羽村市の事業者物価高騰緊急対策助成金は、法人に10万円、個人事業主に3万円を支給する制度です。受付期間は2026年4月6日から9月30日までで、いまは期間が過ぎています。対象は、2025年4月1日以前から市内で営業している事業者だけでした。
使い道の報告は求められない、定額の助成金です。電子申請は市が停止していたため、郵送か窓口に出す形でした。次に似た制度が出たときの準備として、条件と書類を残します。
羽村市 事業者物価高騰緊急対策助成金の要点まとめ
正式名:羽村市事業者物価高騰緊急対策助成金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 指定なし(信用保証の対象外の業種は除く)
- 利用目的
- 物価高騰による経営への影響の緩和
- 対象地域
- 東京都羽村市
- 従業員数
- 規定なし(中小企業者などであること)
いくら
- 補助上限額
- 法人10万円/個人事業主3万円(1事業者1回限り)
- 補助率
- 定額
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年9月30日まで(4月6日開始・先着順)。受付は終了
- 公式サイト
- 羽村市「事業者物価高騰緊急対策助成金」
うちの会社は対象になる?
次の6つにすべて当てはまれば、対象の見込みでした。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 6
法人は市内に本店か支店の登記があるか、確定申告書などで市内の事務所・事業所を確認できることが条件です。個人事業主は、確定申告書などで確認できることが条件です。市内の事務所か事業所に、2025年4月1日以前から営業の実態がある必要があります。
中小企業者は業種ごとに資本金か従業員数の上限が決まっていて、どちらか一方を満たせば該当します。対象の法人は、一般社団法人・社会福祉法人・NPO法人・学校法人・医療法人などです。市税は国民健康保険税を含み、申請の日の時点で納める時期が来ているものです(徴収猶予を受けている場合は除く)。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 2025年4月2日以降に市内で開業した
- ✕ 東京信用保証協会の保証対象外の業種
- ✕ 倒産の手続きを申し立てている
- ✕ 市税に滞納がある
- ✕ 目的に照らし適当でないと市長が認めた者
東京都農業信用基金協会が保証する業種と学校法人は、業種の制限から除きます。倒産の手続きは、破産・会社更生・民事再生・特別清算などです。市税の滞納は、徴収猶予を受けている場合は除きます。
不動産の貸付けは、貸間・アパートなら貸せる独立した客室がおおむね10室以上、独立家屋ならおおむね5棟以上で、事業と判断されます。駐車場は5台を1室と数えます。
いくら受け取れる?
法人は10万円、個人事業主は3万円です。1事業者につき1回限りで、事業所が複数あっても加算されません。
- 法人(市内に本店のある小売業):10万円 × 1法人 = 10万円
- 個人事業主(市内で美容室を営む):3万円 × 1人 = 3万円
- 法人が市内に3店舗を持つ場合:10万円 × 1法人 = 10万円(店舗ごとの加算はなし)
市の資料では、事業費は1億2,407万円です。見込みの対象は、市内の個人事業主1,200件と法人1,500件です。全員が申請すると総額は約1億8,600万円(3万円×1,200件+10万円×1,500件の計算)になり、事業費を上回ります。先着順で予算に達すれば、期間内でも受付は終わるため、早い申請が有利でした。
申請の流れ
- 要件を確かめる(事業者。開業日と市税の納付状況)
- 書類を集める(事業者。法人は法人市民税の確定申告書と履歴事項全部証明書、個人は2025年分の確定申告書と決算書)
- 申請書に記名押印して出す(事業者→産業振興課。郵送か窓口。電子申請は停止中。9月30日の消印まで)
- 審査を受けて振り込みを待つ(羽村市→事業者)
必要な書類
準備できた 0 / 8
申請書と宣誓書は様式1と別紙で、記名押印が各1か所あります。法人は、申請時点で最新の法人市民税の確定申告書と法人事業概況説明書の控えの写し、履歴事項全部証明書を出します。個人事業主は、2025年分の所得税の確定申告書と決算書の控えの写しを出します。
通帳の名義は、法人なら法人名義か代表者名義、個人なら申請者名義です。
このほかに、市長が必要と認める書類を求められることがあります。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 予算がなくなった:先着順です。9月30日より前でも、申請額が予算に達すると受付は終わります。
- 2025年4月2日以降に開業した:営業の実態が「2025年4月1日以前から」続いていることが要ります。
- 市税に滞納がある:申請の日の時点で納める時期が来ている市税を納め終えている必要があります。
よくある質問
2025年度に開業した事業者は対象になりますか?
