新しく採用した訪問介護員に、先輩職員が同行して現場を教える。当たり前の育成手順に見えますが、この補助金は順番を間違えると対象外になります。研修を先に済ませてから申請書を出しても、補助は受けられません。
長崎県の「訪問介護事業所の同行訪問にかかるOJT研修費用補助」は、新規採用の訪問介護員に対して行う同行訪問研修の人件費相当額を、1回あたり4,670円を基準に補助する制度です。
訪問介護OJT研修費用補助の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(県内の訪問介護事業所) |
| 制度名 | 訪問介護事業所の同行訪問にかかるOJT研修費用補助 |
| 対象業種 | 介護(訪問介護) |
| 利用目的 | 新規採用の訪問介護員に対する同行訪問OJT研修 |
| 対象地域 | 長崎県内 |
| 従業員数 | 規定なし(事業所単位で申請) |
| 補助上限額 | 補助基準額130,000円×補助率1/2=65,000円(単価4,670円×同行訪問回数×1/2との比較で低い方) |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 公式ページに全体の締切記載なし(採用または介護職員初任者研修修了日の翌日から3か月以内に同行訪問を実施する必要あり。実績報告は令和9年4月10日まで) |
| 公式サイト | 長崎県「訪問介護事業所の同行訪問にかかるOJT研修費用を補助します」 |

自分の事業所は対象になるか
対象は県内の訪問介護事業所です。新規に訪問介護員を採用したとき、または介護職員初任者研修を修了した職員がいるとき、その職員に対して先輩職員が同行するOJT研修を実施する場合に申請できます。研修の起算日は「採用日」または「介護職員初任者研修修了日の翌日」で、そこから3か月以内に実施した同行訪問だけが対象です。
いくら受け取れるか
補助単価は1回あたり4,670円です。支給額は、次の2つの計算式のうち低い方が採用されます。
| 計算方法 | 式 |
|---|---|
| 方法1 | 補助単価4,670円 × 同行訪問回数 × 補助率1/2 |
| 方法2 | 補助基準額130,000円 × 補助率1/2 |
つまり実質的な上限は65,000円です。端数は切り捨てで計算されます。
手続きの順番がすべて
この補助金で最も注意すべきなのは順番です。交付決定(採択とは別に県から交付を認める通知が届くこと)を受ける前に同行訪問を実施すると、対象外になります。同行訪問を始める前に、まず交付申請の手続きを完了させておく必要があります。
実績報告の期限は、同行訪問が完了してから30日を経過した日、または令和9年4月10日のいずれか早い方です。
申請方法
申請は郵送またはメール(kaigojinzai★pref.nagasaki.lg.jp/★を@に変えて送信)で行います。問い合わせ先は介護人材確保推進班(095-895-2440)です。
よくある質問
採用から3か月を過ぎた研修は対象になりますか?
対象外です。起算日(採用日または初任者研修修了日の翌日)から3か月以内に実施した同行訪問に限られます。
交付決定前に研修を始めてしまったらどうなりますか?
対象外になります。交付決定はここより前の実施を対象外にする通知です。研修を始める前に、必ず申請と交付決定を済ませてください。
何人分でも申請できますか?
補助基準額130,000円は1人あたりの上限と考えられます。複数名を採用した場合の扱いは、介護人材確保推進班に確認してください。
