求人を出しても応募が来ない。外国人材の採用を考え始めた倉吉市内の事業者に向けて、市が新規雇用1人につき5万円の給付金を用意しています。
条件で外れやすいのは、雇う本人の住まいです。雇った外国人材が倉吉市内に住所を持っていることが要ります。市外から通う形では対象になりません。
倉吉市 外国人材雇用企業給付金の要点まとめ
正式名:専門的・技術的分野における外国人材雇用企業給付金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 業種の指定なし
- 利用目的
- 専門的・技術的分野の外国人材の新規雇用
- 対象地域
- 鳥取県倉吉市
- 従業員数
- 公式ページに記載なし(しごと定住促進課へお問い合わせください)
いくら
- 補助上限額
- 5万円(外国人材1人あたり)
- 補助率
- 定額(5万円/人)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年4月1日〜2027年3月31日(雇った日が属する年度の3月31日まで)
今回の採用は対象になる?
次の4つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
4つの在留資格は、技術・人文知識・国際業務、介護、技能、特定技能です。在留カードで確かめられます。市内企業の範囲は、要綱で「市内に本店、支店その他の事務所を有する事業者」とされています。政治・宗教・選挙活動が目的の事業者や、法令・公序良俗に反するおそれがある事業者は除かれます。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 企業内転勤で来た人を雇った
- ✕ 市外に住んでいる人を雇った
- ✕ 4つ以外の在留資格の人を雇った
- ✕ 同じ人について2回目の申請をする
手続きの流れの資料には、対象を「中小企業」と書いた箇所があります。要綱は規模を限っていません。大企業が使えるかは、出す前にしごと定住促進課へ聞くと確実です。
いくら受け取れる?
外国人材1人につき5万円の定額です。人数の上限は、要綱にも公式ページにも書かれていません。
- 特定技能の2人を採用する:5万円 × 2人 = 10万円
- 介護で1人、技能で1人、技術・人文知識・国際業務で1人を採用する:5万円 × 3人 = 15万円
- 給付を受けた人を翌年度も雇い続ける:同じ人は対象外なので0円
新たに雇うたびに申請できます。ただし同じ人の申請は一度きりです。
いつまでに出せばいい?
期限は、外国人材を雇った日が属する年度の3月31日です。人ごとに数えます。
- 2026年10月1日に雇った人:2027年3月31日まで
- 2027年4月1日に雇った人:2028年3月31日まで
要綱の対象は2025年4月1日以降の雇用ですが、期限の数え方は同じです。2025年度中に雇った人の分は、2026年3月31日で締め切られています。経過措置の記載は見当たりませんでした。
予算の上限や先着順の記載は、公式ページにも要綱にもありません。要綱の附則には、翌年度に予算が付かなければ失効するとあります。採用が決まった段階で、早めに出しておく方が安心です。
すでに雇っている人が資格を変えたら?
すでに雇っている外国人材が、2026年4月1日以降に4つの在留資格のどれかを新たに取った場合も対象です。公式ページに書かれています。
この場合に、期限を決める「雇った日」をいつと数えるかは、書かれていません。申請の前に、しごと定住促進課へ確かめてください。
申請の流れ
- 雇う人の在留資格と住所を確かめる(事業者。在留カードで4つのどれか、住所が市内か)
- 書類をそろえる(事業者。申請書は市の公式ページからWord様式を入手)
- しごと定住促進課に出す(事業者→倉吉市。雇った日が属する年度の3月31日まで)
- 書類と納税状況を確認してもらう(倉吉市)
- 指定の口座に振り込まれる(倉吉市→事業者)
提出の方法(窓口・郵送・メール)は公式ページに書かれていません。出す前に電話で聞くと迷いません。支給が決まると、通知なしで口座に振り込まれることもあります(要綱第8条)。
必要な書類
準備できた 0 / 4
在留カードは表面と裏面の両方を写します。通帳は、金融機関名・口座番号・名義人が分かるページです。市が必要と判断すれば、ほかの書類を求められることもあります。申請書には、市が納税状況と外国人材の住所を調べることへの同意と、暴力団・暴力団員・暴力団関係者のいずれにも当たらないことの誓約の欄があります。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 企業内転勤で来た人:海外の関連会社などから異動してきた人は、4つの在留資格を持っていても対象外です。
- 市外に住む人:雇った本人の住所が倉吉市内にないと、対象になりません。
- 4つ以外の在留資格:たとえば留学の在留資格のままでは、対象に入りません。
- 期限の年度を過ぎた:雇った日が属する年度の3月31日を過ぎると、申請できなくなります。
- 市税の滞納がある:滞納があると、支給の要件を満たしません。
- 偽りその他の不正:不正に受け取ったとわかると、返還を求められます(要綱第10条)。
- 暴力団等に当たる:申請書の誓約欄で、暴力団・暴力団員・暴力団関係者のいずれにも当たらないと誓います。
よくある質問
特定技能の外国人材を雇った場合も対象ですか?
