ひとり親というだけでは、この助成は使えません。入口は、児童育成手当(育成)です。この手当を受けている家庭だけが、宿泊費の助成を申請できます。手当を受けているかどうかを、先に確かめてください。
中央区 ひとり親家庭休養ホーム事業(宿泊施設)の要点まとめ
正式名:ひとり親家庭休養ホーム事業(宿泊施設)
だれが
- 申請者
- 個人(児童育成手当を受けている方)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 福祉(ひとり親家庭の休養・レクリエーション)
- 対象地域
- 東京都中央区
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 1泊 大人7,000円・子ども6,300円まで
- 補助率
- 実費が限度額以下なら実費分(限度額まで)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 4月1日〜翌3月31日の宿泊分(年度に1回)
自分は対象になる?
次の4つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
対象は、手当を受けている方と、手当の対象になっている児童です。児童育成手当(育成)は、ひとり親家庭などで18歳に達した日以後の最初の3月31日までの児童を養育している方に、児童1人につき月額13,500円が出る手当です。
所得制限は、手当の判定を使います。6月から12月の申込みは前年の所得、1月から5月の申込みは前々年の所得で見ます。未申告などで所得が確認できないと、利用できません。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 親だけ、児童だけで利用する
- ✕ 3歳未満の児童(その児童は対象外)
- ✕ 障害手当を受けている方
- ✕ 年度内にすでに1泊利用した
3つめは、児童の障害を理由に障害手当を受けている方のことです。この事業は家族で使うものなので、親だけ、児童だけの利用は認められません。
いくら助成される?
1泊分の宿泊代と食事代が、年齢ごとの限度額まで助成されます。限度額は、12歳以上を大人として数えます。
| 区分 | 1泊の限度額 |
|---|---|
| 大人(12歳以上) | 7,000円まで |
| 子ども(3歳以上12歳未満) | 6,300円まで |
旅行代金が限度額以下なら、実費の分だけが助成されます。宿泊と食事で1人15,000円かかった場合の例です。
- 親1人+小学生1人:7,000円 + 6,300円 = 13,300円(自己負担は 30,000円 − 13,300円 = 16,700円)
- 親1人+中学生1人:7,000円 + 7,000円 = 14,000円(12歳以上は大人の額)
- 実費が1人5,000円の場合:5,000円 × 10/10 = 5,000円(限度額に届かないので、実費の全額)
回数は、4月1日から翌年3月31日までの間に1回です。3月31日をまたぐ宿泊がどちらの年度になるかは、公式ページに書かれていません。年度末の旅行は、予約の前に確かめてください。
何に使える?
対象にならないもの
- 電車代、飛行機代などの交通費
- 朝夕2食を超える食事代
対象になるもの
- 区立施設またはJTBが契約している旅館等の宿泊代(1泊分)
- 朝食と夕食の食事代(2食まで)
指定施設は、次の3種類です。
- 伊豆高原荘(区立施設)
- 区民健康村「ヴィラ本栖」(区立施設)
- JTBが契約している旅館、ホテルなど
申請の流れ
区立施設とJTB契約の宿で、順番が違います。
区立施設(伊豆高原荘・ヴィラ本栖)の場合
- 宿泊する(受給者・児童。領収書は受給者本人の宛名でもらう)
- チェックインした月の翌月末日までに申請する(受給者→区役所6階の子ども子育て支援課)
- 助成金が振り込まれる(中央区→受給者。申請から1〜2か月後、手当と同じ口座)
JTB契約の旅館等の場合
- 区指定のJTB支店で予約する(受給者→JTB)
- 窓口で利用申込書を記入する(受給者→子ども子育て支援課。申込書の一部を受け取る)
- JTB支店で差額を払う(受給者→JTB。旅行代金から助成額を引いた分)
区立施設の申請期限は、チェックインした月の翌月末日(閉庁日なら翌開庁日)です。たとえば9月にチェックインした場合は、10月末日までです。
申請は窓口のほか、LoGoフォーム(オンライン申請)でもできます。区立施設分のオンライン申請は、一時的に停止していることがあります。そのときは窓口に行ってください。オンラインでJTB分を申請すると、申込書の一部が届くまで1週間程度かかります。急ぐ場合は窓口が確実です。
必要な書類
準備できた 0 / 4
領収書は区立施設の場合に出します。宛名は、児童育成手当を受けている本人にします。下の2つはJTB契約の宿の場合で、JTBが出す「お申込みからご出発までの手続きのご案内」と「ご旅行条件書(国内手配旅行)【個別事項】」のことです。
助成を受けられなくなるのはどんなとき?
- 児童育成手当を受けられなくなった:所得制限を超えたり、現況届を出さなかったりすると、手当の判定が使えず利用できません。
- 申請の期限を過ぎた:区立施設は、チェックインした月の翌月末日が期限です。
- 親だけ、児童だけで泊まった:家族で使う事業なので、どちらか一方だけの利用はできません。
- 不正に利用した:助成金の返還を求められます。
- キャンセルしたのに連絡しなかった:JTB契約の宿では、キャンセルしたらすぐにJTBの支店と子育て給付係へ連絡します。
同じ事業の日帰り施設・観劇助成との違い
中央区のひとり親家庭休養ホーム事業には、宿泊のほかに日帰り施設があります。この記事で説明したのは宿泊です。
日帰り施設は、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、東京ドームシティ、東京サマーランド、キッザニア東京から1か所を選び、1人上限3,000円の特別利用券をもらう方式です。宿泊は、区立施設なら利用後の領収書で払い戻し、JTB契約の宿なら旅行代金から助成額を引く方式です。
ひとり親家庭の観劇・スポーツ観戦の助成も別にあります。対象者は、日帰りも宿泊と同じ児童育成手当の受給者です。児童育成手当の受給を先に確かめれば、3つとも使えるか判断できます。
よくある質問
ひとり親なら誰でも使えますか?
