この奨励金は、車を買う前ではなく、買い終えてから申請します。登録と納車と代金の支払いがすべて済んだ車だけが対象です。
相模原市が出すのは、新車の燃料電池自動車(FCV)1台につき定額30万円です。令和8年度は年3件の予定で、2回に分けて受け付けます。件数を超えると抽選になるので、応募の順番ではなく、期間内に出した申請のうち当選した分だけが交付されます。
燃料電池自動車購入奨励金の要点まとめ
正式名:相模原市燃料電池自動車購入奨励金
だれが
- 申請者
- 個人・法人・個人事業者・リース事業者
- 対象業種
- 業種の指定なし
- 利用目的
- 燃料電池自動車の購入
- 対象地域
- 神奈川県相模原市
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 1台あたり30万円(定額)
- 補助率
- 定額(1台30万円)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 第2期 2027年2月1日〜2027年2月26日(必着)
- 事業の完了
- 第2期は2026年10月1日〜2027年2月26日
- 公式サイト
- 相模原市「燃料電池自動車購入奨励金」
まず確かめたい、買う時期と申請期間の関係
令和8年度の申請期間は2回あります。どちらで申請するかは、いつ事業が完了したかで決まります。
| 期 | 申請期間 | 事業が完了していなければならない期間 | 予定件数 |
|---|---|---|---|
| 第1期 | 2026年9月1日〜9月30日 | 2026年4月1日〜9月30日 | 2件 |
| 第2期 | 2027年2月1日〜2月26日 | 2026年10月1日〜2027年2月26日 | 1件 |
事業の完了とは、車両の登録、納車(リースなら開始)、代金の支払いのすべてが終わった状態です。3つの日付のうち最も遅い日が事業完了日になります。たとえば登録が11月、納車が12月、代金の支払いが翌年1月なら、事業完了日は1月です。
第2期に出す人は、事業完了日が2026年10月1日以降であることが前提です。9月までに完了した車を第2期に回すことはできません。期間外の車は、その期の申請ができないためです。年度をまたいだ申請もできません。
自分は対象になる?
次のすべてに当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 5
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 電気自動車(EV)を買った
- ✕ 中古車を買った
- ✕ 販売店の展示・試乗用の車
燃料電池自動車とは、車検証の燃料種類が圧縮水素と書かれた車です。国の補助金は、経済産業省が実施する「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」を指し、申請する年度か前の年度に、4輪以上の車がその対象になっていることが条件です。車検証は「自動車検査証」、使用の本拠は車を主に置く場所のことです。法人や個人事業者の所在地と使用の本拠が違うときは、支店や事業所が使用の本拠だと分かるパンフレットやホームページの印刷が要ります。
申請できるのは車の購入者です。割賦販売(ローン)で買ったときは、車検証の使用者になった人が申請者になります。リース事業者も申請できますが、受け取った奨励金額を月々のリース料金から減らすことが条件です。個人事業者は、代表者本人の市税に滞納がないことも見られます。
いくらもらえる?
車の価格に関係なく、1台30万円の定額です。
- 個人が新車のFCVを1台買う:30万円 × 1台 = 30万円
- 法人が同じ年度に新車のFCVを2台買う:30万円 × 1台 = 30万円(法人は1年度に1台まで)
- 個人が2台目を買う:個人は1人につき1台限りなので0円
リース事業者が複数の利用者に貸すときは、借りる側(賃借者)が個人なら1人につき1台、法人なら1年度に1法人1台が上限です。抽選で外れた場合は交付されません。
申請から入金まで
- 車を買って、登録・納車・支払いを終える(申請者→販売店。第2期は2027年2月26日までに)
- 書類をそろえる(申請者。未納の税額がない証明書は事業完了日以降に発行されたものが必要)
- 申請書類を出す(申請者→ゼロカーボン推進課。2027年2月1日〜2月26日・必着)
- 抽選と審査の結果を待つ(市→申請者。抽選の有無は受付期間の終了後に市のホームページで知らされる)
- 交付決定通知書が届いたら請求書を出す(申請者→市。決定通知書の写しと預金通帳の写しを添える)
- 口座に入金される(請求書の提出から約1〜2か月後。着金の通知はない)
郵送でも窓口でも出せます。窓口で出す場合でも、その場で書類の不備を確認したり審査したりはしません。書類に不備があると受け付けられないので、期日に余裕を持った提出を勧めます。抽選のあとも、提出した書類は返却されません。
必要な書類
準備できた 0 / 10
住民票は個人と個人事業者、履歴事項全部証明書は法人が出します。どちらも3か月以内の発行が条件です。個人事業者は事業所の所在地を示す書類も添えます。役員等氏名一覧表は、申請者が法人その他の団体のときに出します。暴力団に当たらないかを神奈川県警察本部に確認するための書類です。個人は出しません。
ローンで買ったときの領収書は、販売会社からクレジット会社宛のもので、使用者の氏名が書かれたものです。販売店などが申請を代行するときは、申請等事務手続代行選任届を足します。申請書の氏名欄に自署も押印もないときは、運転免許証などの本人確認書類の写しが要ります。リース事業者の場合は書類の種類が変わり、貸与料金算定根拠明細書やリース契約書の写しなどが加わるので、案内PDFの専用の表で確かめます。
様式は市のホームページから取れます。押印は、本人が自署するなら不要ですが、法人の書類には代表者印が要り、電子印は受け付けられません。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 事業が完了していない車:納車前や支払い前の車は、申請しても対象になりません。納車が申請期間に間に合うかを、購入の前に販売店に確かめておくと安全です。
- 期間と完了日が合っていない:第2期は2026年10月1日以降に完了した車が対象です。完了日が9月以前の車は第2期では申請できません。
- 抽選に外れた:予定件数は第2期で1件です。申請が予定件数を超えると抽選になり、外れると交付されません。
- 市税に滞納がある:申請者に市税の滞納があると対象外です。個人事業者は代表者の滞納も見られます。
- 処分制限に反した:交付後4年間は、車を譲る、貸す、担保にする、廃棄するといったことが制限されます。処分したいときは先に市の承認が要り、処分すると返還を求められることがあります。
- 不正な申請:偽りその他不正な手段で交付を受けると、決定が取り消され、交付済みの額の返還を求められることがあります。
よくある質問
電気自動車(EV)は対象になりますか?
