橋本市産の農産物を、買ってくれた人が指定する国内の送付先へ送る。家族や友人への贈り物でも、本人宛てでも対象です。その送料のうち、1件につき500円を橋本市が補助します。補助が出るのは、市の指定事業者に登録した日から2027年1月31日までの発送分です。
補助を受け取るのは、送料を立て替えて発送する側です。農産物を作る人だけでなく、橋本市産を仕入れて売る市内の事業者も、登録すれば使えます。
橋本ふるさと便事業の要点まとめ
正式名:橋本ふるさと便事業(農業振興条例関連事業補助金)
だれが
- 申請者
- 事業者・個人のどちらも(登録した指定事業者)
- 対象業種
- 農業、橋本市産の農産物・加工品の販売、モール運営
- 利用目的
- 農産物・加工品の発送にかかる送料の補助
- 対象地域
- 和歌山県橋本市
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 1件につき500円(件数の上限なし)
- 補助率
- 定額(1件500円)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年4月1日〜2027年1月31日(請求は3月1日まで)
- 事業の完了
- 発送は2027年1月31日まで
- 公式サイト
- 橋本市「農業振興条例関連事業補助金」
うちは対象になる?
次の5つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 5
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 売り場への出荷や卸売りの送料
- ✕ 無償で譲った品の発送
- ✕ 橋本市産以外を仕入れた品
指定事業者には「市内農業者」と「市内事業者」の区分があります。市内農業者は、橋本市農地台帳に登録された市民(個人)、橋本市外にだけ農地がある市民(個人)、市内に本店か主たる事務所がある農業法人です。市外にだけ農地がある人は、農地のある市区町村の耕作証明書などが要ります。
市内事業者は、橋本市民(個人)か、市内に事業所がある法人で、橋本市産の農産物や加工品を仕入れて売る人です。橋本市産以外は売れません。オンラインショッピングモールの運営事業者も対象で、こちらはのぼりの掲示が要りません。
いくら戻ってくる?
補助は、発送した荷物1件ごとに、送料のうち500円です。件数の上限はありません。補助の対象は送料だけで、税込2,500円未満で売った品の送料は対象外です。
- 送料1,000円の荷物を1件:補助は500円
- 送料1,300円の荷物を40件:40件 × 500円 = 2万円
- 送料400円の荷物を1件:500円に届かないので、補助は実費の400円
送料が500円に届かない荷物は、送料の実費が補助額です。件数が多い人ほど、補助の合計が増えます。
何に使える?
対象にならないもの
- 運送会社への送料以外の費用(手数料、梱包資材)
- 産直市場やお店への出荷、卸売りの送料
- 家族や親族に無償で譲った農産物の発送
- 消費者が持ち込んだ荷物の発送
- 税込2,500円未満で売った品の送料
- 登録の前に発送した荷物の送料
対象になるもの
- 登録された日から2027年1月31日までに発送した、橋本ふるさと便の送料
- 国内の送付先へ、買った人の依頼で送る農産物と加工品の送料
モールで買う荷物は、橋本ふるさと便を使える時期がモールごとに違います。
発送のとき、伝票の品名欄に「橋本ふるさと便」と具体的な品目を書きます。お届け先、ご依頼主、発送料金、運送会社の受領印も確かめます。補助の申請では、この伝票で発送先と品目と送料を確かめます。
同じ農林振興課には「農産物等インターネット販売促進事業」もあります。こちらは、市内農業者が自分で作った農産物をモールで売ったときの販売手数料(上限30万円)と、チラシの印刷費(上限10万円)を補助する別の制度です。仕入れて売る事業者とモール運営事業者は対象外で、事前の申込みが要ります。
申請の流れ
- 指定事業者の登録を申請する(事業者→農林振興課。Webか書面で、登録申請書・誓約書兼同意書・確認事項を出す)
- 登録証明書とのぼりを受け取る(市→事業者。のぼりは施設や農地に掲示する)
- 販売して発送する(事業者→送付先。2027年1月31日まで。伝票に「橋本ふるさと便」と品目を書く)
- 発送から3か月程度ごとに申請する(事業者→農林振興課。交付申請書兼請求書に添付書類を付ける)
- 最後の申請を2027年3月1日までに出す(事業者→農林振興課)
申請は、複数回に分けて出します。荷物の追跡を確かめられる期間が3か月以内のためです。市が予算の執行を把握する目的もあります。
必要な書類
準備できた 0 / 10
登録のときに出すのは、上の3つ(登録申請書、誓約書兼同意書、確認事項)です。登録申請書には、販売する品目と、市のホームページの事業者一覧に載せる名称・住所・電話番号を書きます。法人は誓約書兼同意書に丸印を押します。交付申請書兼請求書は様式第5号です。
運送会社の明細書がない場合は、発送伝票報告書を出します。明細書に橋本ふるさと便以外の荷物が混ざっているときは、対象外の荷物が分かるように印を付けます。橋本市産の証明書類は、仕入れた品を売る事業者だけが出します。運送会社との契約の有無で、添付書類の中身が変わります。迷うときは農林振興課に聞いてください。
もらえなくなるのはどんなとき?
