渇水の夏にポンプを回した燃料代、水を運んだトラックの借り賃、水まわりに出た人手の日当。補助の対象期間は2026年7月8日から8月31日で、もう過ぎています。それでも申請は、2026年10月30日(金)まで受け付けています。
豊岡市内で農産物をつくる農業者には、かかった費用の1/2が出ます。上限は個人・法人が10万円で、認定農業者等・集落営農組合・農会・土地改良区は20万円です。対象になるのは7月8日から8月31日に行った対策だけで、領収書と作業の記録が残っていることが前提になります。
豊岡市農業渇水緊急対策事業補助金の要点まとめ
正式名:豊岡市農業渇水緊急対策事業補助金
だれが
- 申請者
- 農業者・農会・土地改良区
- 対象業種
- 農業(水稲・野菜・果樹など。家庭菜園は除く)
- 利用目的
- 渇水対策のポンプ・給水車などの費用
- 対象地域
- 兵庫県豊岡市
- 従業員数
- 公式ページに記載なし(農業政策課へお問い合わせください)
いくら
- 補助上限額
- 20万円(個人・法人は10万円。認定農業者等・農会などは20万円)
- 補助率
- 対象経費の1/2以内(百円未満切り捨て)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年8月24日〜2026年10月30日
- 事業の完了
- 2026年8月31日(対象は7月8日から)
うちの田畑は対象になる?
次の5つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 5
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 家庭菜園だけ
- ✕ 市外に住所がある
- ✕ 7月8日より前の対策
ここでいう農業者は、経営耕地面積が10アール以上、または農産物の販売金額が15万円以上の人です。「認定農業者等」に当たるかどうかの定義は、公式ページや概要資料に書かれていません。上限が20万円になる区分なので、当てはまりそうなら農業政策課に聞くのが近道です。
いくら戻ってくる?
かかった費用の1/2で、百円未満は切り捨てです。上限に届くのは、個人・法人なら費用が20万円以上、認定農業者等なら40万円以上のときです。
- 水稲農家(個人)がエンジンポンプとホースを買う:12万円 × 1/2 = 6万円
- 野菜農家(法人)がトラックを借り、燃料も使う:36万円 × 1/2 = 18万円 → 上限の10万円
- 同じ36万円を認定農業者が使った場合:36万円 × 1/2 = 18万円(上限20万円の範囲内)
- 果樹農家が給水の見回りに延べ40時間かける:人件費は1時間1,500円まで対象なので、40時間 × 1,500円 = 6万円 × 1/2 = 3万円
電気代は、使った額そのままではなく差額が対象です。昨年または一昨年の同じ月と比べ、使用量が増えている場合に限ります。たとえば前年同月が1.2万円、今年が2.0万円なら、差額の0.8万円が経費で、補助は0.4万円です。
何に使える?
対象にならないもの
- 7月8日より前、または8月31日より後に行った対策
- 農事用電力以外の電気代
- 使用量が増えていない月の電気代
- 時給1,500円を超える部分の人件費
- 家庭菜園の対策
対象になるもの
- 小型ポンプなどの購入または借上げ(水中ポンプ、エンジンポンプ、給水タンク、発電機、延長コード。ホースなど必要不可欠な付属部品を含む)
- 給水車・散水車・ミキサー車・トラックの借上げ
- 取水や給水に必要な人件費、燃料費、電気代、修繕料、委託費、重機借上料、工事費
購入でも借上げでも、小型ポンプなどは対象です。買い切りのポンプも、レンタルの給水車も同じ枠で申請できます。
申請の流れ
公式の概要資料にある流れは、農会を通す形です。
- 対策の記録をそろえる(農業者。領収書、実施写真、実施箇所図)
- 申請書を書く(農業者。市の公式ページにある申請書と記入例を使う。着手日と完了日、経費の内訳を、ポンプ・車両・人件費や燃料費などの3区分に分けて書く)
- 農会に申請書を出す(農業者→農会。農会ごとの締めは農会に聞いておくと確実です)
- 農会が取りまとめて市に出す(農会→農業政策課。8月24日〜10月30日)
- 市が審査する(農業政策課)
- 補助金が交付される(市→申請者。通帳の写しの口座へ)
農会に入っていない農業者の出し方は、概要資料の図に載っていません。確かめるなら農業政策課 農村整備係(0796-23-1127)です。
必要な書類
準備できた 0 / 6
申請書の添付書類欄は、領収書の写し、渇水対策の状況がわかる写真、対策をしたほ場の位置図の3つです。公式ページはこれに通帳の写しを加えています。名簿は農会が申請者をまとめるときに使うExcelで、申請者ごとに4つの添付書類がそろっているかのチェック欄があります。実施写真がないときは、内容がわかる書類で代えられます。ポンプなら吸水から吐水までの経路図と稼働状況(月日・時間)、日当なら作業日報などです。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 期間外の対策:2026年7月8日より前、8月31日より後の対策は対象になりません。
- 家庭菜園:自家用の家庭菜園は除かれます。
- 電気代の使い方:農事用電力以外、使用量が増えていない月は対象外です。
- 人件費の単価:農業者などへの人件費は、1時間1,500円を上限に計算します。
- 実態とのずれ:概要資料は、申請内容が実際の実施状況に沿っているかの確認を求めています。
- 10月30日を過ぎた:申請期限は2026年10月30日(金)までです。
よくある質問
対象期間が終わっていますが、今から申請できますか?
