介護施設のスプリンクラー整備や非常用自家発電設備の導入を検討しているなら、まず和歌山県への「協議予定見込調査」への回答が最初の一歩です。国の交付金を使う施設整備は、県を経由して国と協議する仕組みになっており、この見込調査に載らないと国との協議自体が始まりません。
介護・福祉空間整備等施設整備交付金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(介護保険施設・事業所を運営する法人) |
| 制度名 | 国地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金(県補助分) |
| 対象業種 | 医療、福祉 |
| 利用目的 | 設備整備・IT導入をしたい |
| 対象地域 | 和歌山県内(定員30人以上の広域型施設が中心。定員29人以下の地域密着型施設は市町村経由) |
| 従業員数 | 規定なし(介護施設・事業所が対象) |
| 補助上限額 | 公式ページに記載なし(和歌山県地域介護・福祉空間整備等施設整備補助金交付要綱による。長寿社会課へお問い合わせください) |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(同上) |
| 申請受付 | 見込調査の提出方法・提出期限は各振興局から案内 |
| 公式サイト | 和歌山県「令和9年度又は令和8年度第2回目の国地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金【県補助分】の協議予定見込調査について」 |

対象になる7つの整備事業
この交付金は、施設の安全性・機能性を高める7つの整備事業を対象にしています。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| スプリンクラー設備等整備事業 | スプリンクラー等の消防設備整備 |
| 大規模修繕等支援事業 | 老朽化施設の大規模修繕 |
| 非常用自家発電設備整備事業 | 停電時に備えた自家発電設備の導入 |
| 水害対策強化事業 | 浸水対策等の水害対策工事 |
| 給水設備整備事業 | 給水設備の新設・改修 |
| ブロック塀等改修整備事業 | 倒壊リスクのあるブロック塀の改修 |
| 換気設備整備事業 | 感染症対策等のための換気設備整備 |
自施設で検討している工事がこの7区分のいずれかに該当するかを、まず確認してください。
令和9年度分「または」令和8年度第2回目、という書き方の意味
制度名にある「令和9年度又は令和8年度第2回目」という表現は、今回の見込調査が2つの申請タイミングをまとめて聞いていることを示しています。令和8年度中に2回目の国協議枠が用意されるか、令和9年度分としての実施になるかは、この後の予算編成次第です。
どちらのタイミングになるにせよ、今回の見込調査に回答しておかないと対象から外れます。実施時期が確定していないことを理由に回答を後回しにしないよう注意してください。
承認までの重要なタイミングと必要書類
- 協議予定見込調査への回答(現在案内が出ている段階。提出方法・期限は各振興局から個別案内)
- 県が調査結果をとりまとめ、国へ協議
- 国の内示・予算成立後、正式な交付申請
対象施設は主に定員30人以上の広域型施設です。定員29人以下の地域密着型施設は、県ではなく市町村経由の協議になります。自施設の区分が分からない場合は、長寿社会課(073-441-2440)に確認すると確実です。
よくある質問
Q. 見込調査に回答すれば交付金は確定しますか?
A. いいえ。見込調査は国と協議するための材料集めであり、実際の交付は国の予算編成・内示を経てから決まります。
Q. 定員20人の地域密着型施設ですが、県に直接回答すればよいですか?
A. いいえ。定員29人以下の地域密着型施設は市町村経由の協議になります。まず施設所在地の市町村にご確認ください。
Q. 見込調査の回答期限はいつですか?
A. 本記事執筆時点で公式ページに具体的な日付の記載はなく、施設所在地を管轄する振興局から個別に案内されます。早めに長寿社会課または管轄振興局へ確認することをおすすめします。