- のぼりを掲示していない:市指定ののぼりの掲示が要件です。オンラインショッピングモールの運営事業者は掲示が要りません。
- 登録の前に発送した:登録された日より前に発送した荷物の送料は、補助の対象になりません。
- 伝票で確かめられない:品名に「橋本ふるさと便」や具体的な品目がないと、発送先や送料を確かめられない場合があります。
- 対象外の荷物が混ざった:売り場への出荷、無償の譲渡、消費者が持ち込んだ荷物は、補助の対象にできません。
- 市税に未納がある:市税に未納があると、補助金の申請ができません。
- 対象外と後で分かった:交付のあとに対象外と分かった場合は、補助金の全部または一部を返還します。虚偽の書類があったときも交付されません。
よくある質問
農産物を作っていない会社でも使えますか?
使えます。橋本市民(個人)か、市内に事業所がある法人で、橋本市産の農産物や加工品を仕入れて売る人は「市内事業者」として登録できます。オンラインショッピングモールの運営事業者も対象です。ただし、橋本市産以外の品は売れません。仕入れた品を橋本ふるさと便で送るときは、申請の際に橋本市産だと示す仕入れの書類を出します。
使うには事前の登録が必要ですか?
必要です。先に市の指定事業者に登録して、「橋本ふるさと便事業指定事業者登録証明書」を受け取ります。補助の対象になるのは、登録された日から2027年1月31日までに発送した荷物です。登録の前に送った分は、さかのぼって申請できません。農産物を送る予定があるなら、最初の発送の前に農林振興課へ登録を申請してください。Webフォームか書面で出せます。
補助額は1件いくらですか?
発送した荷物1件ごとに、送料のうち500円です。送料が500円に届かない荷物は、送料の実費が補助額になります。たとえば送料1,000円の荷物なら500円、送料400円の荷物なら400円です。補助の対象になるのは送料だけで、手数料や梱包資材の費用は含まれません。件数が増えるほど補助の合計も増えるので、発送の記録は件数ごとに残しておくと申請が楽です。
補助の件数に上限はありますか?
件数の上限はありません。発送した荷物が対象の条件を満たしていれば、その件数分の補助を申請できます。公式ページに予算額の記載はないので、気になる人は農林振興課に聞いてください。市は予算の執行状況を把握するため、発送から3か月程度ごとに複数回に分けて申請するよう求めています。申請の最終期限は2027年3月1日です。
どんな商品が対象になりますか?
税込2,500円以上で売った農産物と加工品が対象です。販売の方法は問われません。直売所で売った品でも、オンラインで売った品でも、税込2,500円以上で買った人の依頼を受けて送る荷物なら対象になります。2,500円未満の品は、送料が補助されません。商品の値段を決めるときは、この下限も頭に入れておくと、補助の対象から外れる荷物を減らせます。
家族や親戚に無料であげた農産物の発送は対象ですか?
対象になりません。家族や親族などに無償で譲った農産物や加工品の発送は、橋本ふるさと便に使えません。消費者が自分で持ち込んだ荷物の発送も同じです。この制度は、買った人の依頼を受けて、国内の送付先へ送る荷物の送料を補助するものです。贈り物でも本人宛てでも、売った品なら対象になります。
産直市場やお店に出荷する送料は対象ですか?
対象になりません。産直市場やお店への出荷、卸売りなど、商業取引にかかる送料は補助の対象外です。対象は、消費者が買って、その人の依頼で国内の送付先へ送る荷物の送料です。出荷用の荷物と橋本ふるさと便の荷物を同じ運送会社の明細書でまとめて請求される場合は、対象の荷物が分かるように印を付けて出します。
発送のとき、伝票に何を書けばいいですか?
お届け先とご依頼主、品名欄の「橋本ふるさと便」の記入、具体的な農産物の品目、発送料金、運送会社の受領印が確かめられるようにします。補助の申請では、発送伝票と運送会社の明細書で、発送先、品目、送料を確かめます。品名には、具体的な農産物の品目まで書いてください。伝票は原本か写しを整理して保管し、請求のときに出します。
申請はいつ、何回に分けて出しますか?
発送から3か月程度ごとに、複数回に分けて出します。荷物の追跡を確かめられる期間が3か月以内のためです。交付申請書兼請求書(様式第5号)に、運送会社の請求書か領収書、明細書の写し、発送伝票、通帳の写しなどを付けます。最後の申請の期限は2027年3月1日です。ただし、発送は2027年1月31日までなので、年明けの発送分は早めに出してください。
手数料や梱包資材の費用も補助されますか?
補助されません。対象になるのは、運送会社に払った送料のうち500円だけです。梱包資材の費用や、モールなどの販売手数料は対象外です。モールで売った販売手数料は、別の制度の「農産物等インターネット販売促進事業」で、上限30万円まで補助されることがあります。こちらは市内農業者が自分で作った農産物を売る場合の制度で、事前の申込みが要ります。使う場合は先に農林振興課へ問い合わせてください。
市税に未納があると申請できませんか?
申請できません。市税に未納がある場合は、補助金の申請ができません。補助の対象者の要件にも「補助金の交付申請時において市税の滞納がないこと」があります。あわせて、暴力団や暴力団員、またはそれらと密接な関係がある人でないことも条件です。要件を満たさないときや書類に虚偽があったときは、補助金が交付されません。交付のあとで分かった場合は、返還を求められます。
問い合わせ先はどこですか?
橋本市 経済推進部 農林振興課です。電話は0736-33-6113で、市役所の開庁時間は9時から16時30分(土日祝日と12月29日〜1月3日を除く)です。登録の要件、運送会社との契約で変わる添付書類、予算の状況で迷ったときは、申請の前に聞いておくと出し直しを防げます。登録や申請の様式は、市のホームページの案内ページから入手できます。
