丸亀市の事業所で、空調・LED照明・給湯機器を省エネ型に更新すると、費用の1/2(3設備の合計で上限40万円)が出ます。令和8年度の予約申請は、予算の上限(600万円)に達して終了しました。
次の募集に備えるなら、予約申請の前に省エネ診断を受けておくのが最初の一手です。診断の報告書どおりに設備を入れる決まりで、LEDも調光制御機能つきに限られます。
丸亀市省エネルギー設備導入費補助制度の要点まとめ
正式名:丸亀市省エネルギー設備導入費補助制度
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 業種の指定なし(医療法人等も対象)
- 利用目的
- 空調・LED照明・給湯機器の省エネ更新
- 対象地域
- 香川県丸亀市
- 従業員数
- 中小企業者等(人数の上限は業種で異なる)
いくら
- 補助上限額
- 40万円(3設備の合計)
- 補助率
- 1/2(対象経費は税抜き)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和8年度の予約申請は予算上限で終了
うちの事業所は対象になる?
次の5つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 5
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 診断の提案と違う設備を入れる
- ✕ リースで設備を入れる
- ✕ 中古品を入れる
- ✕ 調光機能のないLEDを入れる
中小企業者のほか、中小企業団体、医療法人、社会福祉法人、学校法人も対象です。中小企業者は、資本金か従業員数のどちらか一方が上限以内であれば該当します。製造業その他は3億円以下または300人以下、卸売業は1億円以下または100人以下です。小売業は5,000万円以下または50人以下、サービス業は5,000万円以下または100人以下です。
事業所が配偶者や親、子の所有、または親会社や子会社の所有なら、所有者の同意書を予約申請で出します。それ以外で所有者が別人のときの扱いは、公式ページに記載がありません。予約申請書には、債務超過でないことの誓約と、市の脱炭素の広報活動への協力も書かれています。
いくらもらえる?
補助額は、対象経費(税抜き)の1/2です。1,000円未満は切り捨てます。3設備を合わせて上限40万円で、設備の種類ごとに同じ年度内は1回までです。
- 調光制御つきLED照明に60万円かけた場合:60万円 × 1/2 = 30万円
- 業務用エアコンの更新に120万円かけた場合:120万円 × 1/2 = 60万円 → 上限の40万円
- エアコン100万円で、国の補助が30万円出た場合:(100万円 − 30万円) × 1/2 = 35万円
上限の40万円に届くのは、対象経費が80万円以上のときです。国や県から同じ目的の補助を受けるときは、その額を対象経費から引いてから計算します。
何に使える?
対象にならないもの
- 診断の提案にない設備
- 中古品、リースで入れる設備
- 調光制御機能のないLED照明
対象になるもの
- 省エネ診断の費用(自己負担額)
- 設計費、設備費、工事費
- 古い設備の撤去・処分費
調光制御機能とは、時刻や明るさ、人の動きに応じて照明を自動で点滅・調光する機能です。
申請の流れ
- 省エネ診断を受ける(事業者→省エネルギーセンターか環境共創イニシアチブ。予約申請の前に)
- 予約申請を出す(事業者→丸亀市 生活環境課。工事の前に、窓口か郵送で)
- 予約番号の通知を受ける(丸亀市→事業者。通知が来てから工事を始める)
- 診断の報告書どおりに工事をして支払う(事業者)
- 交付申請を出す(事業者→丸亀市。令和9年3月31日必着)
- 交付決定のあと、請求書を出す(事業者→丸亀市。通知が届いたらすぐに)
必要な書類
準備できた 0 / 13
登記簿謄本と決算書は法人、確定申告書は個人の場合です。所有者が別人の事業所では、同意書も要ります。交付請求書は、交付申請と一緒に出してもかまいません。診断の報告書には、更新後の設備のメーカー名・型式と、温室効果ガスの削減量が載っている必要があります。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 予約番号の通知前に着工した:通知のあとに工事を始めるのが条件です。先に始めた工事は対象外になります。
- 診断と違う設備を入れた:診断報告書の改善提案を変えずに実施することが条件です。型式の変更は、先に計画変更の承認を受けます。
- 交付申請が期限に遅れた:令和9年3月31日の必着です。窓口でも郵送でも、この日までに市に届く必要があります。
- 設備を勝手に処分した:法定耐用年数のあいだに処分するときは、市の承認が要ります。承認を受けないと、返還を求められることがあります。
国や県の補助との併用
国や県の同種の補助との併用はできます。ただし受けた額は、対象経費から差し引きます。両方から満額を受け取る形にはなりません。
よくある質問
調光機能のないLED照明は対象になりますか?
