高度外国人材を採用したいが、在留資格の手続きなど、初めてだと何から手をつければいいか分からない。神奈川県の高度外国人材受入支援補助金は、採用が決まってから働き始めるまでの「初期経費」だけを対象にしています。
なぜ初期経費に絞っているのか。理由は、この補助金の狙いが採用のハードルを下げることにあるためです。入社後の給与や住居費までは対象になりません。あくまで「最初の一歩」を後押しする設計です。
神奈川県高度外国人材受入支援補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 神奈川県高度外国人材受入支援補助金 |
| 対象業種 | 業種不問 |
| 利用目的 | 雇用・職場環境を改善したい |
| 対象地域 | 神奈川県内(県内中小企業) |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業者に該当すること(業種ごとに資本金または従業員数の上限が決まっており、どちらか一方を満たせば該当します) |
| 補助上限額 | 1人当たり50万円(補助対象経費の3分の1以内) |
| 補助率 | 3分の1以内 |
| 申請受付 | 令和8年4月1日(水)~令和9年2月12日(金)(先着順。予算額に達した時点で受付終了) |
| 公式サイト | 神奈川県「神奈川県高度外国人材受入支援補助金」 |

対象になる「高度外国人材」の範囲
対象は、「技術・人文知識・国際業務」または「高度専門職」の在留資格を持つ外国人を、中小企業が採用する場合です。飲食店や工場の現場スタッフとして雇う技能実習・特定技能とは対象が異なります。専門知識や技術を要する業務での採用が前提になっている点に注意してください。
補助対象経費は、採用手続きにかかる初期経費です。具体的な経費の内訳は、公式の要綱・手引きに規定されています。
「先着順」という締切の性質
申請期間は令和9年2月12日までとなっていますが、実際には先着順で処理され、予算額に達した時点で受付が終了します。カレンダー上の締切日より先に枠が埋まる可能性があるということです。採用が決まったら、できるだけ早く申請の準備に入ったほうが安全です。
もう一つの留保点があります。公式ページでは「在留資格認定の状況によっては交付されない場合がある」と明記されています。採用手続きを進めていても、在留資格が認定されなければ補助が受けられません。 補助金の申請と並行して、在留資格の手続きも確実に進める必要があります。
よくある質問
技能実習生や特定技能の外国人も対象になりますか?
対象は「技術・人文知識・国際業務」または「高度専門職」の在留資格を持つ外国人です。技能実習・特定技能の在留資格は、この補助金の対象範囲に含まれません。
締切の令和9年2月12日まで余裕はありますか?
先着順のため、予算に達した時点で締切日前でも受付が終了します。余裕があるとは考えず、採用が決まり次第早めに申請してください。
在留資格の審査中でも申請できますか?
申請自体は可能ですが、在留資格が最終的に認定されなければ補助金は交付されません。手続きは並行して進める必要があります。
