補助金

【富山県】空き家フルリノベーション補助金とは?最大200万円

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空き家は、これまで個人が自分の家として直すケースが中心でした。富山県は今年度、企業が買い取って直し、販売する取組を新たに後押しする補助金を設けました。「富山県空き家フルリノベーション支援事業費補助金」です。

対象になるのは、空き家を買い取って改修し、販売する買取再販事業者です。個人が自分の住まいとして空き家を改修する場合は、この制度の対象外になります。その場合は、お住まいの市町村の個人向け空き家改修補助を確認してください。

空き家フルリノベーション支援事業費補助金の要点まとめ

項目内容
申請者事業者(買取再販事業者等の法人・個人事業主)
制度名富山県空き家フルリノベーション支援事業費補助金(企業を対象とする補助事業)
対象業種不動産業(空き家の買取再販を行う事業者)
利用目的空き家対策・既存住宅の省エネ改修
対象地域富山県内
従業員数規定なし(公式ページに記載なし。県土木部建築住宅課へお問い合わせください)
補助上限額Reアドバンス水準:上限120万円(補助率5分の4)/Reチャレンジ水準:上限200万円(補助率5分の4)
補助率5分の4以内(水準により上限額が異なる)
申請受付令和8年7月15日(水曜日)から受付開始。終了日の記載なし
公式サイト富山県「空き家フルリノベーション支援事業費補助金」
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富山県空き家フルリノベーション支援事業費補助金の対象・金額・締切の概要

対象になるのは「買取再販事業者」だけ

この補助金の対象経費は、既存住宅の省エネ改修工事費、設備効率化工事費、省エネ化計画策定費、省エネ診断費です。空き家を買い取り、断熱改修などを施したうえで市場に再び出す取組を想定しています。

個人の方が、自分が住むために空き家を改修する場合は対象になりません。この点は公式ページにもはっきり書かれています。個人向けの改修を検討している方は、市町村の空き家対策担当課に別の補助制度がないか確認するのが近道です。

「Reアドバンス」と「Reチャレンジ」で上限額が変わる

補助水準は2段階に分かれています。どちらも補助率は5分の4ですが、上限額が違います。

水準補助上限額補助率
Reアドバンス120万円5分の4以内
Reチャレンジ200万円5分の4以内
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水準の違いは、改修後の住宅がどこまで省エネ性能を高めるかによります。目指す性能が高いほど、上限額の大きいReチャレンジ水準の対象になる仕組みです。どちらの水準を選ぶかで補助額が最大80万円変わるため、改修計画の段階で設計事業者とよく相談することをおすすめします。

実績報告書の提出期限が「隠れ期限」になる

申請受付は令和8年7月15日から始まっていますが、受付終了日は公式ページに明記されていません。一方で、実績報告書の提出期限は令和9年2月26日(金)必着と決まっています。

工事に着手してから実績報告まで、逆算してスケジュールを組む必要があります。改修工事には設計・施工の期間がかかるため、「受付が始まったから」とすぐに動くのではなく、実績報告の期限から逆算して着工時期を決めるのが実務的な進め方です。

よくある質問

個人が自宅として使う空き家の改修でも申請できますか?

できません。この補助金は、買取再販事業者が販売目的で改修する場合が対象です。個人が自己居住用に改修する場合は、市町村の個人向け補助制度を確認してください。

ReアドバンスとReチャレンジはどちらか一方しか選べませんか?

改修後の住宅の省エネ性能によって、どちらの水準に該当するかが決まる仕組みです。どちらを目指すかは、改修計画の段階で決める必要があります。詳しい判定基準は県土木部建築住宅課にお問い合わせください。

受付はいつまでですか?

公式ページには終了日の記載がありません。予算がなくなり次第終了する可能性があるため、早めの相談をおすすめします。実績報告書の提出期限(令和9年2月26日)から逆算して準備を進めてください。

【攻略ガイド】店舗改装・出店の補助金で失敗しない申請の進め方

店を改装したい。空き店舗を借りて出店したい。自治体の店舗改装・出店補助金は、その背中を押す制度です。ただし、設備・省エネ系の補助金以上に「うっかり対象外」が起きやすいジャンルでもあります。業者選び、エリア、建物の使い方――どれも一歩間違えると補助ゼロ。ここでは複数の自治体の実例から、つまずきやすいポイントを横断的に整理します。

1. この種の補助金の"勘所"

店舗改装・出店系の補助金も、設備・省エネ系と同じく先着順・要件充足型が主流です。事業計画のプレゼン力で勝ち負けが決まる補助金ではなく、「対象エリア・対象業種・施工業者の条件を満たしているか」が9割を決めます。

一部、北九州市の繁華街エリア出店補助金のように専門家との面談・面接審査を経る制度もありますが、これも「独創的な事業計画を競う」というより、「対象要件・営業時間要件を満たしているかを確認する」性格が強い審査です。

このジャンルで特に厄介なのは、「工事はもう終わっているのに、あとから補助金の存在を知った」というケースが構造的に起きやすいことです。改装は不動産契約・引っ越しのスケジュールに引っ張られて、補助金の準備より先に動き出しがち。だからこそ、店を改装しようと思い立った"その日"に、補助金の有無を確認するくらいの感覚が要ります。

2. 申請前に必ず確認する5つのこと

  1. 対象エリア: 「市内全域」ではなく、中心市街地・繁華街の指定エリアに限定している制度が多くある。郡山市には「中心市街地機能活性化ビジョン」で定めたエリア内の遊休不動産に限定する制度があり、北九州市には小倉北区の指定7町(一部丁目のみ含む町もある)に限定する制度がある

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免責事項: 本記事の内容は2026年8月時点で確認できた情報にもとづきます。補助上限額・補助率・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず富山県の公式ページで最新の内容をご確認ください。

出典(一次情報)

この記事を書いた人
白木さん|元・自治体職員
制度をつくる側にいた元・自治体職員(産業振興)

市の産業振興課で補助金の設計・審査に関わってきました。「なぜこの要件があるのか」を制度の目的から説明できるのが強みです。窓口では伝えきれなかった制度の意図まで踏み込んで書きます。掲載内容は公募要領などの一次情報をもとに整理しています。

本記事は情報提供を目的としており、補助金の採択・交付を保証するものではありません。 補助上限額・補助率・締切等の内容は変更される場合があります。申請にあたっては、必ず 公式サイト・最新の公募要領をご確認ください。