申請できます。補助の対象になるのは2026年7月8日から8月31日までに行った渇水対策ですが、申請の受付期間は別で、2026年8月24日から10月30日(金)までです。対策そのものは終わっていても、期間内に出した領収書や実施写真がそろっていれば、10月30日までに申請書を出せます。農会経由の場合は、農会の取りまとめ日程にも気を付けてください。
個人・法人の10万円と、認定農業者等の20万円の違いは何ですか?
補助上限額の区分です。個人・法人は10万円、認定農業者等・集落営農組合・農会・土地改良区は20万円が上限で、補助率はどちらも対象経費の1/2です。たとえば経費が36万円なら補助は18万円で、個人・法人は10万円、認定農業者等は18万円になります。「認定農業者等」の範囲は公式ページに定義がないため、当てはまりそうなときは農業政策課に聞いてください。
家庭菜園でも対象になりますか?
対象外です。公式ページと概要資料のどちらにも、家庭菜園は除くと書かれています。対象は、市内に住所があり、市内で水稲・野菜・果樹などの農産物を生産している農業者です。概要資料では、農業者を経営耕地面積10アール以上、または農産物の販売金額15万円以上の人としています。自分が農業者に当たるか迷うときは、申請の前に農業政策課へ聞きます。
ポンプは買っても借りても対象ですか?
どちらも対象です。小型ポンプなどの購入または借上げが対象経費で、水中ポンプ、エンジンポンプ、給水タンク、発電機、延長コードが含まれます。ホースなど、使うのに必要不可欠な付属部品も入ります。給水車・散水車・ミキサー車・トラックの借上げも対象です。いずれも7月8日から8月31日の間に行った対策に限るので、購入日や借上げの日付が領収書でわかるようにしておきます。
人件費はいくらまで認められますか?
農業者などに支払う人件費は、1時間あたり1,500円までが経費の上限です。たとえば延べ40時間の作業なら、経費に入るのは最大6万円で、補助はその1/2の3万円になります。実際の日当や時給が1,500円より高くても、超えた部分は対象になりません。実施写真で内容を示せない日当は、作業日報などで代えられると概要資料に書かれています。
電気代はどうやって計算しますか?
昨年または一昨年の同じ月との差額で計算します。使用量が増えている場合に限られ、農事用電力の電気代だけが対象です。たとえば前年の同じ月が1.2万円、今年が2.0万円なら、差額の0.8万円が対象経費になり、補助は0.4万円です。使用量が増えていない月の電気代は対象になりません。検針票など、月ごとの金額がわかる資料を手元に置いておくと計算しやすくなります。
実施写真がないと申請できませんか?
写真がなくても、内容がわかる書類で代えられます。概要資料の例では、ポンプの場合は吸水から吐水までの経路図と、稼働状況(月日・時間)です。日当の場合は作業日報などが挙げられています。ただし、領収書と実施箇所図(位置図)、通帳の写しは別に必要です。どの書類で代えられるか迷う場合は、申請書を出す前に農業政策課へ聞いておくと安心です。
農会に入っていない場合はどこに出しますか?
公式ページの概要資料には、農業者が農会に申請書を出し、農会が取りまとめて市に出す流れしか載っていません。農会に入っていない農業者の出し方は、資料からは確認できませんでした。市の担当は農業政策課 農村整備係で、電話は0796-23-1127です。申請期限は10月30日(金)なので、迷ったら早めに問い合わせて、出す先を確かめておくのが安全です。
申請の受付はいつまでですか?
2026年10月30日(金)までです。受付は2026年8月24日(月)から始まっています。補助の対象になる渇水対策は7月8日から8月31日の間に行ったものですが、申請の期限は別なので、この日付を過ぎると申請できません。農会を通す場合は、農会が取りまとめて市に出す期限も10月30日なので、農会ごとの締めを先に聞いておくと確実です。
問い合わせ先はどこですか?
豊岡市 コウノトリ共生部 農業政策課 農村整備係です。電話は0796-23-1127、所在地は豊岡市中央町2番4号です。市のページには専用の問い合わせフォームもあります。開庁時間は月曜日から金曜日の午前9時から午後4時30分までで、土日祝日と12月29日〜1月3日は閉まっています。対象になるか、書類はこれで足りるか迷ったときは、申請書を出す前に聞きます。
