前の記事で紹介した「やまのべ高品質なものづくり支援事業補助金」が既存の製造業者向けだったのに対し、こちらはこれから山辺町内で事業を始める人が対象です。同じ「やまのべ」の名前がついた補助金ですが、対象者が正反対になっています。
補助メニューは「ソフト支援」と「ハード支援」の2種類です。書類作成費や広告宣伝費のような開業準備の経費と、店舗・設備そのものの新設費用とで、上限額が2倍違います。申請には4月から7月末までの事前連絡が必須という、他の補助金にはあまり見ない条件が付いています。
山辺町やまのべ創業スタートアップ支援補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | やまのべ創業スタートアップ支援補助金 |
| 対象業種 | 公式ページに業種の限定記載なし(山辺町産業課商工振興係へお問い合わせください) |
| 利用目的 | 申請書類作成・備品購入・広告宣伝等(ソフト支援)、開業に必要な施設・設備の新設(ハード支援) |
| 対象地域 | 山辺町内で事業を開始する起業家 |
| 従業員数 | 公式ページに記載なし(山辺町産業課商工振興係へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | ソフト支援: 上限50万円/ハード支援: 上限100万円 |
| 補助率 | 対象経費の1/2以内 |
| 申請受付 | 年度内での交付申請・実績報告。事前連絡は4月〜7月末までの期間に必須 |
| 公式サイト | 山辺町「やまのべ創業スタートアップ支援補助金」 |

ソフト支援とハード支援の違い
同じ創業でも、何にお金がかかるかで使う枠が変わります。
| 区分 | 対象経費の例 | 上限額 |
|---|---|---|
| ソフト支援 | 申請書類作成費、備品購入費、広告宣伝費 | 50万円 |
| ハード支援 | 開業に必要な施設・設備の新設費用(住居部分を除く) | 100万円 |
補助率はどちらも対象経費の1/2以内です。例えば店舗の内装工事に150万円かけた場合、ハード支援の上限100万円に届くには200万円の経費が必要になる計算です。150万円なら補助額は75万円にとどまります。
「住居部分は除く」という条件があるため、自宅の一部を店舗にする場合は、生活スペースの改修費までは補助対象になりません。工事の見積を店舗部分とそれ以外で分けておくと、審査時にスムーズです。
申請前に必ず知っておきたい注意点
重要なのは、事前連絡の期間が4月から7月末までに限られていることです。年度の後半に創業を思い立っても、この期間を過ぎていると相談自体を受け付けてもらえない可能性があります。
- まず4〜7月末までに産業課商工振興係へ事前連絡し、対象要件の確認を受ける必要があります
- 交付要綱に詳細要件が定められており、公式ページの案内だけでは分からない部分があります
秋以降に創業を検討している方は、今年度の事前連絡期間(4〜7月末)にすでに間に合っていない可能性があるため、早めに問い合わせることをおすすめします。
よくある質問
事前連絡をせずに交付申請だけしても受け付けてもらえますか?
公式ページには「4月から7月末までの期間内に必ず事前連絡くださるようお願いします」と明記されています。事前連絡なしでの申請は想定されていないとみられます。
ソフト支援とハード支援は両方申請できますか?
公式ページには両方の申請可否について明記がありません。(山辺町産業課商工振興係へお問い合わせください)。
フランチャイズ開業でも対象になりますか?
公式ページにフランチャイズを除外する記載は見当たりませんが、詳細要件は交付要綱にあるため(山辺町産業課商工振興係へお問い合わせください)。
