山口県の補助金のうち、県外の離転職者がインターンに来るときの交通費と宿泊費を出す枠です。受け取るのは受け入れ企業ではなく、インターンに参加する県外在住の離転職者本人です。補助率は2分の1で、上限は交通費3万円、宿泊費1万5千円です。
同じ補助金にあった転職フェア出展料などの枠(上限30万円)は、予算の上限に達して受付を終えています。県のページが引き続き受け付けているのは、このインターン枠だけです。
山口県 県外キャリア人材確保応援補助金(インターン枠)の要点まとめ
正式名:山口県県外キャリア人材確保応援事業補助金(セカンドキャリア向けインターンシップ交通費・宿泊費支援事業)
だれが
- 申請者
- 個人(県外在住の離転職者本人)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- インターンシップ参加の交通費・宿泊費
- 対象地域
- 山口県内の企業が行うインターンに参加する県外在住者
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 4.5万円
- 補助率
- 実費の1/2
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和9年2月26日まで(予算の上限に達し次第終了)
- 事業の完了
- 報告・請求は令和9年3月31日まで
自分は対象になるか
次の4つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 山口県内の学生
- ✕ 自家用車やタクシーの交通費
- ✕ 食事代
県内の学生が対象外なのは、この補助が県外からの人材確保を目的にしているからです。募集要領にも、県内の学生が負担した交通費・宿泊費は対象にならないと書かれています。離転職者の定義は、募集要領にありません。
受け入れ企業の条件
インターンを開く企業も、募集要領の別表1にある条件を満たす必要があります。
- 県外からのキャリア人材確保に取り組む、県内に拠点を持つ法人か個人事業主
- 県税を滞納していない
- 県が委託する事業で、民間就職情報会社の転職フェアに出展したり、就職情報サイトに掲載したりしていない
官公庁などは含まれません。募集要領は、対象のインターンを「(1)の事業者が実施する」ものと書いています。(1)の補助を受けた企業に限るかどうかは、明記がありません。参加するインターンの企業が対象か、先に産業人材課へ確かめると安全です。
いくら補助されるか
交通費と宿泊費は、別々に計算します。どちらも実費の2分の1で、上限があります。
- 交通費の実費が4万円:4万円 × 1/2 = 2万円
- 交通費の実費が8万円:8万円 × 1/2 = 4万円 → 上限の3万円
- 宿泊費の実費が2万円:2万円 × 1/2 = 1万円
- 宿泊費の実費が4万円:4万円 × 1/2 = 2万円 → 上限の1万5千円
上限に届くのは、交通費が6万円以上、宿泊費が3万円以上のときです。両方が上限に届けば、補助は合計4万5千円です。
上限は「1申請者あたり」と書かれています。複数回のインターンに参加したとき、回ごとなのか通算なのかは、募集要領にありません。
何に使えるか
対象にならないもの
- 自家用車の利用にかかる経費
- タクシーの料金
- 新幹線で片道50キロ未満の区間
- 宿泊に含まれる食事代
- 金融機関への振込手数料
- 事業終了日までに支払いが終わっていない経費
対象になるもの
- 居住地の最寄駅かバス停から、インターン実施地の最寄駅かバス停までの往復の公共交通機関の運賃
- 宿泊費の実費
新幹線を使うときの補助対象は、自由席相当額です。指定席やグリーン車を使っても、自由席の料金で計算します。食事付きの宿泊プランは、食事代を除いた額が対象です。内訳が分かる領収書をもらっておくと、報告で困りません。
申請の流れ
- 募集要領と様式を受け取る(本人←山口県の案内ページ。早めに)
- 交付申請書を出す(本人→産業人材課。郵送かメールで、令和9年2月26日まで)
- 交付決定を待つ(山口県→本人。流れの上では、インターンへの参加は決定のあと)
- インターンに参加して、交通費と宿泊費を支払う(本人。領収書は残す)
- 実績報告を出す(本人→産業人材課。完了から20日以内か3月31日の、早い日まで)
- 額の確定を受けて、請求書を出す(本人→産業人材課。令和9年3月31日まで)
- 補助金を受け取る(山口県→本人)
交付決定の前に参加した分が対象になるかは、明記がありません。手順は交付決定のあとに参加する順なので、申請を先に出すのが安全です。
必要な書類
準備できた 0 / 7
上の3つは申請のとき、残りは実績報告と請求のときに出します。交付申請額の対象基礎は別紙2-1、領収書は写しを出します。実施証明書を誰が記入するかは、募集要領にありません。受け入れ企業の協力が要る可能性があるため、早めに相談してください。
県内企業に就業したときは、就業の日から1か月以内に就業証明書を県へ出します。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 予算の上限に達した:令和9年2月26日より前でも、予算がなくなれば受付は終わります。
- 同じ内容で他の公的補助を受けた:重複して受けると、交付が取り消され、返還を求められることがあります。
- 虚偽の申請や報告をした:交付が取り消され、返還を求められることがあります。
- 支払いが終わっていない経費がある:事業終了日までに支払いが完了していない分は、対象になりません。
- 申請した内容を変えるのに承認を受けていない:内容の変更や中止は、事前に知事の承認が要ります。
よくある質問
申請するのは企業ですか、参加する本人ですか?
