人手が足りず、募集をかけても応募が来ない。そんな区内事業者に向けて、江東区はデジタル機器の導入費用を補助する制度を用意しています。接客ロボットや自動発注システムなど「人の代わりに働く機器」への投資が対象です。
補助率は2/3、上限80万円。交付決定後に支払った経費だけが対象になる点が、申請の順番を左右する最大のポイントです。
省人化・省力化機器導入補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 省人化・省力化機器導入補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(中小企業者) |
| 利用目的 | デジタル技術を用いた省人化・省力化機器の導入・更新 |
| 対象地域 | 東京都江東区(区内に本店と事業所を有し、1年以上事業を継続していること) |
| 従業員数 | 公式ページに記載なし(経済課へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 80万円(1,000円未満切り捨て) |
| 補助率 | 補助対象経費の2/3 |
| 申請受付 | 令和8年8月3日~令和9年1月29日(予算上限に達し次第終了) |
| 公式サイト | 江東区「省人化・省力化機器導入補助金について」 |

対象になる経費・ならない経費
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 対象になる | 省人化・省力化機器の購入または賃借費用 |
| 対象になる | 運搬、設置、初期設定、廃棄費用 |
| 対象になる | 中古品の購入(要件を満たす場合) |
| 対象にならない | 交付決定前に支払った経費 |
| 対象にならない | 区内での事業継続が1年未満の事業者による申請 |
補助額のシミュレーションは次のとおりです。上限80万円は「対象経費120万円」で頭打ちになる計算です。
| 対象経費 | 2/3で計算した額 | 実際の補助額 |
|---|---|---|
| 45万円 | 30万円 | 30万円 |
| 90万円 | 60万円 | 60万円 |
| 150万円 | 100万円 | 80万円(上限) |
「交付決定後払い」の意味
補助金には「交付決定」という審査通過の通知があり、これは採択の連絡とは別のものです。多くの補助金で、交付決定日より前に発注・契約・支払いをした経費は対象外になります。
この補助金も同じ設計です。見積もりを取るだけなら交付決定前でも問題ありませんが、発注・契約はNGです。予算が確保できたからと先に機器を発注してしまうと、その経費は丸ごと対象外になります。
申請に必要な書類
交付申請時: 申請書、機器導入計画書、履歴事項全部証明書、納税証明書、見積書、カタログ等
実績報告時: 実績報告書、支払証明書(領収書コピー)
申請方法は、LoGoフォームによる電子申請、郵送、窓口持参のいずれかです。予算上限に達した時点で受付が終了するため、令和8年8月3日の受付開始直後に動くほうが安全です。
よくある質問
中古品の機器でも補助対象になりますか?
対象になります。ただし要件があり、公式ページには詳細な条件までは記載されていません。(対象となる中古品の条件は江東区経済課へお問い合わせください)
事業を始めたばかりの新規開業者は申請できますか?
対象外の可能性が高いです。「区内で1年以上事業を継続していること」が要件のひとつになっています。
見積もりだけ先に取っておくのは問題ありませんか?
問題ありません。対象外になるのは交付決定前の「発注・契約・支払い」です。見積もり取得の段階までは進めておいて構いません。
