里帰り出産で都外の病院に通うと、台東区の受診票は使えず、健診費は自費になります。その費用を、台東区が回ごとの限度額まで助成します。申請は郵送のみで、回数を分けて出すことはできません。
台東区 里帰り出産等の妊婦健診費助成の要点まとめ
正式名:里帰り出産等に係る妊婦健康診査等の費用助成
だれが
- 申請者
- 個人(本人)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 里帰り出産等で自費受診した健診費の助成
- 対象地域
- 東京都台東区
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 回ごとの限度額(1回目11,670円、2〜14回目5,460円ほか)
- 補助率
- 10/10(実費。限度額まで)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 通年(子の1歳の誕生日の前日まで必着)
自分は対象になる?
次の3つにすべて当てはまれば対象です。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 3
新生児聴覚検査は生後50日まで、1か月児健診は生後28日から41日までに、委託医療機関で受診票を使わずに受けた分が対象です。1か月児健診は、受診日に子が台東区に住民登録のあることが条件です。次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 母子手帳の交付前に受診した
- ✕ 海外で受診した
- ✕ 区外へ転出したあとに受診した
助産所で受けた場合は、妊婦健診の2〜14回目と産婦健診の2回だけが対象です。1回目の健診・超音波検査・子宮頸がん検診は外れます。保険を使った分は含まれず、全額自己負担で払った分が対象です。
いくら戻ってくる?
助成額は、自費で払った額と、受診した年度の限度額の範囲内です。令和8年度の限度額は次のとおりです。
| 受診票の種類 | 医療機関 | 助産所 |
|---|---|---|
| 妊婦健診1回目 | 11,670円 | 対象外 |
| 妊婦健診2〜14回目 | 5,460円 | 5,460円 |
| 子宮頸がん検診 | 3,400円 | 対象外 |
| 超音波検査 | 5,300円 | 対象外 |
| 新生児聴覚検査 | 3,000円 | 対象外 |
| 産婦健診 | 5,000円 | 5,000円 |
| 1か月児健診 | 6,000円 | 対象外 |
産婦健診と1か月児健診は、令和8年10月受診分から助成が始まります。 令和8年9月以前に受けた分は対象外です。回数の上限は、妊婦健診14回、超音波検査4回、子宮頸がん検診1回、新生児聴覚検査1回、産婦健診2回、1か月児健診1回です。
計算例(令和8年度の限度額)です。
- 医療機関で妊婦健診14回を受けた:11,670円 + 5,460円 × 13回 = 82,650円が上限
- 助産所で2〜14回目を受けた:5,460円 × 13回 = 70,980円が上限
- 超音波検査を4回受けた:5,300円 × 4回 = 21,200円が上限
- 2回目の自費が7,000円だった:限度額5,460円まで → 助成は5,460円(1,540円は自己負担)
- 2回目の自費が4,000円だった:実費の4,000円が助成額
限度額は、受診した年度のものが使われます。令和7年度に受けた分は、1回目が11,280円、2〜14回目が5,280円で計算します。
申請の流れ
- 受診のたびに領収書と明細書を取っておく(本人。領収書に領収印があるかを見る)
- 未使用の受診票を切り離さずに保管する(本人。3枚一綴りのまま)
- 申請書兼請求書を自署で書く(本人。区の公式ページから様式を取る。申請金額の欄は空欄のまま出す)
- 書類をまとめて郵送する(本人→浅草保健相談センター。子の1歳の誕生日の前日までに必着)
- 審査を受け、口座に振り込まれる(区→本人。申請月の翌々月末ごろ)
必要な書類
準備できた 0 / 6
産婦健診の受診票は、結果の記入と医療機関の押印かサインがあるものを出します。母子手帳の写しは、表紙と「妊娠中の経過」のページが共通で必要です。新生児聴覚検査は「検査の記録」、産婦健診は「出産後の母体の経過」、1か月児健診は「1か月児健康診査」のページも付けます。本人確認書類は、妊産婦本人の氏名と領収書の氏名が違う場合だけ必要です。新生児聴覚検査の領収書・明細書(主に入院時のもの)の付け忘れに気をつけてください。申請者以外か旧姓の口座に振り込んでほしい場合は、申請書の委任状に自署が要ります。申請金額は区が書類から算出するため、空欄で出します。提出した書類は返却されません。確定申告で原本が要る方は、コピーを出してください。
郵送先は次のとおりです。
- 〒111-0033 台東区花川戸2丁目11番10号
- 台東区浅草保健相談センター 庶務担当
もらえなくなるのはどんなとき?
