内航海運は、国内物流を支える一方でエネルギー効率化が長年の課題でした。個々の造船会社が独自に省エネ船舶を開発するのは、費用面でハードルが高いのが実情です。
令和4年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業〈標準的省エネルギー船舶開発調査〉)」2次公募は、内航船の省エネルギー化に向けた標準船舶の開発調査を支援する制度でした。補助上限額は1.3億円。この記事を書いている時点で、この2次公募の募集は終了しています。
内航船の運航効率化実証事業補助金の要点まとめ
正式名:令和4年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業〈標準的省エネルギー船舶開発調査〉)」2次公募
だれが
- 申請者
- 事業者(造船事業者・内航海運事業者等)
- 対象業種
- 汎用(造船・海運関連事業者を想定)
- 利用目的
- DX・IT導入/設備投資/脱炭素・省エネ(標準的省エネルギー船舶の開発調査)
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
- 規定なし(公式ページに記載なし)
いくら
- 補助上限額
- 1.3億円(130,000,000円)
- 補助率
- 公式ページに記載なし(◯◯課へお問い合わせください)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2022年9月1日に終了

どんな制度だったのか
経済産業省と国土交通省が共管する形で実施してきた事業で、内航海運の省エネルギー化に向けて、標準的な省エネルギー船舶の設計を確立することを目指すものでした。内航船を建造する造船事業者が、低コストで省エネ船舶を開発・建造できるよう、標準船型を確立し、それを広く提供する取組が対象です。ソフト面(航路・スケジュールの最適化等)とハード面(省エネ船体設計、高効率推進システム、荷役効率化設備等)の両方を組み合わせた実証が想定されていました。
この令和4年度2次公募の補助上限額は1.3億円ですが、同じ事業でも回によって上限額が異なる(別年度回では上限2.5億円・定額10/10という実績も確認できています)ため、過去の別回の情報を今回の要件と混同しないよう注意が必要です。
現在の受付状況
この2次公募は2022年9月1日をもって終了しています。「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金」の枠組み自体は、内航船の運航効率化・省エネ化というテーマで、その後の年度(令和5年度分など)も継続して公募されてきた実績があります。名称・公募回が変わっても、テーマは継続している制度と捉えるのが実態に近いです。
次回公募に備えてやっておきたいこと
- 資源エネルギー庁・国土交通省の公募情報ページを定期的に確認する:内航海運の省エネ化関連メニューは継続的に公募されています
- 省エネ船舶の設計・調査体制を整理しておく:造船事業者としての実績・体制が審査で見られる可能性が高い制度です
- 過去の公募要領を参考にしつつ、最新回の要件を必ず確認する:回によって補助上限額・補助率が変わる点に注意します
よくある質問
今から申請できますか?
いいえ。この令和4年度2次公募は2022年9月1日で終了しています。次回の実施有無・時期は本記事執筆時点で確認できていません。資源エネルギー庁・国土交通省の公募情報ページで最新状況を確認できます。
中小企業の造船事業者でも申請できますか?
対象者の詳細な要件は公式ページで確認できませんでした。造船・内航海運関連の事業者を想定した制度と考えられますが、規模要件の有無は事務局への直接確認をおすすめします。
補助上限額はいつも1.3億円ですか?
いいえ。同じ事業でも公募回によって補助上限額は異なります。別の年度回では上限2.5億円というケースも確認されています。申請を検討する際は、必ず最新回の公募要領で金額を確認してください。
