DXを進めたいけれど、何から手をつければいいか分からない——そう感じている事業者には、江戸川区のこの助成金は少し変わった条件が付いています。先に区の伴走支援を受けていないと、そもそも申請ができません。
「デジタル技術活用促進助成事業(DX導入)」の第2回募集です。補助率3分の2、上限200万円(SDGs達成に資する取り組みは補助率が5分の4に引き上がります)。申請受付は2026年7月1日(水)〜9月4日(金)です。
デジタル技術活用促進助成事業(DX導入)第2回募集の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主・NPO法人・医療法人・社会福祉法人等) |
| 制度名 | デジタル技術活用促進助成事業(DX導入)【第2回募集受付】 |
| 対象業種 | 製造業、建設業、運輸業、卸売業、小売業、飲食業、サービス業、ソフトウェア業、旅行業、宿泊業など(風俗営業等は除く) |
| 利用目的 | DX・IT導入 |
| 対象地域 | 江戸川区 |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業者に加え、NPO法人・医療法人・社会福祉法人等も対象 |
| 補助上限額 | 200万円 |
| 補助率 | 3分の2(SDGs達成に資する取り組みは5分の4に引き上げ) |
| 申請受付 | 2026年7月1日(水)〜2026年9月4日(金) |
| 公式サイト | 江戸川区「デジタル技術活用促進助成事業(DX導入)【第2回募集受付】」 |

「DX応援隊の伴走支援」を先に受けているか
この助成金の最大の特徴は、申請資格そのものに「江戸川区中小企業DX促進・伴走支援事業(DX応援隊)の伴走支援を1回以上受けたことがある」という条件が入っている点です。単にセミナーや発表会に参加しただけではカウントされません。
つまり、思い立ってすぐに助成金の申請書を書き始めることはできず、先にDX応援隊へ相談を申し込み、伴走支援という形の個別相談を受けてからでないと申請資格が生まれません。 まだDX応援隊の支援を受けたことがない場合は、助成金の申請準備よりも先に、DX応援隊への相談申し込みが最初のステップになります。
対象経費の幅は広い
対象経費には、機械装置費、委託費、外注費、クラウド使用料等のサービス利用料、専門家への依頼経費、デジタル技術習得のための経費などが含まれます。単発のソフトウェア導入だけでなく、外部専門家に伴走してもらいながら業務フローそのものを見直すような取り組みにも使える設計です。
補助率がSDGs達成に資する取り組みで5分の4に引き上がる点も見逃せません。200万円の対象経費に対して、3分の2なら約133万円、5分の4なら160万円と、27万円ほど差が出ます。自社の取り組みがSDGsのどの目標に貢献するかを事業計画に明記できれば、より高い補助率での申請を検討する価値があります。
申請から交付までの流れ
- DX応援隊への相談を申し込み、伴走支援を1回以上受ける(未経験の場合はここから)
- 助成対象経費一覧を確認し、導入したいツール・サービスの見積を取る
- 助成金交付申請書・事業所概要・事業計画書・納税証明書等を準備する
- 2026年9月4日(金)までに紙媒体または電子申請(GビズID)で提出する
よくある質問
DX応援隊の伴走支援を受けたことがありません。今から間に合いますか?
締切(9月4日)までに伴走支援を1回以上受け、申請書類を準備する必要があります。日程に余裕がない場合は、まずDX応援隊の窓口(産業経済部経営支援課相談係)に相談時期の目安を確認することをおすすめします。
個人事業主でも申請できますか?
対象者には個人事業主も含まれます。申請時には開業届の写しなど個人事業者向けの書類が必要です。
グループで申請する場合、何か追加で必要な書類はありますか?
グループ申請の場合は契約書が必須とされています。詳細は募集要項の必要書類一覧で確認してください。