対象にならない場合が大半です。条件は、2025年4月1日以前から引き続き市内に営業の実態がある事務所か事業所を持っていることです。4月2日以降に開業した事業者は、この助成金の対象外でした。開業したばかりの事業者は、創業を支援する別の制度が羽村市にないかを、産業振興課に問い合わせて確かめるのが近道です。
複数の店舗や事務所を持っていると、その数だけもらえますか?
もらえません。助成は対象者ごとに1回限りで、事業所が複数あっても加算されません。法人なら10万円、個人事業主なら3万円が上限です。店舗を何軒持っていても申請は1回です。複数の事業所のうち、どれを申請の根拠とするかを書類の上で整理しておくと、窓口での確認がスムーズに進みます。
個人事業主はいくらもらえますか?
3万円です。法人の10万円とは金額が違います。個人事業主は、2025年分の所得税の確定申告書と決算書の控えの写し、交付申請書兼支払請求書、申請者名義の通帳の写しの3点を出しました。条件は法人と同じで、2025年4月1日以前から市内で営業していることと、市税を納め終えていることが要ります。
法人の申請には何の書類が要りましたか?
交付申請書兼支払請求書、申請時点で最新の法人市民税の確定申告書と法人事業概況説明書の控えの写し、履歴事項全部証明書、通帳などの写しの4点です。通帳は法人名義か、代表者名義のものでした。履歴事項全部証明書は法務局で取れます。市長が必要と認める書類を、あとから求められることもありました。
申請の方法は何がありましたか?
郵送か、窓口への持参でした。電子申請のフォームは、提出物の不備が非常に多かったため、市が受付を停止していました。郵送は9月30日の消印まで有効です。申請書の様式1と別紙は、印刷して記名押印します。窓口は産業環境部の産業振興課です。電話は042-555-1111で、内線は商工観光係が655、農政係が661です。受付が先着順だったため、書類がそろったら期限を待たずに出すのが基本でした。
申請の受付はいつまででしたか?
2026年4月6日から9月30日までです。ただし先着順で申請額が予算に達した場合は、期間の途中でも受付が終わる仕組みでした。10月6日時点で受付期間は過ぎています。再募集や追加の予定は、確認できませんでした。受付の最新の状況は、産業振興課に電話で確かめてください。
助成金の使い道に決まりはありますか?
使い道を報告する手続きは、必要書類の中にありませんでした。電気代やガス代の支払い、原材料の仕入れの補填など、経営に生じた負担をやわらげるために使えます。市の資料では、エネルギー価格や原材料費の高騰による影響を緩和することが目的とされています。領収書の提出は書類の一覧に含まれていません。
受け取った助成金は税金がかかりますか?
市の案内では、この助成金は所得税の課税の対象とされています。法人も個人事業主も、受け取った金額を決算や確定申告にどう入れるかを確かめる必要があります。法人税の扱いは、確認できた資料に記載がありませんでした。具体的な処理は顧問の税理士か税務署に確かめてください。受け取った年の決算や確定申告に入れ忘れないよう、振り込みの日付を控えておくと安心です。
信用保証の対象外の業種とは何ですか?
東京信用保証協会が信用保証の対象にしない業種のことです。この助成金では、その業種を営んでいると申請できませんでした。ただし、東京都農業信用基金協会が保証の対象とする業種と、学校法人は除かれていました。どの業種が当たるかは、東京信用保証協会の案内で確かめられます。自社が当たるか分からないときは、申請の前に産業振興課へ電話で聞くのが確実です。倒産などの手続きを申し立てている事業者も対象外でした。
個人事業主と法人の両方をやっている場合はどうなりますか?
この点は、確認できた公式の資料に記載がありませんでした。助成は対象者ごとに1回限りとされているため、法人と個人事業主を別の対象者として数えるかどうかは、産業振興課に確かめる必要があります。申請する前に、どちらの立場で申請するのかを電話で伝え、書類の組み合わせを確認しておくと、出し直しを防げます。
同じ時期に使える羽村市の助成金はありますか?
羽村市には、中小企業経営基盤強化助成金など、事業者向けの別の助成金があります。経営基盤強化助成金は、ほかの助成制度との併用ができないと案内されています。この物価高騰の助成金との併用の可否は、確認できた資料に記載がありませんでした。併用を考えるときは、先に産業振興課へ問い合わせてください。
