大分コンビナートを抱える製造業には、脱炭素の設備投資に大きな資金が必要になります。数億円規模の投資を、自社だけで賄うのは容易ではありません。
大分県は、温室効果ガス排出量の多い製造業者向けに、GX(グリーントランスフォーメーション)投資を支援する補助金を設けています。補助率3分の1以内、上限は10億円という大型の制度です。
大分県GX投資促進補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人) |
| 制度名 | 大分県GX投資促進補助金 |
| 対象業種 | 製造業(温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度の特定事業所排出者等) |
| 利用目的 | 脱炭素化に資するGX投資(設備投資) |
| 対象地域 | 大分県内に事業所を有する事業者 |
| 従業員数 | 規定なし(特定事業所排出者に該当する製造業者が対象) |
| 補助上限額 | 10億円 |
| 補助率 | 3分の1以内 |
| 申請受付 | 公式ページに記載なし(大分県産業GX推進室へお問い合わせください) |
| 公式サイト | 大分県「大分県GX投資促進補助金について」 |

対象になるのはどんな事業者か
対象は、県内に事業所を持つ製造業者のうち、「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」の適用を受ける特定事業所排出者です(一定規模以上のエネルギー使用や排出量がある事業所が、国に排出量を報告する義務を負う制度で、対象になるかどうかは事業所の規模で決まります)。この制度の対象になっていない中小規模の事業所は、対象外になる可能性が高いため、まず自社が該当するか確認する必要があります。
補助率3分の1・上限10億円の意味
補助対象経費は設備投資費で、補助率は3分の1以内、上限は10億円です。単純計算では、対象経費が30億円規模の投資であれば上限額に届く計算になります。他の県の補助金と比べても、桁が違う大型投資向けの制度だと分かります。
申請前にまず相談する
公式ページには申請期間・申請方法の記載がなく、直接の相談が前提の制度になっています。まず産業GX推進室(097-506-3263、3268、3296、3271)に連絡を入れ、自社の投資計画が対象になるかを確認するところから始めることになります。
よくある質問
中小企業でも申請できますか?
特定事業所排出者に該当すれば申請対象です。該当しない場合は、他の県のGX関連補助金を確認する必要があります。
申請期間はいつですか?
公式ページに具体的な期間の記載がありません。産業GX推進室へ直接お問い合わせください。
どんな設備投資が対象になりますか?
CO2分離・回収・利活用・貯留技術や、水素等の次世代エネルギー・素材の供給基地化につながる施設・設備が対象です。
