EVやFCVでなく、CNG(圧縮天然ガス)車でも東京都の補助金は使えるのか——使えます。ただし対象は車両総重量3.5トン超のトラック等に限られ、乗用車クラスのCNG車は対象になりません。「低公害・低燃費車」という名前から幅広い車種を想像しがちですが、実際は特定の燃料方式・車格に絞られた補助金です。
東京都民間事業者に係る低公害・低燃費車導入促進補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 東京都民間事業者に係る低公害・低燃費車導入促進補助金(圧縮天然ガス自動車〔CNG自動車〕導入補助金) |
| 対象業種 | 業種指定なし(自動車を所有する中小企業者) |
| 利用目的 | 設備投資(車両総重量3.5トン超のCNG自動車の導入) |
| 対象地域 | 使用の本拠の位置を都内に置く自動車を所有する中小企業者 |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業者(業種ごとに資本金または従業員数の上限があり、どちらか一方を満たせば該当) |
| 補助上限額 | 3.5t超8t以下=10万円/台、8t超=20万円/台 |
| 補助率 | 定額(車両重量区分ごとの定額) |
| 申請受付 | 令和8年4月1日〜令和9年2月26日 |
| 公式サイト | 東京都環境局「圧縮天然ガス自動車(CNG自動車)導入補助金」 |

対象になる/ならないの線引き
対象になるかどうかは、車両の重量区分で決まります。
| 区分 | 対象になるか | 補助額 |
|---|---|---|
| 車両総重量3.5トン以下 | 対象にならない | — |
| 車両総重量3.5トン超8トン以下 | 対象になる | 10万円/台 |
| 車両総重量8トン超 | 対象になる | 20万円/台 |
3.5トン以下の小型トラックやバンは、CNG車であってもこの補助金の対象になりません。都内で使用の本拠を置く自動車を所有する中小企業者が申請者要件で、法人・個人事業主のどちらも対象です。
なぜ車格で線が引かれているか
この補助金は、都市部で排出ガスの影響が大きい中・大型のディーゼル車をCNG車に転換することを目的にしています。小型車は補助対象から外れる一方、車両総重量が大きいほど1台あたりの補助額も上がる設計です。8トン超の大型車ほど、排出ガス削減の効果が大きいためと考えられます。
よく誤解されるポイント
「低公害・低燃費車」という制度名から、EV・PHEV・FCVを含む幅広い環境配慮車の補助金だと誤解されがちですが、この補助金の対象はCNG(圧縮天然ガス)自動車という特定の燃料方式に限られます。EV・PHEV・FCVを検討している場合は、東京都の「ZEV車両購入補助金」など別の制度が対象になります。制度名だけで判断せず、自社が導入したい車の燃料方式で確認する必要があります。
よくある質問
個人事業主でも申請できますか?
申請できます。使用の本拠の位置を都内に置く自動車を所有する中小企業者であれば、法人・個人事業主のどちらも対象です。
EVやPHEVを導入する場合もこの補助金の対象になりますか?
対象になりません。この補助金はCNG自動車専用です。EV・PHEV・FCVは別の補助金(ZEV車両購入補助金等)が対象になります。
申請方法を教えてください。
郵送、またはjGrantsによる電子申請が可能です。詳細な提出書類は公式ページの募集要項でご確認ください。
