休憩室が手狭で、社員寮の設備も古い。人手不足のなか、こうした職場環境の見劣りが採用や定着の壁になっている、という相談は珍しくありません。
今治市はこの改善にかかる工事費等を、補助率1/2、1事業者あたり上限2,000万円で支援しています。対象は市内に本社または本店を置く法人・個人事業主で、令和9年2月10日まで受け付けています。
雇用環境整備支援事業費助成金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 今治市雇用環境整備支援事業費助成金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(医師・歯科医師・協同組合・一般社団法人・医療法人・社会福祉法人等は対象外) |
| 利用目的 | 従業員の労働環境・居住環境向上のための施設整備等 |
| 対象地域 | 愛媛県今治市(市内に本社又は本店を有する事業者) |
| 従業員数 | 公式ページに記載なし(産業振興課へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 1事業者あたり2,000万円(対象経費100万円以上が条件) |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 令和9年2月10日(水曜日)まで |
| 公式サイト | 今治市「今治市雇用環境整備支援事業費助成金について」 |

自分の会社は対象になる?
対象になるのは、今治市内に本社または本店を置く法人・個人事業主です。ただし、医師・歯科医師・協同組合・一般社団法人・医療法人・社会福祉法人などは対象外と決められています。
一般的な中小企業・個人事業主であれば、業種の指定なく申請できる作りになっています。まず自分の会社がこの除外リストに入っていないかを確認するのが最初の一歩です。
何に使えるか。狙いは「働く環境」の底上げ
対象経費は、従業員の労働環境・居住環境の向上を目的とした支出に絞られています。
- 施設整備費(休憩室・更衣室・社員寮などの改修)
- 設計・監理費
- 既存設備の撤去処分費
- 備品購入費
生産設備そのものではなく、働く人の環境を整える投資が対象という線引きです。老朽化した寮の水回りを直す、休憩スペースを新設する、といった使い方が想定されています。
いくら戻るか。100万円が最初のハードル
補助率は1/2、上限は1事業者あたり2,000万円です。ただし、対象経費が100万円以上であることが条件になっています。
- 対象経費150万円の改修工事:1/2の75万円が補助額
- 対象経費90万円の改修工事:100万円未満のため対象外
- 対象経費4,000万円の大規模改修:1/2は2,000万円だが、上限2,000万円で頭打ち
小規模な備品購入だけでは届きにくい金額です。複数の改修をまとめて100万円を超える計画にできるかが、対象になるかどうかの分かれ目になります。
申請の流れで気をつけたいこと
工事や購入の契約前に交付決定を受けておく必要があるのが一般的な補助金の共通ルールです。交付決定より前に発注・契約した経費は対象外になるおそれがあるため、見積を取った段階で産業振興課に一度相談しておくと安心です。
問い合わせ先
- 今治市 産業振興課
- 電話:0898-36-1540
- メール:sangyou@imabari-city.jp
よくある質問
個人事業主でも申請できますか?
できます。法人・個人事業主のどちらも対象です。市内に本社または本店があることが条件です。
医療法人が経営するクリニックの休憩室改修は対象になりますか?
対象外です。医師・歯科医師・医療法人・社会福祉法人などは、この助成金の対象から除かれています。
対象経費が80万円しかない場合はどうすればいいですか?
このままでは対象になりません。対象経費の下限は100万円です。関連する工事をまとめて計画するなど、100万円以上になるよう見積を組み直すのも一つの方法です。