対象になりません。LED照明は調光制御機能を備えた機器に限られます。調光制御機能とは、時刻のスケジュールか明るさセンサか人感センサのどれかで、点滅や調光を自動で行う機能です。通常のLEDに替えるだけでは補助を受けられません。見積もりの段階で、機器にこの機能があるかを工事業者に確かめてください。診断の報告書にも、この機器の型式が載っている必要があります。
家庭用のエアコンや給湯器でも使えますか?
使えません。補助の対象は、自分が所有して使う市内の事業所に入れる設備です。住まいに入れる設備は含まれません。事業所と住居が同じ建物にあるときなど、どこまでが事業所に当たるか迷うときは、申請の前に生活環境課ゼロカーボン推進室へ電話で確かめておくと安心です。電話は0877-24-8809です。
省エネ診断は誰に頼めばいいですか?
一般財団法人省エネルギーセンターの「省エネ最適化診断」か、一般社団法人環境共創イニシアチブの「ウォークスルー診断」「IT診断」などです。市長が同等と認める診断でもかまいません。報告書は予約申請の日から数えて直近3年以内のものに限ります。診断費用の自己負担額は補助対象経費に入るので、領収書は残しておいてください。
診断とは違う型番の機器に変えてもいいですか?
診断の改善提案を変えずに実施するのが条件なので、勝手には変えられません。予約申請のあとに内容を変えたいときは、計画変更承認申請書を市に出して承認を受けます。承認を受けずに別の機器を入れると、対象外になるおそれがあります。型番を変えたくなったら、工事の前に生活環境課へ相談してください。
リースで入れた設備は対象になりますか?
対象になりません。設備は購入するものに限られ、リースなどで交付申請の時点に所有権が申請者にないと補助は受けられません。導入する設備は未使用品である必要もあります。中古品は対象外です。リースで進めている計画があるなら、購入に切り替えられるかを工事業者との契約の前に確かめてください。
空調だけ、1種類の設備だけの申請でもいいですか?
かまいません。空調と調光制御つきLED照明と給湯機器のうち、1種類だけの導入でも申請できます。上限の40万円は3設備の合計なので、複数を入れても合計で40万円までです。設備の種類ごとに申請し、補助は同じ年度内に種類ごとに1回までとなります。
古い設備の撤去費は対象になりますか?
対象になります。省エネ設備の設計費と設備費と工事費のなかに、既存設備の撤去・処分費も含まれます。金額は税抜きで数えます。見積書では、撤去・処分の費用が工事費の一部と分かる形で入っているかを確かめてください。国や県の補助を受けるときは、その額を対象経費から引いてから計算します。診断費の自己負担額も、同じ対象経費に加えられます。
工事は予約申請のどの時点から始められますか?
予約番号の通知書が届いたあとです。予約申請を出しただけでは、まだ工事を始められません。着工の日が通知書より前になっていないかを、工事業者とあらかじめ確認しておいてください。通知書は、交付申請のときにも予約番号が要るので、なくさないように保管します。
事業所の建物が親や子の所有でも申請できますか?
申請できます。個人事業主なら配偶者か1親等内の血族、法人なら役員か親会社・子会社が所有する事業所は、同意書を予約申請に添えます。同意書は任意の様式で、建物の所有者の署名か記名押印が要ります。場合によっては、関係を示す書類を求められます。それ以外の所有者との場合の扱いは、公式ページに記載がないため市に確認してください。
令和8年度の受付が終わったあと、申請はできませんか?
令和8年度の予約申請の期間は、令和8年4月1日から12月28日まででした。実際には予算の上限に達して、その前に終了しています。終了した日は公表されていません。次の年度の募集があるかどうかは、公式ページに記載がありません。申請を考えているなら、生活環境課ゼロカーボン推進室に募集の予定を聞いておくとよいでしょう。省エネ診断は先に受けておけますが、報告書は予約申請の日から直近3年以内のものに限られるので、受ける時期は考えて選びます。
補助金はいつ入金されますか?
交付申請を出すと市が審査して、補助額が決まった通知が届きます。通知の名前は交付決定及び交付額確定通知書です。そのあとに請求書を出す順番で、入金はその請求のあとになります。入金の時期の目安は公式ページに記載がありません。資金繰りに関わる点なので、設備の支払いは先に自己資金で済ませる前提で計画し、請求の前に担当課へ見込みを確かめてください。
問い合わせ先はどこですか?
丸亀市 生活環境課 ゼロカーボン推進室です。電話は0877-24-8809、メールはseikatsu-k@city.marugame.lg.jp、住所は丸亀市大手町二丁目4番21号です。対象設備の判断や診断報告書の書き方や同意書の扱いで迷ったときは、予約申請の前に問い合わせておくと書類の出し直しを防げます。開庁時間は平日の8時30分から17時15分です。