- 領収印がない領収書を出した:領収印も「押印省略等」の記載もない場合は、医療機関に確認した旨を付箋に書いて添えます。
- 産婦健診の受診前に書類を出さなかった:受診前に「産婦健康診査実施のお願い」と受診票を提出していないと、結果の記入がなく、助成の対象外になることがあります。
- 区外へ転出したあとに受診した:転出後の分は対象外で、転出先の自治体に聞く必要があります。
- 受診票を転入先で交換した:都外へ転出する場合に、台東区へ申請する分の受診票を転入先で交換すると、申請に必要な受診票がなくなります。
転入・転出したときの扱い
他の区市町村から転入した方は、転入日以降の健診が対象です。都内の他の自治体から転入し、公費負担の回数が違う場合は、台東区の回数が上限です。台東区から転出する前に受けた健診は対象で、台東区の未使用の受診票が要ります。確定申告で医療費控除を受ける場合は、税務署に確認してください。
よくある質問
里帰り出産でなくても申請できますか?
申請できます。対象は、里帰り出産などの事情で、区から交付された受診票を都内の委託医療機関以外や助産所で使えず、自費で受診した方です。里帰りに限らず、受診票が使えない理由があれば対象になります。ただし、受診日に台東区へ住民登録があることと、受診票が未使用であることが条件です。迷う場合は浅草保健相談センターに聞いてください。
申請はいつまでにすればいいですか?
出産した子の1歳の誕生日の前日までに、必着です。郵送で出すため、郵便の日数を見込む必要があります。申請は一括で、回数を分けて出すことはできません。産婦健診や1か月児健診まで受けてから、まとめて出すのが基本です。期限の日が休日に当たるかなど細かい扱いは、公式ページに書かれていません。余裕を持って出してください。
振込まではどのくらいかかりますか?
審査のうえ、申請月の翌々月末ごろに指定口座へ振り込まれます。保健所が書類を受け取った月が申請月です。たとえば10月に受理されれば、12月末ごろです。申請から2か月ほどかかると区は案内しています。不備があって追加書類を求められると、さらに遅れます。書類は申請の前にもう一度見直してください。
助産所で受けた分は対象になりますか?
一部は対象です。助産所で対象になるのは、妊婦健診の2〜14回目と産婦健診の2回です。1回目の健診、超音波検査、子宮頸がん検診、新生児聴覚検査、1か月児健診は対象外です。令和8年度の限度額は、2〜14回目が1回5,460円、産婦健診が1回5,000円です。助産所を選ぶ前に、どの検査が対象外かを確かめておくと安心です。
母子手帳をもらう前の健診は対象ですか?
対象外です。母子健康手帳の交付前、つまり受診票が交付される前の健診は、助成の対象になりません。妊娠が分かってすぐに受けた検査でも同じです。助成が始まるのは、母子手帳と受診票を受け取ったあとの健診からです。交付の時期は、受診の前に保健所で確かめてください。里帰りの予定がある方は、交付の前に受ける検査がどれに当たるかも合わせて聞いておくと安心です。
領収書に領収印がないときはどうしますか?
領収書に「押印省略等」の記載があれば、そのまま出せます。記載もない場合は、医療機関に領収印がないことを確認し、確認した旨を付箋などに書いて添えます。領収書は明細書とあわせて出します。明細書がなければ領収書だけで構いません。区が明細を見て、検査項目を医療機関に確認することがあります。
新生児聴覚検査の領収書が分からないときは?
新生児聴覚検査の領収書がどれか分からないときは、検査を受けた日に近い日付の領収書と明細書を出します。区の案内には、不明な場合はそうするよう書かれています。新生児聴覚検査は、生後50日までに受けた分が対象です。受診票を使わずに委託医療機関で受けた場合も、助成の対象になります。
提出した書類は返してもらえますか?
返却されません。確定申告などで原本が必要な方は、コピーを提出してください。コピーを出すときは、印刷時の文字切れに注意します。また、審査の際に区が医療機関へ検査項目を確認し、追加の書類を求めることがあります。提出前にコピーを手元に残しておくと、問い合わせにも答えやすくなります。
医療費控除との関係はどうなりますか?
区の案内には、確定申告で医療費控除を受ける場合はお近くの税務署に確認するよう書かれています。助成を受けた分の扱いについて、区のページに詳しい説明はありません。領収書の原本は区に返却されないため、コピーを手元に残しておくと税務署への相談がしやすくなります。申請の前に、領収書をスキャンするか写真に撮っておくと安心です。
受診票は切り離して出してもいいですか?
切り離さずに、3枚一綴りのまま出します。未使用の受診票には、氏名などを書く必要がなく、医療機関の記入も要りません。妊婦健診、子宮頸がん検診、超音波検査、新生児聴覚検査、1か月児健診の受診票が対象です。産婦健診の受診票だけは、結果の記入と医療機関の押印かサインが必要です。受診のときに医療機関へ「産婦健康診査実施のお願い」も渡してください。
問い合わせ先はどこですか?
台東区の浅草保健相談センターです。電話は03-3844-8171で、ファクスは03-3844-8178です。対象になるか、書類の書き方、転入や転出をしたときの扱いなどで迷ったら、申請の前に聞いてください。書類の出し直しを防げます。受付は電話のほか、区のホームページにあるメールフォームでも行っています。
