多胎児の家庭が受け取るタクシー券は、面接を受けてからでないと申請できるのか。新宿区の場合は、そのとおりです。保健師・助産師・看護師などの専門職の面接を受けていることが、支給対象の条件に入っています。
新宿区は、満3歳未満の双子や三つ子を同じ世帯で育てる保護者に、24,000円分のこども商品券を支給します。タクシーでの移動に使えます。0歳・1歳・2歳の各年齢で、1回ずつ申請できます。
新宿区 多胎児家庭への移動支援事業の要点まとめ
正式名:多胎児家庭への移動支援事業
だれが
- 申請者
- 個人(多胎児の保護者)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 健診・予防接種などに行くときのタクシー代
- 対象地域
- 東京都新宿区
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 24,000円分(1世帯・各年齢で1回)
- 補助率
- 定額(こども商品券)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年4月1日〜(締切の記載なし)
- 公式サイト
- 新宿区「多胎児家庭への移動支援事業」
うちは対象になる?
次の3つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 3
多胎児は、双子や三つ子など、同時に生まれた2人以上の子のことです。育てる子と同じ世帯で暮らしている保護者が対象です。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 子が満3歳になった
- ✕ 面接をまだ受けていない
- ✕ 区に住民登録がない
「専門職」は、保健師、助産師、看護師などを指します。
面接はどこで受けられる?
面接は、管轄の保健センターの窓口で受けます。子どもの年齢に合わせて、次の区の事業に参加するときに申し込むこともできます。
| 子の年齢 | 面接の機会 |
|---|---|
| 0歳 | すくすく赤ちゃん訪問、3〜4か月児健康診査 |
| 1歳 | 1歳6か月児歯科健康診査 |
| 0〜2歳 | 双子の会 |
どの機会に面接を受けても、申請は管轄の保健センターの窓口で、申請書を出して行います。保健センターは牛込・四谷・東新宿・落合の4か所です。住まいによって担当が決まるので、区の「保健センター担当一覧」で確かめてください。来所するときは、先に担当の保健センターへ連絡します。
いくらもらえる?
1世帯につき、24,000円分のこども商品券です。子どもの人数で増えません。0歳・1歳・2歳の各年齢で1回ずつ申請できます。
- 双子の0歳のぶんだけ申請する:24,000円 × 1回 = 24,000円分
- 0歳・1歳・2歳の3回とも申請する:24,000円 × 3回 = 72,000円分(計算上)
暮らしのガイド(区の冊子)では、「1世帯あたり年間24,000円相当」と書かれています。年に24,000円分が上限、という読み方です。
何に使える?
目的は、多胎児を連れて母子保健事業を使うときの移動の支援です。乳幼児健診、予防接種、双子の会が例に挙がっています。
対象にならないと読めるもの
- 母子保健事業と関係のない外出のタクシー代
- タクシー以外の交通費
対象になるもの
- 乳幼児健診に行くときのタクシー代
- 予防接種に行くときのタクシー代
- 双子の会に行くときのタクシー代
こども商品券を使える会社と有効期限は、公式ページに書かれていません。届いた案内で確かめてください。
申請の流れ
- 担当の保健センターに連絡する(保護者→保健センター。来所の前に)
- 面接を受ける(保護者→保健センターの専門職。区の事業の機会でもよい)
- 申請書を出す(保護者→保健センターの窓口。面接と申請書の提出は窓口で行う)
- 商品券を受け取る(区→保護者。簡易書留。面談日から1か月程度で発送の予定)
暮らしのガイドによると、区からは子どものお誕生月の翌月に案内が送られます。案内を目安に連絡すると、動き出しの時期を逃しにくくなります。
必要な書類
準備できた 0 / 1
母子健康手帳などの持ち物は、公式ページに書かれていません。担当の保健センターに連絡するときに、持ち物も聞いてください。
似た制度との違いと、よくある勘違い
新宿区には、多胎児家庭向けにもう一つ、産前産後支援事業があります。こちらはヘルパーか産後ドゥーラを派遣する事業で、3歳未満の多胎児がいる家庭も対象です。利用料は1時間1,000円(産後ドゥーラは1,500円)です。タクシーの商品券とは別の事業で、問い合わせ先も子ども総合センターです。
もう一つの勘違いは、申請の期限です。公式ページには、申請の締切が書かれていません。締切がないと決めつけず、満3歳になる前に、各年齢のぶんを早めに済ませるのが安全です。具体的な期限があるかどうかは、健康づくり課に電話で聞けます。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 満3歳になった:対象は満3歳未満の多胎児です。3歳以降のぶんは申請できません。
- 面接を受けていない:専門職の面接が支給対象の条件です。
- 同じ年齢で2回申請した:各年齢で1回ずつです。
- 区外に転出した:新宿区に住民登録があることが条件です。
よくある質問
双子でも三つ子でも、もらえる額は同じですか?
