なぜこの補助金は、対象経費を「専門家への報酬」に絞っているのでしょうか。糸島市の「経営強化・事業成長支援補助金」は、社会保険労務士や中小企業診断士といった専門家のサポートを受けて申請支援・計画作成・人材活用・クラウドファンディングを行う費用の2/3、上限10万円を補助します。
自力で書類を作るより、専門家の目を通した方が他の補助金の採択率も上がりやすい。この補助金は「専門家の力を借りること自体」を後押しする設計になっています。
経営強化・事業成長支援補助金の要点まとめ
正式名:令和8年度糸島市経営強化・事業成長支援補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 業種指定なし(卸売業、小売業、飲食業、製造業など商工業全般)
- 利用目的
- 補助金等申請支援、BCP等計画作成支援、プロフェッショナル人材活用支援、クラウドファンディング実施支援
- 対象地域
- 福岡県糸島市(市内に主たる事業所があること)
- 従業員数
- 公式ページに記載なし(商工振興課へお問い合わせください)
いくら
- 補助上限額
- 10万円(1事業者につき1事業1回限り)
- 補助率
- 対象経費の2/3以内(千円未満切り捨て)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 〜令和9年1月29日

4つの対象経費区分
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 補助金等申請支援事業 | 補助金・助成金の申請にあたる専門家への報酬 |
| BCP等計画作成支援事業 | BCP(事業継続計画。災害等が起きても事業を止めない・早く戻すための計画)の作成支援 |
| プロフェッショナル人材活用支援事業 | プロフェッショナル人材の活用にかかる支援 |
| クラウドファンディング実施支援事業 | クラウドファンディング実施にかかる支援 |
いずれも専門家への報酬・支援料が対象経費という共通点があります。設備投資や広告費は対象になりません。
補助額のシミュレーション
- 社労士に補助金申請支援を依頼する場合:報酬12万円なら2/3で8万円が補助されます
- 中小企業診断士にBCP策定支援を依頼する場合:報酬15万円なら2/3は10万円ですが、上限10万円が適用され自己負担は5万円になります
上限の10万円に届くのは、対象経費が15万円以上のときです。1事業者につき1事業1回限りなので、複数の専門家支援を同時に受けても申請できるのは1回分です。
申請の流れ
- 補助金交付申請書・誓約書・見積書・税滞納証明・事業所確認書類を商工振興課へ提出(〜令和9年1月29日)
- 交付決定
- 専門家サポートの実施
- 実績報告書を提出
不明点は、糸島市経済振興部商工振興課(092-332-2096)へ問い合わせられます。
よくある質問
設備投資の費用にも使えますか?
使えません。対象経費は専門家への報酬・支援料に限られており、機械や設備の購入費は対象外です。
個人事業主でも申請できますか?
対象になります。市内に主たる事業所を置く商工業者であれば、法人・個人事業主のどちらも申請できます。
同じ年度に何回でも申請できますか?
いいえ。1事業者につき1事業1回限りの交付です。複数の支援を受けても、申請できるのは1回分です。
