026年7月1日から2027年3月31日までに実行した融資です。申込日ではなく、融資が実行された日で見ます。7月より前に実行された融資は対象外です。3月31日に近い時期に融資を受ける予定なら、実行日がずれ込まないよう、金融機関に日程を確認してください。実行日が期間を外れると助成を受けられません。
申請はいつまでにすればいいですか?
申請の期限は、公式ページにもチラシにも書かれていません。公式に明記があるのは、融資の実行期間(2027年3月31日まで)までです。ここから先は、担当課の判断になります。融資を実行したら早めに書類をそろえ、金融機関を通して提出するのが安全です。不安な場合は、商工観光課(0763-33-1392)に直接確かめてください。
申請はどこに出しますか?
申請書類は、金融機関を通して砺波市役所の商工観光課へ出します。事業者が直接市に持ち込む形ではありません。金融機関は、融資を実行した月の翌月10日までに、融資状況報告書と申請書類を商工観光課へ出す決まりです。書類をそろえたら、融資を受けた金融機関の窓口に渡してください。様式は市の案内ページで入手できます。
助成金はいつ振り込まれますか?
申請書類を出してから約1か月で振り込まれます。流れは、書類の提出、交付決定、助成金の受け取りの順です。書類に不備があれば、その分遅れるでしょう。通帳のコピーや取引明細で保証料の納付が確認できないと、手戻りになります。提出前に、書類が4点そろっているかを見直してください。
必要な書類は何ですか?
4点です。交付申請書兼請求書(様式第1号)、市税等納付状況確認承諾書、信用保証書の写し、保証料を納付したことが分かる書類です。納付の書類は、通帳のコピーや口座の取引明細で足ります。様式は砺波市の案内ページからダウンロードできます。承諾書は、市が納税状況を確認するための書類です。
保証料が戻ってきたらどうなりますか?
早期完済や保証条件の変更で保証料の返戻があった場合、市に助成金を返還します。助成を受けたあとでも、返戻の分は戻す決まりです。融資を早く返す予定があるなら、返戻される保証料と返還額の関係を、金融機関と商工観光課の両方に聞いておくと安心です。返還の手続きの細部は、公式に明記がありません。
市外に本社がある場合は対象ですか?
「市内に主たる事業所または営業所を有する」ことが条件です。本社が市外にあっても、砺波市内に営業所があれば条件を満たす可能性はあります。ただし「主たる」の判断は、公式ページに細かく書かれていません。該当するか迷うときは、商工観光課に事業所の状況を伝えて確かめてください。市外のみで事業をしている場合は対象外です。
市税等を滞納しているとどうなりますか?
市税等を滞納していないことが条件のため、対象外になります。申請時には、納付状況の確認に承諾する書類を出します。滞納がある場合は、先に納付を済ませてから申請できるかを、商工観光課に聞いてください。「市税等」には、市民税・固定資産税・軽自動車税・国民健康保険税のほか、住宅使用料、水道料、下水道使用料、保育料なども承諾書に並んでいます。問い合わせ先は0763-33-1392です。
