この補助金は、令和7年度11月補正予算で追加された「第3次募集」です。第1次・第2次の募集ですでに多くの企業が採択されており、第3次は人手不足への対応をより強く意識した枠組みになっています。省力化・省人化モデル枠、DX枠、AI導入枠、GX枠の4種類から選んで申請します。
対象は、県内に本社登記がある中小企業者・小規模企業者・NPO法人・医療法人・組合です。個人事業主・フリーランスも利用できます。
富山県中小企業トランスフォーメーション補助金(第3次募集)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主・フリーランス) |
| 制度名 | 第3次 富山県中小企業トランスフォーメーション補助金 |
| 対象業種 | 全業種(県内に本社登記がある事業者) |
| 利用目的 | 省力化・DX推進・AI導入・GX(生産性向上) |
| 対象地域 | 富山県内(本社登記が県内) |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに記載なし。事務局へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 省力化・省人化モデル枠:上限1,000万円(下限200万円)。DX枠・AI導入枠・GX枠:上限500万円(下限100万円) |
| 補助率 | 中小企業者・組合:2分の1~3分の2、小規模企業者:3分の2~4分の3(枠により異なる) |
| 申請受付 | 令和8年2月27日(金)~7月31日(金) |
| 公式サイト | 富山県新世紀産業機構「第3次 富山県中小企業トランスフォーメーション補助金」 |

4つの枠、上限額が2倍違う理由
4つの枠のうち、省力化・省人化モデル枠だけ上限額が突出して高く設定されています。
| 枠 | 上限額 | 下限額 | 補助率 |
|---|---|---|---|
| 省力化・省人化モデル枠 | 1,000万円 | 200万円 | 中小・組合2/3、小規模3/4 |
| DX枠 | 500万円 | 100万円 | 中小・組合1/2~2/3、小規模2/3~3/4 |
| AI導入枠 | 500万円 | 100万円 | 中小・組合2/3、小規模3/4 |
| GX枠 | 500万円 | 100万円 | 中小・組合1/2~2/3、小規模2/3~3/4 |
「省力化・省人化モデル」とは、人手が足りない業務を機械やシステムに置き換える取組を指します。 富山県が人手不足への対応をこの補正予算の主眼に置いたため、この枠だけ他の2倍の上限額になっていると考えられます。
DX枠・GX枠は補助率に幅がある
DX枠とGX枠は「2分の1~3分の2」のように、補助率が幅で示されています。これは、事業計画の内容によって適用される補助率が変わることを意味します。
どの補助率が適用されるかは、申請書の審査結果次第です。想定される最大の補助率(3分の2など)で資金計画を組んでしまうと、実際の交付額が想定を下回るリスクがあります。下限側の補助率(2分の1)を基準に自己負担額を見積もっておくほうが、資金繰りの計画としては安全です。
受付は7月31日まで。第4次の告知はまだない
申請受付は令和8年2月27日から7月31日までです。この記事の公開時点で、第4次募集が実施されるかどうかの告知は確認できていません。
第1次・第2次・第3次と続いてきた経緯から、次年度以降に同様の枠組みが再開される可能性はありますが、確定情報ではありません。締切に間に合わせて準備を進めることをおすすめします。
よくある質問
個人事業主でも申請できますか?
できます。公式ページに「個人事業主、フリーランスも利用可能」と明記されています。ただし、県内に本社(事業の本拠)を置いていることが条件です。
どの枠に申請すればよいか分かりません
人手不足に対応する設備投資なら省力化・省人化モデル枠、業務のデジタル化ならDX枠、AI技術の導入ならAI導入枠、脱炭素・省エネの取組ならGX枠が目安です。判断に迷う場合は事務局に相談することをおすすめします。
補助率が幅で示されているのはなぜですか?
事業計画の内容や審査結果によって、適用される補助率が変わる仕組みです。資金計画を立てる際は、幅の下限側で見積もっておくことをおすすめします。
