航空機部品の製造には、自動車や一般機械とは違う品質管理基準が求められます。では、その基準に対応できる人材を育てる研修費用は、誰が負担するのか。 静岡県の「航空機産業高度人材育成事業費補助金」は、県内中小企業がこの研修にかける費用の半分を補助する制度です。受付は2026年5月15日12:00必着(事前相談は4月30日まで)で、すでに募集を終了しています。
令和8年度航空機産業高度人材育成事業費補助金の要点まとめ
正式名:令和8年度航空機産業高度人材育成事業費補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(県内に主たる事務所・事業所を有する中小企業等)
- 対象業種
- 製造業(航空機製造関連)
- 利用目的
- 人材確保・雇用(航空機製造の技術・品質管理の高度化に向けた社員研修)
- 対象地域
- 静岡県内
- 従業員数
- 中小企業等(静岡県内に主たる事務所・事業所を有すること)
いくら
- 補助上限額
- 100万円以内
- 補助率
- 1/2
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年5月15日12:00必着(事前相談は4月30日まで。終了)

事前相談を飛ばせない制度
この補助金は、申請締切より前に事前相談の期限(4月30日)が設定されています。 申請書類を締切当日に慌てて用意しても、事前相談を済ませていなければ受け付けてもらえない可能性があります。本締切より前に動くべき「隠れ期限」 が事前相談日である点は、見落とすと申請自体ができなくなるため注意が必要です。
この制度と似た制度が静岡県には他にもある
静岡県産業振興財団は、航空機産業向けに複数の補助金を並行して実施しています。この記事の制度は「人材育成(研修費)」が対象で、認証取得にかかる費用は対象外です。認証取得(JIS Q 9100・Nadcap・ISO27001)の費用を補助する「航空機産業認証取得助成金」は別制度として用意されているため、目的に応じて使い分ける必要があります。
よくある質問
認証取得の費用もこの補助金でまかなえますか?
まかなえません。認証取得費用は「航空機産業認証取得助成金」という別制度が対象です。この補助金は社員研修にかかる経費に限られます。
事前相談をせずに申請できますか?
できません。事前相談の完了が申請の前提になっているため、締切の2週間以上前に済ませておく必要があります。
次回の募集はいつ頃ですか?
例年、年度当初(4〜5月頃)に公募される傾向があります。静岡県産業振興財団の公式ページで次回の告知を確認してください。
