この補助金の名前には「モデル」という言葉が入っています。県内の他の中小企業の手本になるような、再生可能エネルギー・省エネ設備の導入事例をつくる狙いがあると読み取れます。対象は、県内中小企業が行う自家消費型太陽光発電・水力発電・地中熱利用設備・高効率空調機器・高効率給湯機器の導入です。
受付は年6回に分かれた締切制で、設備区分ごとに採択予定件数が決まっています。すでに終了した回もあるため、自社が申請できる設備区分と、次の締切がいつかを最初に確認する必要があります。
富山県脱炭素化モデル中小企業育成事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 富山県脱炭素化モデル中小企業育成事業費補助金 |
| 対象業種 | 全業種(県内中小企業) |
| 利用目的 | 環境対策・脱炭素(再生可能エネルギー・省エネ設備の導入) |
| 対象地域 | 富山県内 |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに記載なし。エネルギー政策課へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 自家消費型太陽光発電:5万円/kW以内・上限500万円。水力・地中熱:3分の2以内。高効率空調・給湯:2分の1以内(すでに受付終了) |
| 補助率 | 設備区分ごとに異なる(上表参照) |
| 申請受付 | 6次締切制。第一次5/29・第二次6/30は終了。第三次7/31・第四次8/31・第五次9/30・第六次10/30 |
| 公式サイト | 富山県「富山県脱炭素化モデル中小企業育成事業費補助金の実施について」 |

設備区分によって「もう申請できない」ものがある
この補助金は、設備区分ごとに採択予定件数を決めて運用しています。公式ページで確認できた限りでは、高効率空調機器・高効率給湯機器の枠はすでに受付を終了しています。
| 設備区分 | 補助額・率 | 上限額 | 状況 |
|---|---|---|---|
| 自家消費型太陽光発電設備 | 5万円/kW以内 | 500万円 | 受付中 |
| 水力発電設備(1,000kW未満) | 3分の2以内 | 記載なし | 受付中 |
| 地中熱利用設備 | 3分の2以内 | 記載なし | 受付中 |
| 高効率空調機器 | 2分の1以内 | 記載なし | 受付終了 |
| 高効率給湯機器 | 2分の1以内 | 記載なし | 受付終了 |
空調・給湯機器の入れ替えを検討していた事業者は、この制度の対象に含まれません。別の省エネ関連補助金を探す必要があります。
6次締切制のスケジュールを逆算する
申請は年6回の締切に分かれています。第一次(5月29日)・第二次(6月30日)はすでに終了しており、現時点で申請できるのは第三次(7月31日)以降です。
- 第三次:7月31日
- 第四次:8月31日
- 第五次:9月30日
- 第六次:10月30日
太陽光発電設備は、設計・見積もりの取得に一定の時間がかかります。次の締切に間に合わせるには、逆算して1〜2か月前から準備を始めるのが現実的です。
よくある質問
高効率空調機器の入れ替えは、もう申請できませんか?
公式ページで確認した時点では、高効率空調機器・高効率給湯機器の枠は受付終了となっています。次年度の再募集があるかどうかは、エネルギー政策課にご確認ください。
太陽光発電の上限500万円はどう計算しますか?
「5万円/kW以内」という単価制です。導入するパネルの発電容量(kW)に5万円を掛けた額と、上限500万円を比べて低いほうが補助額になります。
第三次締切に間に合わなかった場合はどうなりますか?
第四次(8月31日)以降の締切に申請できます。ただし採択予定件数に達すると、その時点で受付が終了する可能性もあるため、早めの申請をおすすめします。