使えません。対象は、中央区の児童育成手当(育成)を受けている方と、手当の対象になっている児童です。申請日の時点で、手当の所得制限内であり、現況届を出している必要があります。児童育成手当は、ひとり親家庭などで18歳までの児童を養育している方に出る手当です。手当を受けていなければ、先に手当の申請から始めます。
児童育成手当を受けていない場合はどうすればいいですか?
先に児童育成手当(育成)を申請します。申請先は、区役所6階の子ども子育て支援課です。手当は申請した月の翌月分から支給され、手続きが遅れた分はさかのぼって受けられません。所得制限もあるので、申請の前に限度額を確かめてください。手当の対象になってから、この宿泊助成を申請する順番です。
いくら助成されますか?
宿泊代と食事代の1泊分が、大人(12歳以上)は7,000円まで、子ども(3歳以上12歳未満)は6,300円までです。旅行代金が限度額以下なら実費の分だけです。たとえば親1人と小学生1人なら、7,000円と6,300円で合わせて13,300円までになります。3歳未満の児童は対象外で、交通費も助成されません。
年度に何回使えますか?
4月1日から翌年3月31日までの間に1回です。助成の対象は1泊分です。日帰り施設や観劇・スポーツ観戦の助成は、別の事業として案内されています。同じ年度に併用できるかどうかは、公式ページに書かれていないので、窓口で確かめてください。3月31日をまたぐ宿泊がどちらの年度に入るかも、公式ページには書かれていません。年度末の旅行は、予約の前に子育て給付係へ確かめておくと安心です。
食事代も助成されますか?
されます。ただし朝食と夕食の2食までです。昼食は助成の対象に入りません。宿泊代と、朝夕2食までの食事代だけが対象です。電車代や飛行機代などの交通費は助成されません。領収書は、利用明細が分かるものを宿泊先でもらってください。区立施設なら領収書を窓口に出し、JTB契約の宿なら旅行代金から助成額が引かれる仕組みです。食事つきのプランで申し込むときは、朝夕2食の範囲かどうかを、予約の段階で宿泊先に確かめておくと安心です。
親だけで泊まっても使えますか?
使えません。ご家族で利用する事業なので、親のみ、児童のみでの利用はできません。3歳以上の児童と一緒に泊まることが前提です。3歳未満の児童は助成の対象外です。3歳未満の児童の分は助成されません。親1人と3歳未満の子だけで泊まる場合に使えるかは、公式ページに書かれていないので、窓口で確かめてください。人数の数え方で迷ったら、子育て給付係に聞いてください。
申請の期限はいつですか?
区立施設(伊豆高原荘・ヴィラ本栖)の場合は、チェックインした月の翌月末日までです。その日が閉庁日なら、翌開庁日になります。たとえば9月にチェックインしたなら、10月末日までです。JTB契約の旅館等は、宿泊の前に区指定の支店で予約し、窓口で利用申込書を書く流れです。宿泊が終わってからでは間に合わないので注意してください。
区立施設の申請に何が必要ですか?
本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)と、宛名が児童育成手当の受給者本人になっている領収書です。領収書は、ご利用明細が分かるものにします。この2つを持って、区役所6階の子ども子育て支援課の窓口で申請します。申請から1か月から2か月後に、児童育成手当を受けている口座へ助成金が振り込まれます。
JTB契約の旅館等を使うにはどうすればいいですか?
まず、区指定のJTB支店で予約します。次に、本人確認書類とJTBが出す「手続きのご案内」「旅行条件書」を持って、子ども子育て支援課で利用申込書を書き、申込書の一部を受け取ります。最後に、その申込書の一部を持ってJTBの支店へ行き、旅行代金から助成額を引いた差額を支払います。キャンセルしたらすぐ連絡してください。
オンラインで申請できますか?
LoGoフォームでの申請ができます。ただし、区立施設分のオンライン申請は一時的に停止されていることがあります。公式ページの案内を見て、停止中なら窓口で申請してください。JTB分をオンラインで申請すると、申込書の一部が届くまでに3開庁日程度の準備と郵送で、1週間程度かかります。お急ぎなら窓口がおすすめです。
日帰りの休養ホームとはどう違いますか?
日帰り施設は、ディズニーランド・ディズニーシー、東京ドームシティ、東京サマーランド、キッザニア東京から1か所を選び、1人上限3,000円の特別利用券を使う方式です。宿泊は、区立施設かJTB契約の宿に泊まり、その費用を助成します。対象者は、どちらも児童育成手当の受給者と対象児童で、3歳未満は対象外です。
問い合わせ先はどこですか?
福祉保健部子ども子育て支援課の子育て給付係です。電話は03-3546-5350または03-3546-5351で、所在地は築地一丁目1番1号の本庁舎6階です。手当の所得判定や、年度をまたぐ宿泊の扱いなど、公式ページに書かれていないことは、予約や宿泊の前に聞いておくと安心です。JTB契約の宿を使う場合は、予約の前に区指定の支店を確かめます。
