輸出を始めたい中小企業は多いが、1社だけでは物流・海外販路・言語対応まで手が回らない。この課題を、複数の事業者が連携して解決する仕組みを後押しする制度が、JETROの「中堅・中小企業輸出支援エコシステム形成事業費補助金」でした。
この公募は2026年5月25日15時で締め切られ、現在は申請できません。 対象業種は限定されておらず(汎用)、補助率1/2・上限2,000万円という制度でした。
中堅・中小企業輸出支援エコシステム形成事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(2者以上の連携体。地域商社・物流事業者・AI関連事業者・海外販路開拓支援事業者等) |
| 制度名 | 令和8年度中堅・中小企業輸出支援エコシステム形成事業費補助金 |
| 対象業種 | 汎用 |
| 利用目的 | DX・IT導入 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 上限2,000万円 |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 終了(2026年4月27日〜5月25日15:00) |
| 公式サイト | ジェトロ「令和8年度『中堅・中小企業輸出支援エコシステム形成事業費補助金』の公募について」 |

単独では申請できない。「連携体」が前提の制度
この制度の最大の特徴は、単独の企業では申請できない点です。 中堅・中小企業を中心とした2者以上の連携体を構成し、そのうち中核となる事業者(コア事業者)が代表して申請する仕組みでした。
想定されていた連携先の例は次のとおりです。
- 地域商社
- 物流事業者
- AI関連事業者
- 海外販路開拓支援事業者
輸出には「モノを作る力」だけでなく、「海外に運ぶ・売る・言語対応する力」が必要です。この制度は、それぞれの強みを持つ事業者が組むことで、中小企業単独では実現しにくい輸出体制を地域に作ることを目指していました。前年度(令和7年度)は最大2,000万円の補助が示されており、令和8年度も同水準の上限だったと考えられます。
今から申請できますか?
2026年5月25日15時で公募は締め切られており、今から申請することはできません。 これは公式情報にもとづく事実です。
次回公募の実施有無・時期は、本記事の執筆時点で確定していません。JETROの公式サイト・公募情報ページを確認するのが確実です。
次回公募に備えてできること
連携体を組む制度である以上、パートナー探しには時間がかかります。締切後の今から動いても遅くありません。
- 連携候補(地域商社・物流事業者・海外販路開拓支援事業者等)に早めに声をかけておく:公募開始後にゼロから連携先を探すのは時間的に厳しくなります
- どの事業者がコア事業者(代表申請者)を担うか、役割分担を整理しておく:連携体の中での責任分担を明確にしておきます
- 輸出を目指す製品・サービスと、想定する輸出先国を具体化しておく:連携体で実現したい輸出モデルを言語化しておきます
- JETROの公式サイトを定期チェックする
よくある質問
今から申請できますか?
できません。2026年5月25日15時で公募は締め切られています。次回公募の発表を待つか、JETROの他の輸出支援制度もあわせて確認する方法があります。
1社だけでも申請できますか?
できません。中堅・中小企業を中心とした2者以上の連携体を構成することが要件です。単独での輸出支援を検討している場合は、JETROの他の個別支援制度(海外販路開拓支援等)を確認してください。
次回はいつ頃募集されますか?
本記事の執筆時点で、次回の公募時期は確定していません。JETROの公式サイトで新着情報を確認してください。
