経営革新計画や先端設備等導入計画を、ようやく承認・認定までこぎ着けた。その事業者に、川越市は10万円を渡します。対象になるのは、2026年3月1日以降に新たに承認・認定を受けた計画だけです。去年取った承認は使えません。
支給は計画1件につき1回です。両方の計画で新規に承認を受ければ、10万円ずつで最大20万円になります。
川越市 物価高騰対策経営改善支援金の要点まとめ
正式名:川越市中小企業者等物価高騰対策経営改善支援金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 業種の指定なし
- 利用目的
- 物価高騰下での経営改善(定額の支援金)
- 対象地域
- 埼玉県川越市
- 従業員数
- 規定なし(承認・認定を受けた中小事業者等)
いくら
- 補助上限額
- 10万円(承認・認定を受けた計画1件につき)
- 補助率
- 定額
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年5月11日〜2027年3月1日(必着)
うちの会社は対象になる?
まず、次のどちらかを持っていることが入口です。
- 経営革新計画:新しい商品やサービスなどで経営の向上を目指す計画。埼玉県知事が承認します
- 先端設備等導入計画:設備投資で生産性を上げる計画。川越市長が認定します
そのうえで、次の4つにすべて当てはまれば対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
先端設備等導入計画で申請するなら、もう1つ条件があります。従業員に賃上げ方針を表明し、その方針を位置づけて認定を受けた計画であることです。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 承認・認定が2026年2月以前
- ✕ 賃上げ方針のない先端設備の計画
- ✕ 申請後に市外へ移転する予定
- ✕ 過去にこの支援金を受けた
本社が市外でも、川越市内に店舗や事業所があれば対象です。ただし経営革新計画は埼玉県知事の承認なので、本社登記が埼玉県内で1年以上の事業実績があること、個人事業主なら県内に住民票があることが前提と、市のよくある質問に書かれています。先端設備等導入計画は、設備を入れる場所が市内の事業所であれば対象です。公式ページは「新規の承認」と書いており、計画の変更承認だけを受けた場合の扱いは書いていません。該当しそうなら、産業振興課(049-224-5934)に先に聞いておくと安心です。
いくら戻ってくる?
承認・認定を受けた計画1件につき、定額の10万円です。事業にかかった費用の何割という計算はなく、必要書類に領収書は入っていません。
- 経営革新計画だけを新規に承認:10万円 × 1件 = 10万円
- 先端設備等導入計画だけを新規に認定:10万円 × 1件 = 10万円
- 両方を新規に取得:10万円 × 2件 = 20万円
両方の計画を新規に取れば、計画ごとに1回ずつ受け取れます。川越市のよくある質問は、両方の承認・認定を受けた場合もそれぞれ1回ずつ対象になると答えています。ただし過去にこの支援金を受けた事業者は対象外です。
申請の流れ
- 計画の承認・認定を受ける(事業者→埼玉県/川越市 産業振興課。経営革新計画は川越商工会議所で相談できます)
- 申請書類をそろえる(事業者。様式第1号の交付申請書に、承認書・計画書の写しなどを添える)
- 窓口に持参するか郵送する(事業者→川越市 産業振興課。2027年3月1日必着)
- 審査を待つ(川越市→事業者。不備がなければ交付決定通知書が事業所の所在地に届く)
- 振込を通帳で確かめる(指定した口座に、不備がなければ1か月程度で入金)
窓口は市役所本庁舎5階の産業振興課で、受付は午前8時45分から午後4時30分です(土日祝と年末年始は休み)。郵送は消印でなく到着日で見られるため、締切の数日前には出すのが無難です。メールでの申請は受け付けておらず、電子申請は準備中と案内されています。
必要な書類
準備できた 0 / 6
賃上げ表明の書面は、先端設備等導入計画で申請するときだけ必要です。承認書・認定書は、2026年3月1日以降の日付のものを出します。市内の事業所がわかる書類は、営業許可書、賃貸借契約書、固定資産家屋評価額証明書、公共料金の領収書、個人事業の開業届出書、青色申告決算書(白色申告なら収支内訳書)のどれかで足ります。通帳の写しは、支店コードや口座名義のフリガナが見えるページを撮ります。これらの書類がどれも出せない場合は、取引先からの注文書・請求書、ホームページなどが代わりになることがあります(法人名か屋号と事業所の所在地が読めるもの)。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 予算が先になくなった:予算の範囲内での交付です。上限に達すると、2027年3月1日より前でも受付が終わります。
- 県の承認が間に合わなかった:経営革新計画の承認が申請受付の期間内に出ないと対象外です。計画づくりから承認までは時間がかかるので、余裕を見て動きます。
- 賃上げ表明がなかった:先端設備等導入計画は、賃上げ方針の表明がないと対象になりません。認定後に表明しても認められる記載は、公式ページにありません。
- 交付後に要件違反がわかった:決定後でも、要件に当てはまらない事実や不正が見つかれば取り消されます。振込後なら返還です。
支援金は課税される?
