しいたけ乾燥機は灯油や重油を使うタイプが多く、燃料価格の上昇がそのまま生産コストに跳ね返ります。熱風循環方式への切り替えは効果が大きい一方、機械本体が高額なのが悩みどころです。
大分県は、燃油・物価高騰の影響を受ける乾しいたけ生産者向けに、乾燥機の導入費を補助しています。補助率3/4以内・上限225万円で、受付は令和8年8月7日までです。この記事は乾しいたけ生産者向けの内容です(直売所・園芸農家・製材所等・漁業者にはそれぞれ別のメニューがあります)。
農林水産業燃油・物価高騰対策緊急支援事業(乾しいたけ生産者向け)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 農林水産業燃油・物価高騰対策緊急支援事業(乾しいたけ生産者向け) |
| 対象業種 | 乾しいたけ生産者(令和8年度に3万駒以上植菌する生産者。栽培年数・年齢の制限なし) |
| 利用目的 | 熱風循環方式のしいたけ乾燥機の導入 |
| 対象地域 | 大分県内 |
| 従業員数 | 規定なし(個人生産者も対象) |
| 補助上限額 | 225万円 |
| 補助率 | 3/4以内 |
| 申請受付 | 令和8年7月10日(金)~8月7日(金) |
| 公式サイト | 大分県「省エネ型しいたけ乾燥機導入支援事業について」 |

対象になる条件
対象は、令和8年度に3万駒以上植菌する乾しいたけ生産者です。栽培年数や年齢の制限はないため、新規に始めたばかりの生産者でも植菌数の条件さえ満たせば申請できます。対象設備は熱風循環方式の乾燥機に限られます。
購入かリースかで窓口が違う
申請方法は2通りあります。個人で購入する場合は、各地域の振興局(林業・木材・椎茸班)に直接申し込みます。リースで導入する場合は、大分県椎茸農業協同組合の支部に相談する流れになります。窓口を間違えると手続きが二度手間になるため、どちらの方式で導入するかを先に決めてから相談するとスムーズです。
交付決定より前に動かない
この補助金には、県からの交付決定通知を受ける前に着手した事業は対象外という条件があります(交付決定とは、採択とは別に出される正式な通知のことで、これより前に発注・契約した経費は補助の対象になりません)。乾燥機の発注は、通知を受け取ってからにする必要があります。
よくある質問
熱風循環方式以外の乾燥機は対象になりますか?
対象外です。熱風循環方式のしいたけ乾燥機に限られます。
リース導入の場合はどこに相談すればよいですか?
大分県椎茸農業協同組合の支部(097-536-6311ほか)にご相談ください。
交付決定前に乾燥機を発注してしまったら?
対象外になります。必ず交付決定通知を受けてから発注してください。
