フードテックの技術を持っていても、実際にビジネスとして成り立つかを検証する段階で足踏みする事業者は少なくありません。この補助金は、その実証段階を後押しする制度です。令和7年度分は2025年6月20日で公募を終了しています。
フードテックビジネス実証事業(令和7年度)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(単独またはコンソーシアム) |
| 制度名 | 令和7年度フードテックビジネス実証事業 |
| 対象業種 | 汎用(食品産業・フードテック関連事業者) |
| 利用目的 | 創業・第二創業、販路開拓・展示会、まちづくり・地域振興、事業承継・M&A、研究開発・実証、資金繰り・融資、設備投資、DX・IT導入、脱炭素・省エネ |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 1,000万円 |
| 補助率 | 2分の1以内 |
| 申請受付 | 〜2025年6月20日(終了) |
| 公式サイト | 農林水産省「フードテック・新事業創出」 |

「実証」段階に絞って補助する理由
フードテックの新規ビジネスは、技術は完成していても、実際の販売現場や消費者の反応を確かめるまでは事業化の判断ができません。農林水産省はこの検証段階を「実証事業」として切り出し、量産・本格販売前のリスクの高い時期に絞って支援することで、有望な技術が資金不足で事業化に至らず終わることを防ごうとしています。既に量産・販売体制が整っている事業は、この制度よりも設備投資系の補助金が候補になります。
コンソーシアムでの申請も想定されている
利用目的の欄が非常に幅広く設定されているのは、フードテックビジネスが単独の技術開発だけでなく、生産者・加工業者・販売事業者が連携するコンソーシアム形式で実証されることが多いためとみられます。自社単独では実証しきれない場合、関連企業との連携体制を組んだうえで申請することも選択肢になります。
次回公募に備えてやっておくこと
この事業は農林水産省が継続的に実施している実績があり、令和8年度分の公募も確認できます。公式に明記があるのは終了した公募の実績までで、次年度の詳細な条件は現時点で未定です。実証したいビジネスモデルと、連携が必要な事業者の候補を早めに整理しておくと、公募開始後にスムーズに動けます。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和7年度分は2025年6月20日で公募を終了しています。次回公募の情報は農林水産省の公式サイトで確認してください。
コンソーシアムでの申請は必須ですか?
必須ではないとみられます。単独事業者・コンソーシアムのどちらも対象と読み取れますが、詳細は公募要領原本でご確認ください。
令和8年度分との違いは何ですか?
年度・回次が異なる別の公募です。補助上限額・補助率は同水準ですが、具体的な要件は年度ごとに異なる可能性があるため、最新の公募要領で確認してください。
