アフリカの社会課題解決を切り口に事業を展開したいが、現地調査だけでもコストがかかる。この現地展開の初期段階を後押しする制度が「グローバルサウスとの連携強化に資する共創型技術人材交流事業費補助金(アフリカ市場活力取り込み支援事業)」です。令和6年度補正分は2025年5月1日で募集を終了しています。 上限2,000万円の制度でした。
この補助金は経済産業省の予算で実施され、アフリカの社会課題解決に意欲を持つ日本企業を対象に、事業計画の作成から現地でのフィールド調査・プロダクト検証まで支援する制度です。令和6年度分の執行団体公募には1件の応募があり、採択が決定しています。
アフリカ市場活力取り込み支援事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人。アフリカの社会課題解決に意欲を持つ日本企業) |
| 制度名 | 令和6年度補正 グローバルサウスとの連携強化に資する共創型技術人材交流事業費 補助金(アフリカ市場活力取り込み支援事業) |
| 対象業種 | 汎用 |
| 利用目的 | 人材確保・雇用 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 上限2,000万円 |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(経済産業省へお問い合わせください) |
| 申請受付 | 終了(〜2025年5月1日) |
| 公式サイト | jGrants「令和6年度補正 グローバルサウスとの連携強化に資する共創型技術人材交流事業費 補助金(アフリカ市場活力取り込み支援事業)」 |

「事業計画の作成」から始まる支援の流れ
この制度は、単に資金を渡すだけでなく、アフリカ進出に向けた段階的なプロセス支援を伴う設計でした。
- 事業計画書の作成支援:アフリカ進出にあたっての事業計画づくりをサポート
- 現地調査(フィールド調査):現地の市場・社会課題を実際に調査
- プロダクト検証:自社の製品・サービスが現地ニーズに合致するかを検証
単なる資金補助ではなく「計画づくりから検証まで伴走する」設計になっている点が、通常の海外展開補助金との違いです。 これから初めてアフリカ市場に挑戦する企業にとって、調査ノウハウそのものが得られる制度だったといえます。
「グローバルサウス」とは、アフリカ・アジア・中南米などの新興国・開発途上国を指す呼び方で、本制度はその中でも特にアフリカに焦点を当てた事業でした。令和6年度補正では、同じ「グローバルサウスとの連携強化」の枠組みでインド等を対象とした別事業(寄付講座等事業拡大促進事業)も並行して実施されています。
今から申請できますか?
できません。2025年5月1日で締め切られています。「グローバルサウスとの連携強化」という枠組み自体は経済産業省が継続的に取り組んでいる政策分野のため、後継事業が実施される可能性があります。
次回公募に備えてできること
- アフリカ進出における社会課題を明確にしておく:現地のどの課題を、自社のどの技術・サービスで解決するかを整理しておきます
- 現地パートナー候補を探しておく:現地調査・検証をスムーズに進めるための連携先を検討しておきます
- 経済産業省の公募情報ページで「グローバルサウス」関連事業を確認する:インド向け等、対象国が異なる類似事業も含めて情報収集しておくと選択肢が広がります
よくある質問
今から申請できますか?
できません。2025年5月1日で締め切られています。後継のグローバルサウス関連事業は経済産業省の公募情報ページで確認してください。
アフリカ以外の国も対象になりますか?
本制度はアフリカに特化した枠組みです。インド等を対象とした別枠(寄付講座等事業拡大促進事業)が同時期に実施されていました。
