空き店舗を借りて開業する。物件は決まっても、内装工事の見積もりを見て手が止まる——という相談はよくあります。内外装、給排水、空調、電気。数百万円規模になることも珍しくありません。

鶴岡市の空き店舗解消リフォーム事業補助金は、その工事費の2分の1を補助します。上限は中心市街地開業枠で100万円、市内開業枠で50万円です。申請受付は令和8年5月20日から令和9年2月26日まで。工事の着手前に申請しておく必要があります。

対象は、市内で小売業・飲食業・サービス業のいずれかを営む中小企業者です。創業者、事業承継者、いずれも対象になります。

令和8年度鶴岡市空き店舗解消リフォーム事業補助金の要点まとめ

項目内容
申請者事業者(法人・個人事業主)
制度名令和8年度鶴岡市空き店舗解消リフォーム事業補助金
対象業種小売業・飲食業・サービス業
利用目的空き店舗での開業・事業承継にともなうリフォーム工事費
対象地域山形県鶴岡市内(中心市街地区域と、それ以外の市内区域で上限額が異なる)
従業員数中小企業基本法上の中小企業者(業種ごとに資本金・従業員数いずれかの基準を満たす事業者)
補助上限額中心市街地開業枠100万円/件、市内開業枠50万円/件(補助対象経費の1/2以内)
補助率1/2以内
申請受付令和8年5月20日(水)〜令和9年2月26日(金)
公式サイト鶴岡市「鶴岡市空き店舗解消リフォーム事業補助金について」
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令和8年度鶴岡市空き店舗解消リフォーム事業補助金の対象・金額・締切の概要

中小企業者とは、中小企業基本法第2条に定義される事業者のことです。業種ごとに資本金または従業員数のどちらか一方の基準を満たせば該当します(製造業その他は資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売業は1億円以下または100人以下、小売業は5,000万円以下または50人以下、サービス業は5,000万円以下または100人以下)。小売・飲食・サービス業を営む個人事業主であれば、ほとんどの場合この基準に収まります。

いくらまで、何を対象にできる工事か

対象になるのは、内外装工事、給排水設備工事、冷暖房・空調工事、電気・照明工事、附帯設備の設置工事です。補助率は工事費の1/2以内。中心市街地区域で開業する場合は上限100万円、それ以外の市内区域なら上限50万円です。

中心市街地かどうかで、受け取れる上限額が2倍違います。物件を探す段階で、対象区域に入っているかどうかを商工課に確認しておくと、資金計画が立てやすくなります。

自分は対象になるか確かめる

対象になるには、次をすべて満たす必要があります。

  • 市内に事業所を持つ中小企業者で、小売業・飲食業・サービス業のいずれかを営むこと
  • 創業者、または経営経験のない事業承継者は「特定創業支援等事業」を受けていること
  • 週4日以上営業すること
  • 令和9年3月31日までに工事代金の支払いと営業開始を完了すること
  • 物件の所有者と特定の関係がないこと(事業承継の場合を除く)
  • 市税を滞納していないこと

申請の順番でつまずかないために

この補助金は、事業を始める前に申請する必要があります。工事に着手してから申請しても対象になりません。公式ページでは、工事開始予定日の1か月前をめどに事前相談することが求められています。物件が決まったら、契約と同時に商工課へ連絡するくらいのタイミング感が安全です。

よくある質問

Q1. すでに工事を発注してしまいましたが申請できますか?

A. できません。この補助金は事業開始前の申請が前提です。工事開始予定日の1か月前をめどに、事前相談から始める必要があります。

Q2. 事業承継で店舗を引き継ぐ場合も対象になりますか?

A. 対象になります。ただし経営経験のない事業承継者は、創業者と同様に「特定創業支援等事業」を受けていることが条件です。

Q3. 中心市街地とそれ以外で、何が変わりますか?

A. 上限額が変わります。中心市街地開業枠は100万円、それ以外の市内開業枠は50万円です。補助率はどちらも工事費の1/2以内で同じです。

免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助上限額・補助率・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず鶴岡市の公式ページで最新の内容をご確認ください。

出典(一次情報)