人手が足りないが、フルタイムで正社員を雇う余裕はない。そんな熊本県内の中小企業向けに、スポットワークの活用や短時間正社員制度の導入を後押しする助成金があります。短期間・短時間雇用応援助成事業です。
スポットワークの手数料を3/4、短時間正社員制度の導入費用を3/4助成します。予算がなくなり次第終了する制度です。
短期間・短時間雇用応援助成事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 短期間・短時間雇用応援助成事業 |
| 対象業種 | 全業種 |
| 利用目的 | 人材確保・雇用(スポットワーク活用、短時間正社員制度の導入) |
| 対象地域 | 熊本県内 |
| 従業員数 | 県内に事業所がある中小企業・個人事業主等 |
| 補助上限額 | スポットワーク活用助成金30万円、短時間正社員制度導入費用10万円+転換・新規雇用1人10万円(最大3名) |
| 補助率 | スポットワーク・制度導入費用ともに3/4 |
| 申請受付 | 利用表明2026年6月1日〜11月30日、支給申請はスポットワーク2026年6月1日〜2027年2月10日・短時間正社員制度2026年6月1日〜2027年1月20日 |
| 公式サイト | 熊本県「【助成金申請受付中】短期間・短時間雇用応援助成事業について」 |

2種類の助成メニュー
この助成金には2つのメニューがあります。
スポットワーク活用助成金は、タイミーなどのスポットワークサービスを使う際の手数料の3/4を助成します。上限30万円です。繁忙期だけ人手が欲しい場合に向いています。
短時間正社員制度導入助成金は、フルタイムより短い勤務時間で正社員として働ける制度を導入する費用の3/4(上限10万円)と、この制度を使って転換・新規雇用した人1人あたり10万円(最大3名まで)を助成します。育児や介護と両立したい人を正社員として雇いたい場合に向いています。
対象になる労働者
対象労働者は、短時間正社員制度の導入によって転換した人、または外部労働市場から直接短時間正社員として雇用した人です。両立支援等助成金など、他の助成金の対象になる人は除外されます。
具体的にどう使えるか
繁忙期の仕分け作業を外部人材で乗り切りたい物流業者の場合。 スポットワークサービスの手数料が月10万円、年間120万円かかる見積なら、3/4の助成で年90万円となりますが、上限30万円で頭打ちになります。自己負担は年90万円ですが、正社員採用より柔軟に人手を確保できます。
育児中の元社員を短時間正社員として復職させたい介護事業者の場合。 短時間正社員制度の導入費用(就業規則の改定・研修等)が見積12万円なら、3/4で9万円(上限10万円以内)。制度を使って2人を転換・新規雇用すれば、1人あたり10万円で追加20万円、合計29万円の助成になります。
申請の流れと締切
まず「利用表明申請」を2026年6月1日から11月30日までに行う必要があります。その後、実際にスポットワークを利用した、または短時間正社員として雇用したことを証明する「支給申請」を行います。支給申請の締切はメニューごとに異なり、スポットワーク活用助成金は2027年2月10日まで、短時間正社員制度導入助成金は2027年1月20日までです。
いずれも予算がなくなり次第、期間内でも受付を終了します。
よくある質問
利用表明申請だけ済ませておけばいいですか?
いいえ。利用表明申請は事前手続きにすぎません。実際にスポットワークを利用または雇用したあと、期限内に支給申請を行う必要があります。
個人事業主でも申請できますか?
対象は「県内に事業所がある中小企業及び個人事業主等」です。個人事業主も対象に含まれます。
他の助成金と併用できますか?
両立支援等助成金など、対象労働者が他の助成金の対象になっている場合は除外されます。詳細は熊本県の担当窓口にご確認ください。