対象です。対象の在留資格は、技術・人文知識・国際業務、介護、技能、特定技能の4つです。雇った人の在留カードに、このどれかが記載されているか確かめてください。あわせて、本人の住所が倉吉市内にあることと、企業内転勤で来た人ではないことも条件です。雇う前の段階で、在留資格と住所の2点を確認しておくと、後から対象外とわかる事態を防げます。
海外の関連会社から異動してきた社員は対象ですか?
対象外です。要綱では、企業内転勤を除くと定められています。海外の関連会社から社員を異動させる形は、新たに外国人材を雇うこととは扱われません。技術・人文知識・国際業務などの在留資格を持っていても同じです。自社の採用が企業内転勤に当たるか迷うときは、申請の前にしごと定住促進課へ事情を伝えて確かめてください。
留学生のアルバイトを雇った場合はどうなりますか?
対象の在留資格は4つに限られているため、留学の在留資格のままでは対象になりません。ただし、すでに雇っている人が、2026年4月1日以降に4つのうちどれかの在留資格を新たに取った場合は対象です。たとえば卒業後に技術・人文知識・国際業務へ切り替えたときが当たります。この場合の期限の数え方は書かれていないので、窓口で確かめてください。
同じ会社で何人分まで申請できますか?
人数の上限は、公式ページにも要綱にも書かれていません。新たに雇うたびに、1人につき5万円を申請できます。特定技能の2人を採用すれば10万円、3人採用すれば15万円です。ただし同じ人についての申請は一度きりです。複数人の採用が重なるときは、1人ずつ雇った日が属する年度を確かめ、期限を人ごとに管理しておくと出し忘れを防げます。
同じ外国人材を翌年度も雇い続けたら、また5万円もらえますか?
もらえません。公式ページには、新たに雇われるごとに申請できるが、同一人物を除くと書かれています。一度申請した人は、雇用を続けていても対象外です。毎年度の継続雇用に対する給付ではなく、新しく雇ったときの給付だと考えると整理しやすくなります。新たに別の外国人材を雇ったときは、その人について申請できます。
申請の期限はいつですか?
外国人材を雇った日が属する年度の3月31日までです。たとえば2026年10月1日に雇った人なら、2027年3月31日が期限になります。人ごとに期限が決まるので、採用のたびに確かめてください。年度をまたぐと申請できなくなります。予算の上限や先着順は公式ページに書かれていませんが、採用が決まったら書類を早めにそろえて出す方が安心です。
申請に必要な書類は何ですか?
支給申請書(兼請求書)に、在留カードの写し(表面・裏面)、外国人材との雇用契約を証明する書類、振込口座が分かる通帳の写しを添えます。申請書は倉吉市の公式ページにWord様式があります。通帳の写しは、金融機関名・口座番号・名義人が分かるものです。必要に応じてほかの書類を求められる場合があるので、不明な点は窓口に聞いておくと安心です。
本社が市外で、倉吉市に支店だけある場合は対象になりますか?
要綱は、市内企業を市内に本店、支店その他の事務所を有する事業者としています。倉吉市内に支店や事務所があれば、本社が市外でも対象になる可能性があります。ただし、雇った外国人材が倉吉市内に住んでいることなど、ほかの条件も必要です。本社が市外の事業者が使えるかどうかは、申請の前にしごと定住促進課へ具体的な状況を伝えて確かめてください。
個人事業主や大企業でも申請できますか?
要綱は、市内に本店、支店その他の事務所を有する事業者を対象としています。規模や法人かどうかの限定は、要綱には見当たりません。一方で、手続きの流れの資料には、対象を中小企業と書いた箇所があります。個人事業主や大企業が使えるかどうかは、書類を用意する前に、しごと定住促進課へ電話などで確かめておくと確実です。
給付金はいつ振り込まれますか?
要綱には、申請内容を確認して適正と認めたとき、速やかに支給を決めて口座へ振り込むとあります。日数の目安は書かれていません。市は書類の審査と、申請者の市税の納税状況を確認します。市税に滞納があると要件を満たさなくなるので、申請の前に納付状況を確かめておくと、手続きが止まる心配が減ります。
不正に受け取った場合はどうなりますか?
要綱第10条により、要件に当てはまらない人や、偽りその他不正の手段で受け取った人には、受け取った給付金の返還が求められます。たとえば、市外に住む人を市内在住と偽って申請する場合などが当たります。給付金を受ける権利を他人に譲ったり担保にしたりすることも、要綱第11条で禁止されています。
問い合わせ先はどこですか?
倉吉市 経済観光部 しごと定住促進課(第2庁舎3階)です。電話は0858-22-8129、メールはshoukou@city.kurayoshi.lg.jp です。対象の在留資格に当たるか、企業内転勤に当たるか、資格を切り替えた人の期限をどう数えるかなど、公式ページだけで判断できない点は、申請の前に問い合わせると書類の出し直しを防げます。