同じです。商品券は1世帯あたり24,000円分で、子どもの人数で増えません。双子なら24,000円分、三つ子でも24,000円分です。0歳・1歳・2歳の各年齢で1回ずつ申請できるので、3回とも申請すれば計算上は72,000円分になります。年齢は子の誕生日で数えるため、申請の前に、今どの年齢の区分に当たるかを確かめてください。
面接を受けていなくても申請できますか?
申請できません。支給の対象になるのは、保健師、助産師、看護師などの専門職による面接を受けた家庭です。面接と申請は、管轄の保健センターの窓口で行います。0歳なら赤ちゃん訪問や3〜4か月児健診、1歳なら1歳6か月児歯科健診、0〜2歳なら双子の会の機会に申し込めます。まだなら、担当の保健センターに連絡して、どの機会が使えるか聞いてください。
申請に必要な書類は何ですか?
公式ページに書かれているのは、保健センターの窓口で面接と申請書の提出が必要、ということだけです。母子健康手帳などの持ち物は書かれていません。来所するときは事前に担当の保健センターへ連絡することになっているので、その電話で、申請書の入手方法と持ち物を一緒に確かめるのが確実です。確認した内容は、メモに残しておくと窓口で慌てません。
担当の保健センターはどこですか?
保健センターは牛込、四谷、東新宿、落合の4か所です。住まいの地域によって担当が決まっています。担当は、区のホームページにある「保健センター担当一覧」で確かめられます。町名ごとの担当は区の担当一覧(PDF)にあります。窓口は午前8時30分から午後5時で、土日祝日と12月29日から1月3日は休みです。電話は牛込03-3260-6231、四谷03-3351-5161、東新宿03-3200-1026、落合03-3952-7161です。来所する前に、担当へ連絡してから向かってください。
商品券はいつ届きますか?
支給の対象になる家庭には、簡易書留で送られます。発送の時期は、面談日から1か月程度の予定と公式ページに書かれています。つまり申請の日からではなく、面接の日が起点です。簡易書留は受け取りの手続きが必要で、不在の日に届くと再配達になります。時期が近づいたら、受け取れる日を確保しておくと安心です。
申請の期限はありますか?
公式ページには、申請の期限は書かれていません。条件として書かれているのは、満3歳未満であることと、0歳・1歳・2歳の各年齢で1回ずつ、ということです。期限の有無は、健康づくり課に電話で確かめるのが確実です。確かめられるまでは、各年齢の早い時期に面接と申請を済ませておくと、取り逃しを避けられます。
タクシー以外にも使えますか?
公式の案内は、タクシー移動に使える商品券、というものです。ほかの交通手段に使えるかどうかは、書かれていません。使える会社と有効期限も書かれていないため、届いた案内で確かめるか、健康づくり課に聞いてください。乳幼児健診や予防接種、双子の会に行く日の移動に使うのが、目的に沿った使い方です。
3歳になったらどうなりますか?
対象は満3歳未満の多胎児を育てる保護者なので、満3歳になるとその子のぶんは申請できません。0歳・1歳・2歳の各年齢で1回ずつなので、2歳のぶんが最後です。2歳のぶんは、3歳の誕生日を迎える前に面接と申請を済ませる必要があります。誕生日が近づいたら、早めに保健センターへ連絡してください。
転入してきたばかりでも使えますか?
新宿区に住民登録がある保護者が対象です。転入前に別の自治体で同じような支援を受けていた場合の扱いは、公式ページに書かれていません。転入したばかりのときは、住民登録を済ませたうえで、担当の保健センターに子どもの生年月日を伝えて、申請できる年齢の区分を確かめてください。
産前産後支援事業とは何が違いますか?
産前産後支援事業は、ヘルパーか産後ドゥーラが家庭を訪問して、家事や育児を手伝う事業です。3歳未満の多胎児がいる家庭も対象で、利用料は1時間1,000円(産後ドゥーラは1,500円)です。こども商品券は移動費の支援で、別の事業です。どちらも使える家庭は、目的に合わせて両方を検討できます。産前産後支援事業の問い合わせ先は子ども総合センターです。
問い合わせ先はどこですか?
新宿区健康部健康づくり課健康づくり推進係で、電話は03-5273-3047です。面接や申請は、管轄の保健センターの窓口で行います。来所する前に、担当の保健センターへ連絡することになっています。持ち物や期限など、公式ページに書かれていないことは、その連絡のときにまとめて聞いておくと、窓口での手間が減ります。