募集要領の別表2では、補助対象者は、インターンに参加する県外在住の離転職者です。企業が代わりに申請するとは書かれていません。申請書に当たる第2号様式も、交通費と宿泊費を負担した本人が出す形です。企業側は、実施証明書などで協力する立場になると考えられます。申請書に必要書類を添えて、郵送かメールで産業人材課に出します。交付が決まってから参加し、その後に実績報告と請求を出す順です。
県外転職フェアの出展料も補助されますか?
県外転職フェア出展料等支援事業は、予算の上限に達したため、令和8年5月1日に受付を終えています。上限は1事業者30万円でした。県のページが引き続き受け付けているのは、セカンドキャリア向けインターンシップの交通費・宿泊費の枠だけです。再開の予定は、ページに書かれていません。インターン枠の申請を考えている方は、この点を気にせず手続きを進められます。
申請はいつまでにすればいいですか?
交付申請の期限は、令和9年2月26日(金)です。予算の上限に達したときは、その日より前に締め切られます。実績報告と請求の期限は令和9年3月31日(水)です。支払いも、年度内の4月1日から3月31日までに終えたものが対象です。インターンの日程が決まったら、早めに申請してください。交付決定を待ってから参加する流れなので、日程ぎりぎりの申請は避けたほうが安全です。
新幹線や飛行機は使えますか?
公共交通機関のうち、タクシーを除くものが対象です。新幹線は自由席相当額までで、利用区間が片道50キロ未満だと対象外です。飛行機についての記載は、募集要領にありません。使う予定がある場合は、申請の前に産業人材課へ確かめてください。自家用車の経費は、対象外です。新幹線を使うときは、指定席でも自由席相当額で計算される点も覚えておいてください。
車で行った場合のガソリン代や高速代は出ますか?
出ません。募集要領は、自家用車の利用にかかる経費を対象外としています。ガソリン代、高速道路料金、駐車場代がこれに当たると考えられます。タクシーも対象外です。居住地とインターン実施地の最寄駅かバス停の間は、鉄道かバスなどの公共交通機関で往復する必要があります。領収書の写しを実績報告に添えるので、切符や領収書は捨てずに取っておいてください。
宿泊費に朝食代が含まれている場合はどうなりますか?
対象は宿泊費の実費で、食事代は含まれません。朝食付きのプランでは、食事代を除いた額が対象になります。宿泊先の領収書に内訳があれば、そのまま使えます。内訳がない場合の扱いは、募集要領にありません。宿泊先で内訳を書いてもらうか、産業人材課に確かめておくと安心です。宿泊費の補助は、実費の2分の1で上限は1万5千円です。
山口県内の大学生も対象ですか?
対象外です。募集要領は、県内の学生がインターンに参加するために負担した交通費・宿泊費を、補助対象経費にならない例に挙げています。この補助は、県外在住の離転職者を対象にしているからです。県外の大学に通う学生が対象かどうかは書かれていないため、産業人材課に問い合わせてください。離転職者の定義も募集要領にないので、自分が当てはまるかも、あわせて確かめると確実です。
複数のインターンに参加したら、その都度申請できますか?
上限は「1申請者あたり」と書かれています。交通費は3万円、宿泊費は1万5千円です。複数回の参加で、回ごとに上限が使えるのか、通算で上限なのかは、募集要領にありません。複数の企業を回る予定の方は、申請の前に産業人材課へ確かめてください。上限を超える分は自己負担です。先に確認してからインターンの回数や費用の計画を立てると、自己負担を見込みやすくなります。
インターンのあと山口県で就職したらどうなりますか?
県内企業などに就業した場合は、就業の日から1か月以内に就業証明書を県へ出す必要があります。この提出は、補助事業の成果を確かめる取組への協力の一つです。就職しても補助金の返還が求められるとは、募集要領に書かれていません。提出を忘れないよう、就業日をメモしておいてください。就業証明書の様式は、県の案内ページに置かれています。
他の補助金と併用できますか?
実質的に同じ内容の事業で、ほかの公的補助金などを重複して受けると、交付が取り消され、返還を求められることがあります。自治体や国の就職支援で交通費の補助を受ける場合は、同じ経費が重ならないか確かめてください。判断に迷うときは、申請の前に産業人材課へ問い合わせるのが確実です。国や自治体など、別の公的な補助で同じ交通費や宿泊費を受ける場合は、重複に当たる可能性があります。
問い合わせ先はどこですか?
山口県産業労働部の産業人材課です。電話は083-933-3234、メールはa13100@pref.yamaguchi.lg.jp です。申請書は郵送かメールで出します。申請の前に疑問があれば、電話かメールで先に聞けます。郵送のときは、封筒に「山口県県外キャリア人材確保応援事業補助金」と書き、山口市滝町1番1号の山口県庁8階へ送ります。
