令和8年4月の受診分から、里帰り先での妊婦健診の補助の上限額が上がりました。1回目は11,280円から11,670円に、2回目以降は5,280円から5,460円になっています。受診した日が3月までか4月からかで、使う上限額が変わります。里帰り先の病院で払った領収書は、日付を見て分けてください。
里帰り出産時の妊婦健診費用助成の要点まとめ
正式名:里帰り等妊婦健康診査費・新生児等聴覚検査費補助金
だれが
- 申請者
- 個人(妊婦本人)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 里帰り先などで受けた妊婦健診・聴覚検査の費用補助
- 対象地域
- 東京都東村山市
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 1回目11,670円、2回目以降5,460円ほか(受診日で変動)
- 補助率
- 10/10(上限額まで)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 通年(出産後1年以内に申請)
受診票を使える場合との違い
東村山市の妊婦健診は、母子健康手帳の交付時に渡される受診票で、14回まで公費の補助が付きます。受診票は市が指定した都内の医療機関などでしか使えません。里帰り先の病院は、その範囲に入らないことが多くなります。
そこで市は、受診票を使えない病院で受けた健診を、いったん自分で払い、あとから申請する形で補助しています。受診票を使う場合は申請が要りませんが、この制度は申請が必要です。
受診票の使い方と、15回目以降の健診は、別の記事にまとめています。
自分は対象になる?
次の3つにすべて当てはまれば対象です。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 3
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 母子健康手帳の交付前に受けた
- ✕ 健診とは別の費用である
申請の時点で東村山市に住民登録がなくても、受診日に住民登録があれば対象です。申請書を出せるのは、原則として妊産婦本人か、同じ住民票の人です。受診票が使えない病院とは、東村山市が配った受診票を受け付けない医療機関や助産所です。
いくら戻ってくる?
受診日によって、上限額が変わります。
| 区分 | 令和8年3月受診分まで | 令和8年4月受診分から |
|---|---|---|
| 妊婦健康診査(1回目) | 11,280円 | 11,670円 |
| 妊婦健康診査(2〜14回目) | 1回につき5,280円 | 1回につき5,460円 |
| 超音波検査 | 1回につき5,300円 | 改定なし |
| 子宮頸がん検診 | 3,400円 | 改定なし |
| 新生児聴覚検査 | 3,000円 | 改定なし |
上限より安く済んだときは、払った額が補助額です。超音波検査は、令和5年4月1日以降に母子健康手帳の交付を受けた人なら4回までです。
- 令和8年5月に、里帰り先で1回目の健診を受け、13,000円かかった:上限の11,670円。1,330円は自己負担
- 令和8年6月に、里帰り先で2回目の健診を受け、4,800円かかった:払った4,800円がそのまま補助額
- 令和8年5月から9月に、里帰り先で健診を5回受け、毎回5,460円以上かかった:5,460円 × 5 = 27,300円
規則には、受診票を使った回数を差し引く決まりがあります。たとえば東村山市の受診票で3回受け、残りを里帰り先で受けた場合です。1回目の健診は、ほかの場所で同様の健診を受けていなければ対象になります。2回目以降は、13回から、ほかで受けた回数を引いた回数が上限です。超音波検査と子宮頸がん検診は、健診と同時に受けた分に限られます。
何に使える?
対象にならないもの
- 文書料(診断書などの発行手数料)
- ワクチン代
- PCR検査
- そのほか、妊婦健診とは別に発生している費用
対象になるもの
- 妊婦健康診査(保険適用外で自己負担)
- 超音波検査、子宮頸がん検診(健診と同時に受けたもの)
- 新生児聴覚検査(1回まで、上限3,000円)
産婦健康診査と1か月児健康診査も、令和8年10月1日以降に、里帰り等で受診票を使えない都外の医療機関で自己負担で受けた分が補助の対象になりました。上限額は産婦健診が1回5,000円(最大2回)、1か月児健診が6,000円です。
申請の流れ
- 領収書と明細書を残す(妊婦。受診のたびに保管)
- 申請書兼請求書を書く(妊婦。市の様式。記入例あり)
- 書類をそろえて、郵送か窓口で出す(妊婦→こども家庭センター。出産後1年以内)
- 審査を待つ(市→妊婦。申請から約1か月〜1か月半で、補助額のお知らせが届く)
- 口座に振り込まれる(市→妊婦。お知らせの発送から約2〜3週間後)
申請の期限は出産後1年以内です。新生児聴覚検査の補助は、出生後1年以内に申請します。
申請額は、自分で計算して申請書に書きます。市は申請額より多い額を出せないので、計算を間違えないようにしてください。どの領収書が健診に当たるか分からないときは、上限額の合計を書く方法が、市の記入見本に載っています。振込先の口座は、原則として妊産婦本人か、同じ住民票の人の名義に限られます。申請書への押印は要りません。
必要な書類
準備できた 0 / 5
母子健康手帳は、「出生届出済証明」欄と「妊娠中の経過」欄を写します。新生児聴覚検査の補助も申請するときは、「検査の記録」欄も要ります。受診票を無くしたときは、申請のときに伝えてください。本人確認書類は、受診した人と申請する人が違う場合に、両方の分が要ります。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 出産後1年を過ぎた:申請期限は出産後1年以内です。市外に転出した人は、出産前にも申請できます。
- 領収書が読めない:日付、金額、健診項目、保険適用の有無、領収印が鮮明に読めるコピーにしてください。
- 健診と無関係の費用を含めた:文書料やワクチン代は補助の対象外です。
- 受診日に住民登録がない:受診日に東村山市に住民登録があることが条件です。
死産や流産の場合も、補助を受けられます。申請のときに伝えてください。
よくある質問
里帰り先の病院で払った健診費用は、あとから戻ってきますか?