対象になりません。市ページにも案内PDFにも、電気自動車は奨励金の対象としないと書かれています。対象は、車検証の燃料種類が圧縮水素と記載された燃料電池自動車です。水素で発電して走る車以外は対象外です。購入する車が対象かどうかは、カタログや仕様書で燃料種類を確かめ、国のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金の対象車種でもあるかを見ておきます。
中古のFCVでも申請できますか?
申請できません。対象は新車で、申請書類にも新規登録であることを示す車検証の写しが要ります。販売店が展示や試乗などの販売促進に使っている車も対象外です。新車を買ったつもりでも、展示車や試乗車として使われた車は対象から外れる可能性があるので、契約の前に販売店に車の使用履歴を聞いておくと安心です。
相模原市に住んでいなくても申請できますか?
住所が市外の個人は申請できません。申請できるのは、市内に住所のある個人、市内に事業所のある法人や個人事業者、そして市内の利用者に車を貸すリース事業者です。そのうえで、車検証の使用の本拠が市内であることも要ります。当てはまるか迷うときは、購入の前にゼロカーボン推進課に問い合わせるのが確実です。
購入前に申請できますか?
申請できません。この奨励金は後払いで、車の登録、納車、代金の支払いのすべてが終わってから申請します。3つの日付のうち最も遅い日が事業完了日で、その日が申請期間ごとの対象期間に入っている必要があります。納車が遅れると完了日が後ろにずれて、狙っていた期に入らないことがあるため、納期は販売店に早めに確認します。
抽選に外れたらどうなりますか?
交付されません。令和8年度の予定件数は年3件で、第1期が2件、第2期が1件です。申請が予定件数を超えると抽選になり、抽選の有無は受付期間が終わったあとに市のホームページで知らされます。結果は申請者全員に通知されます。提出した書類は返却されないため、次の機会に使い回す場合は、写しを手元に残してから出します。
国や県の補助金と併用できますか?
市ページと案内PDFには、併用の可否が書かれていません。市ページには、国のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金の対象車種であることが条件として書かれ、神奈川県の燃料電池自動車導入費補助金へのリンクがあります。国や県の補助金を受けた場合にこの奨励金が減るかどうかは、ゼロカーボン推進課(042-769-8240)に確かめるのが確実です。
法人は何台まで受け取れますか?
法人は1つの年度に1法人1台までです。個人は1人につき1台限りです。リース事業者が複数の利用者に貸与するときは、借りる側(賃借者)が個人なら1人1台、法人なら1年度に1法人1台が上限になります。2台目以降を買っても奨励金は出ないため、台数が多い会社は、どの1台で申請するかを購入計画の段階で決めておきます。
申請はどこへ出しますか?
相模原市環境経済局環境部ゼロカーボン推進課の燃料電池自動車購入奨励金担当宛てです。郵送でも、市役所本館6階の窓口でも出せます。郵送は期日必着で、郵送料は申請者の負担です。窓口で出しても、その場での不備確認や審査はありません。書類のそろえ方に迷うときは、電話(042-769-8240)で出す前に聞いておくと、不備での受付不可を避けられます。
ローンで買った場合の申請者は誰ですか?
割賦販売(分割払い)で買ったときは、車検証の使用者になった人が申請者です。通常は車検証の所有者が申請者ですが、割賦販売のときだけ使用者が申請者になります。領収書も、販売会社からクレジット会社宛のもので、使用者の氏名が書かれているものが要ります。契約前に、車検証の名義がどうなるかを販売店に確かめておくと迷いません。
入金はいつですか?
請求書を出してから約1〜2か月後に、指定した口座へ振り込まれます。流れは、抽選に当選すると交付決定通知書兼額確定通知書と請求書が届き、請求書に記入して、通知書の写しと預金通帳の写しを添えて出す順番です。口座の名義は、金融機関名、支店名、預金種別、口座番号、カタカナの名義が分かる通帳のページで確認されます。着金の通知はないので、通帳で確かめます。
申請を取り下げたいときは?
交付決定を知った日から14日以内に、申請取下げ申請書(第7号様式)を出して、承認を受ける必要があります。辞退を考えているときは、決定通知を受け取ったら期限を数えて、早めにゼロカーボン推進課(電話 042-769-8240)に連絡します。取り下げの手続きは市の承認が要るので、先に市へ相談します。
問い合わせ先はどこですか?
相模原市役所 環境経済局 環境部 ゼロカーボン推進課(電話 042-769-8240)です。対象車種かどうか、使用の本拠の書き方、リース事業者の書類などで迷ったときは、購入の前に聞いておくと安心です。最新の内容は、市の案内ページで確かめられます。