川越市は、この支援金を税務上の益金(個人事業主なら総収入金額)に入れるものと考えられる、と案内しています。詳しい扱いは、最寄りの税務署に確かめてください。申請に関わる証拠書類は、令和14年(2032年)3月31日まで、市が見られるよう保存しておきます。
よくある質問
計画をまだ持っていません。いまからでも申請できますか?
できますが、先に承認・認定を受けることが前提です。この支援金だけを単独で申請することはできません。申請の受付は2027年3月1日までなので、その日までに承認か認定を受けて、書類を出し終える必要があります。経営革新計画は川越商工会議所、先端設備等導入計画は川越市の産業振興課が窓口です。両方を新規に策定する場合、申請から承認まで1か月程度が目安とされています。
経営革新計画と先端設備等導入計画の両方を取ったら、20万円もらえますか?
計画ごとに1回ずつ対象になるため、条件を満たせば20万円になります。川越市のよくある質問は、両方の承認・認定を受けた場合もそれぞれ1回ずつ対象になると答えています。それぞれの承認・認定が2026年3月1日以降の新規で、申請の受付期間に収まっていることが前提です。同じ計画で2回受け取ることはできません。過去にこの支援金を受けた事業者も対象外です。
2026年3月1日より前に取った承認でも使えますか?
使えません。対象は2026年3月1日以降に新規で承認・認定を受けた計画で、申請期間の終わりまでに受けたものです。申請書類には承認書・認定書の写しを付けますが、この日付が2026年3月1日以降でなければなりません。以前の承認を更新しただけの場合や、計画の変更承認だけの場合は、産業振興課に対象かどうかを先に聞いてください。
個人事業主でも対象になりますか?
対象になりえます。川越市のよくある質問が、個人事業主は対象になりうると答えています。川越市内に店舗や事業所があれば、本社や住まいが市外でも対象です。ただし経営革新計画で申請するなら、個人事業主は県内に住民票があることが前提です。申請書の住所欄には、個人事業主なら住所を書きます。市内の事業所を示す書類として、個人事業の開業届出書や青色申告決算書の写しも使えます。
先端設備等導入計画で、賃上げ表明をしていない場合はどうなりますか?
対象になりません。先端設備等導入計画で申請するには、従業員に賃上げ方針を表明し、その方針を位置づけて認定を受けた計画であることが条件です。川越市のよくある質問も、2026年3月1日以降に認定を受けても賃上げ表明がなければ対象外と答えています。申請書類にも、賃上げ方針を表明したことを示す書面を付けます。
申請は窓口と郵送のどちらがいいですか?
どちらでも受け付けています。窓口は市役所本庁舎5階の産業振興課で、午前8時45分から午後4時30分(土日祝・年末年始を除く)です。郵送は2027年3月1日必着で、消印は認められません。遅れる可能性もあるため、早めに出します。メールでの申請は受け付けておらず、電子申請は準備中です。手続きが進めば市のページで知らせるとされています。
申請してから入金されるまで、どれくらいかかりますか?
申請書類に不備がなければ、1か月程度で指定の口座に入金されます。不備がなければ交付決定通知書が事業所の所在地に送られ、不備があれば電話などで連絡が入ります。支払通知書は発行されないため、通帳に記帳して振込を確認します。ネット銀行などを使う場合は、振込先として使えるかを産業振興課に確かめると安心です。
県の承認が受付期間に間に合わなかったら、どうなりますか?
対象外になります。川越市のよくある質問は、申請受付の期間内に埼玉県知事の承認を受けられなかった場合は対象外と答えています。経営革新計画は、計画をつくってから承認を受けるまでに時間がかかるため、受付の終わり間際になって動き出すのは危険です。早めに川越商工会議所へ相談して、承認の見通しを立てておくと安心です。
申請したあとで、市外に事業所を移すとどうなりますか?
申請できません。要件は、申請の日以降も川越市内で事業を続ける意思があることです。移転の予定が決まっているなら、対象にならない扱いになります。移転の時期が未定のとき、あるいは市内に事業所を残して別の拠点を増やすときは、産業振興課に先に伝えて、申請できるかを確かめてください。電話は049-224-5934です。
支援金には税金がかかりますか?
川越市は、この支援金を税務上の益金(個人事業主なら総収入金額)に算入されるものと考えられると案内しています。税の扱いが資金計画に響くときは、税理士か最寄りの税務署に確かめてください。交付後の証拠書類は、令和14年(2032年)3月31日まで市が見られるように保存します。
来年度も同じ支援金はありますか?
決まっていません。川越市は、令和9年度以降も続けるかどうかは、今回の実施状況などを考えながら検討する予定と案内しています。次の年度を待つ前提にせず、この年度の受付期間内に承認と申請を終える計画で動くのが確実です。再開の有無は、市の公式ページで確かめられます。
問い合わせ先はどこですか?
川越市 産業観光部 産業振興課 工業振興担当です。電話は049-224-5934です。承認・認定の相談先は計画で異なり、経営革新計画は川越商工会議所、先端設備等導入計画は川越市の産業振興課です。申請書類の書き方や、手元の承認書が対象になるかで迷ったときは、出す前に電話で聞いておくと、出し直しを減らせます。