戻ってくる場合があります。東村山市に住民登録があり、市の受診票が使えない病院で妊婦健診を受けて、保険適用外の費用を自分で払った人が対象です。上限額の範囲内で、払った額が補助されます。申請は出産後1年以内に、領収書と明細書のコピーなどを添えて出します。母子健康手帳の交付後に受けた分に限られます。
補助の上限額はいくらですか?
令和8年4月の受診分からは、1回目が11,670円、2回目から14回目は1回につき5,460円です。超音波検査は1回5,300円、子宮頸がん検診は3,400円、新生児聴覚検査は3,000円で、この3つは改定がありません。令和8年3月までの受診分は、1回目が11,280円、2回目以降が5,280円です。受診日で使う額が変わるので、領収書の日付を確かめてください。
令和8年3月に受けた健診は、古い上限額が使われますか?
はい。令和8年3月までの受診分は、1回目が11,280円、2回目以降が1回につき5,280円で計算されます。令和8年4月以降に受診した分から、新しい上限額が適用されます。同じ妊娠で3月と4月の両方に健診を受けた人は、領収書の日付で分けて、それぞれの上限額が当てはめられます。
出産前に申請することはできますか?
原則は、出産後1年以内の申請です。ただし、市外に転出した人は、出産前にも申請できます。里帰り中に引っ越す予定の人が主な対象です。転出届を出していない人が出産前に申請できるかは、市の案内ページに書かれていません。迷う場合は、こども家庭センターに事前に確かめると確実です。
死産や流産でも補助は受けられますか?
受けられます。市の案内ページに、死産や流産の場合も補助を受けられると書かれています。申請のときに、その旨を伝えてください。申請期限は、出産後1年以内という案内のままです。流産や死産の場合の申請書類や、手帳の記入欄の扱いは、案内ページに細かい記載がありません。窓口へ問い合わせて確かめてください。
超音波検査や子宮頸がん検診も補助されますか?
されます。超音波検査は1回5,300円まで、子宮頸がん検診は3,400円までです。ただし、どちらも妊婦健診と同時に受けた場合に限られます。超音波検査は、令和5年4月1日以降に母子健康手帳の交付を受けた人なら、補助は4回までです。子宮頸がん検診は、ほかの場所で受けていない場合に補助されます。
東村山市の受診票を何回か使ったあと、里帰り先で受けた場合は?
補助の上限回数から、受診票などで受けた回数が引かれます。2回目以降の健診は13回が上限で、ほかの場所で同様の健診を受けた回数を引いた回数までです。数え方に迷うときは、受診票を使った日と回数のメモを持って、窓口で相談してください。1回目の健診は、ほかの場所で受けていない場合に限り補助されます。
新生児聴覚検査の補助も同時に申請できますか?
できます。新生児聴覚検査は、里帰り先など受診票が使えない医療機関で受けた場合に、3,000円まで、1回分が補助されます。申請期限は出生後1年以内で、妊婦健診の出産後1年以内とは基準が少し違います。母子健康手帳は、「検査の記録」欄のコピーが追加で要ります。
産婦健診や1か月児健診も、里帰り先の費用が補助されますか?
はい。令和8年10月1日以降に、里帰り等で受診票を使えない都外の医療機関で自己負担で受けた分が対象です。上限額は産婦健診が1回5,000円(最大2回)、1か月児健診が6,000円です。9月までの受診分は対象外です。
申請は郵送でも窓口でもできますか?
どちらでもできます。郵送の宛先は、東村山市役所JMいきいきプラザ3階の、こども家庭センター 妊婦健診補助金担当です。書類は返却されません。窓口で出す場合に限り、職員がコピーを取って、原本を返してくれます。領収書の原本が確定申告で要る場合は、窓口が向いています。
振り込みまでどのくらいかかりますか?
申請から約1か月〜1か月半で、補助額が決まったお知らせが届きます。その発送から約2〜3週間後に、指定した口座へ振り込まれます。申請から入金まで、およそ1.5か月〜2.5か月が目安です。書類に不足があると追加の提出を求められ、その分だけ遅れます。不足書類は、データでの追加提出もできます。
多胎妊娠で15回目以降も受けた場合は?
15回目以降の健診は、多胎妊娠の人向けの別の補助になります。里帰り先で受けた14回目までの費用と、15回目以降の費用は、同じ申請書で同時に申請できます。ただし補助の額と回数の上限は、制度ごとに別です。くわしくは多胎妊娠の妊婦健診補助の記事にまとめています。
問い合わせ先はどこですか?
東村山市の子ども家庭部こども家庭センターです。母子保健については、母子支援係(内線3605)か妊産婦支援係(内線3613)が受け付けています。市役所の代表電話は042-393-5111で、内線につないでもらいます。上限額が切り替わる時期の扱いなど、迷う点は申請の前に電話で確かめてください。
