四日市市中小企業人材スキルアップ支援事業費補助金は、令和7年度分の受付が2026年3月31日で終了しました。人材育成のための資格取得費用を補助する制度で、四日市市では毎年度続けられている枠組みです。ここでは制度の中身と、次回に向けて何を準備すべきかをまとめます。
同じ市には、社員を「採用する」段階を支援する「人材確保支援事業費補助金」もあります。この記事は「採用した後、育てる」段階の補助金です。採用の話をお探しの方は、四日市市中小企業人材確保支援事業費補助金の記事をご覧ください。
四日市市中小企業人材スキルアップ支援事業費補助金の要点まとめ
正式名:四日市市中小企業人材スキルアップ支援事業費補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 業種指定なし(中小企業者・小規模企業者)
- 利用目的
- 従業員の資格取得費用の補助
- 対象地域
- 四日市市内で1年以上事業を行う事業者
- 従業員数
- 中小企業者・小規模企業者の範囲内
いくら
- 補助上限額
- 1資格・1人あたり3万円、1事業者あたり年間15万円
- 補助率
- 対象経費の1/2(千円未満切り捨て)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和7年度分は終了(2026年3月31日まで)

制度の内容
対象は、市内で1年以上事業を営み市税を完納している中小企業者・小規模企業者、またはそれらで構成される団体です。従業員が業務に必要な資格を取得する際の費用の一部を補助します。
補助率は対象経費の1/2、上限は1資格あたり1人につき3万円です。1事業者あたりの年間上限は15万円なので、複数人・複数資格を組み合わせて申請できます。たとえば5人がそれぞれ別の資格を取得すれば、1人3万円×5人で上限に到達する計算です。
対象になる「資格」の範囲は公式ページに詳細な列挙がありません。業務に必要な資格かどうかの判断が入るため、取得前に市の担当課へ対象資格かどうかを確認しておくことをおすすめします。
なぜ「資格取得」に絞った補助金なのか
設備投資の補助金は数多くありますが、人材のスキルという「無形の資産」に直接補助を出す制度は、実は自治体でも数が限られます。四日市市がここに補助を出す背景には、中小企業の人材育成投資が設備投資より後回しにされやすいという事情があります。
資格取得は、従業員本人のキャリアにもなるため離職リスクを心配する事業者もいます。ただしこの補助金は「取得後の在籍年数」までは条件にしていません。離職を理由に申請を諦める必要はないという点は、本文で明記できる数少ない断定です。
申請前に準備しておきたいこと
- 取得予定の資格が業務に必要であることを説明できる資料(職務内容と資格の関連性)
- 受講・受験にかかる費用の見積書または領収書
- 市税の完納証明(納税証明書)
よくある質問
パート・アルバイトの資格取得も対象になりますか?
公式ページには雇用形態の細かい規定がありません。常時使用する従業員に該当するかどうかで扱いが変わる可能性があるため、四日市市商工課へ事前確認することをおすすめします。
令和8年度も同じ内容で実施されますか?
現時点で次年度の告知はありません。四日市市はこの補助金を継続的に実施してきた実績があるため、新年度の予算成立後に募集案内が出る可能性が高いと考えられますが、断定はできません。
資格取得後に申請すればよいですか?
公式ページには申請のタイミング(事前申請か事後申請か)の明記がありません。交付決定前の支出は対象外になる補助金が多いため、着手前に必ず四日市市商工課へ確認してください。
