工場や店舗の屋根に太陽光発電を載せたい。堺市の補助金なら、余剰電力の売却先まで市が指定してくれる仕組みです。
堺市「余剰電力等活用型太陽光発電設備整備事業」(堺エネルギー地産地消プロジェクト推進事業補助金)は、市内の非住宅建物に太陽光発電設備を新設する事業者を支援する制度です。補助率は1/4〜1/2、固定の上限額はありません。
余剰電力等活用型太陽光発電設備整備事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主。PPA・リース事業者は需要家と共同で申請) |
| 制度名 | 余剰電力等活用型太陽光発電設備整備事業(堺エネルギー地産地消プロジェクト推進事業補助金) |
| 対象業種 | 指定なし(非住宅の建物を有する事業者。住宅は対象外) |
| 利用目的 | エコ・SDGs活動支援がほしい |
| 対象地域 | 堺市内 |
| 従業員数 | 需要家は常時使用する従業員2,000人以下の事業者 |
| 補助上限額 | 定めなし(1kWあたり20万円、軽量パネルは25万円を基準に補助率1/4〜1/2で算定) |
| 補助率 | 1/4〜1/2(余剰電力量の割合による) |
| 申請受付 | 単年度型:令和8年6月4日〜11月30日17時/複数年度型:令和8年6月4日〜令和9年2月26日17時(予算に達し次第終了) |
| 公式サイト | 堺市「余剰電力等活用型太陽光発電設備整備事業」 |

対象になる設備・事業者の要件
次の要件をすべて満たす必要があります。
- 太陽光発電モジュールを屋根等に新規設置すること(既設の増設は対象要件に明記なし)
- 市が指定する小売電気事業者に、発生した余剰電力を売却すること
- 2030年度までに、建物で使用するすべての電力を市内産の再エネ100%電力に切り替えること
- 堺市との地域脱炭素の推進に関する協定の締結に同意すること
PPA(電力購入契約)やリースで発電事業者が設備を持つ場合は、電力を使う需要家と共同で申請します。
補助率が1/4〜1/2に幅がある理由
補助率は、発電した電力のうち自家消費せずに売却する「余剰電力量の割合」で決まります。余剰率が高いほど、補助率も上がる仕組みです。具体的な判定基準は交付要綱に定められています。
補助対象経費は設計費、省エネ性能表示費用、設備購入費、工事経費です。ただし太陽光発電は1kWあたり20万円(パネル重量5kg/m²以下の軽量パネルは25万円)を超える部分は対象外になります。
補助額のシミュレーション
- 小規模な飲食店:屋根に5kWの設備を導入。対象経費は1kWあたり20万円×5kW=100万円。補助率1/4なら25万円、1/2なら50万円
- 製造業の工場:屋根に30kWの設備を導入。対象経費は20万円×30kW=600万円。補助率1/2が適用されれば300万円
- 小売業の店舗:軽量パネルで7kWの設備を導入。対象経費は25万円×7kW=175万円。補助率1/4なら約43.7万円
申請のタイミングと隠れ期限
受付区分は2つあり、締切が異なります。
- 単年度型(1年で工事完了):令和8年6月4日〜11月30日17時
- 複数年度型(2年で工事完了):令和8年6月4日〜令和9年2月26日17時
先着順で、予算がなくなり次第どちらも受付終了します。締切日ぎりぎりではなく、書類が揃った時点で早めに申請してください。
よくある質問
住宅は対象になりますか?
対象外です。この補助金は非住宅の建物が対象で、住宅は含まれません。
すでに設置している太陽光発電設備の増設は対象になりますか?
公式ページに記載なし(堺市環境局カーボンニュートラル推進部脱炭素先行地域推進室へお問い合わせください)。募集要件は新規設置を前提に書かれています。
補助率はどうやって決まりますか?
発電した電力のうち、自家消費せず売却する「余剰電力量の割合」で1/4〜1/2の範囲が決まります。具体的な計算方法は交付要綱で確認できます。
