人を1人採用するのに、いくらかかるでしょうか。求人広告費、面接の手間、そして採用してから戦力になるまでの時間。白川町の新規雇用推進事業補助金は、この採用コストの一部を町が肩代わりする制度です。
これは「中小企業・小規模事業者総合支援事業」という4つのメニューを持つ支援制度のうち、新規雇用に関する部分です。この記事は新規雇用推進事業の内容です。資格取得支援・中退共加入促進・事業継続力強化の各事業は別記事で解説します。
新規雇用推進事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 白川町新規雇用推進事業補助金(中小企業・小規模事業者総合支援事業) |
| 対象業種 | 業種指定なし(建設業・建築業・製造業は基幹産業として加算対象) |
| 利用目的 | 新規正規雇用またはパート・アルバイト(週20時間以上)の採用費用支援 |
| 対象地域 | 岐阜県加茂郡白川町 |
| 従業員数 | 規定なし(白川町商工会に5年以上加入していること) |
| 補助上限額 | 基本5万円/人+加算(新卒・Uターン・子育て世代・基幹産業それぞれ5万円)で最大20万円。パート・アルバイトのみの場合は上限10万円 |
| 補助率 | 定額制(1人あたりの基本額+加算額) |
| 申請受付 | 通年(採用から6か月経過後に申請。締切日の記載なし) |
| 公式サイト | 白川町「中小企業・小規模事業者総合支援事業」 |

対象になる事業者の条件
対象は、白川町商工会に加入して5年以上経過しており、町税等の滞納がない町内事業者です。暴力団関係者やその役員が関わる企業は対象外になります。業種は指定されていませんが、建設業・建築業と製造業は「基幹産業」として位置づけられ、加算の対象になります。
基本5万円に、加算が重なる仕組み
補助額は、新規正規雇用またはパート・アルバイト(週20時間以上)1人につき基本5万円です。ここに次の加算が重なります。
- 新卒採用:5万円
- Uターン採用:5万円
- 子育て世代の採用:5万円
- 基幹産業(建設業・建築業・製造業)での採用:5万円
すべての条件が重なれば、基本5万円+加算20万円で計算上は25万円になりますが、上限は1人あたり20万円までです。加算を積み上げても上限額を超えては支給されません。パート・アルバイトのみの雇用の場合、上限は10万円に下がる点も押さえておきたいところです。
申請は「採用から6か月後」
申請できるのは、採用から6か月が経過した後です。すぐに申請できるわけではないため、採用のタイミングと合わせてスケジュールを組んでおく必要があります。
よくある質問
パートを1人採用しただけでも対象になりますか?
なります。ただし週20時間以上の勤務が条件で、パート・アルバイトのみの場合は上限が10万円になります。
加算をすべて満たせば25万円もらえますか?
もらえません。加算を積み上げても1人あたりの上限は20万円です。
採用してすぐに申請できますか?
できません。採用から6か月が経過した後に申請する仕組みです。
