多摩市の妊婦健診の受診票は、14回分です。双子や三つ子の妊娠で健診が15回目に入ると、そこから先は自費になります。
その自費分を、1回5,000円まで、最大5回(15〜19回目)払い戻すのがこの助成金です。上限は5回で25,000円です。申請は1回の出産につき一度だけなので、すべての健診を終えてから出します。
同じ窓口の「里帰り等妊婦健診費助成金」と同じページに載っていますが、里帰りしなくても使えます。里帰り先の健診費については多摩市の里帰り等妊婦健診費助成金をご覧ください。出産後の移動費の支援は多摩市の多胎児家庭移動経費補助です。
多胎児妊婦に係る助成金の要点まとめ
正式名:里帰り等妊婦健康診査等受診費助成金(多胎妊婦分)
だれが
- 申請者
- 個人(本人)。多摩市内に住所のある多胎妊婦
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 受診票14回分を超えた妊婦健診の費用負担の軽減
- 対象地域
- 東京都多摩市
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 最大25,000円(1回5,000円まで×最大5回)
- 補助率
- 実費と上限額の低いほう(上限内は実費の全額)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 受付期間の記載なし。期限は出産日から1年以内
自分は対象になる?
次の4つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
公式ページと要綱には、もう1つ条件があります。多摩市保健指導実施要綱にもとづく保健指導票の交付を受けていない人、という条件です。保健指導票が何かは公式ページに説明がないので、心当たりがなければ申請前に窓口へ聞いてください。
次のどれかに当たると、対象外です。
- ✕ 14回目までの健診
- ✕ 20回目以降の健診
- ✕ 転出日以降に受けた健診
14回目までは受診票で受けるので、助成の対象ではありません。20回目以降も、対象は5回分までです。市の妊婦健診のページには、2024年4月1日以降に受けた分が対象と書かれています。多摩市から転出しても申請はできますが、転出日以降の分は転出先で申請します。
受けた場所にも注意点があります。公式ページは「日本国内での受診が対象」と書き、場所を東京都外に限るとは書いていません。一方、要綱は医療機関を東京都外のものと定める書き方になっています。東京都内の医療機関で受けた15回目以降は、申請前に窓口で対象かどうかを確かめてください。
いくら戻ってくる?
1回の健診ごとに、実際に払った額と上限の5,000円を比べて、低いほうが助成されます。
- 15〜19回目の5回とも、実費が5,000円以上:5,000円 × 5回 = 25,000円(上限)
- 15回目が4,500円、16回目が6,000円:4,500円 + 5,000円 = 9,500円
- 15〜17回目の3回で健診が終わり、各5,000円以上:5,000円 × 3回 = 15,000円
- 20回目を受けた場合:対象は5回までなので、20回目は0円
上限の25,000円に届くのは、15〜19回目の5回をすべて自費で受けて、各回の実費が5,000円以上のときです。実際の額は領収書の金額で決まります。
どの健診が対象になる?
対象にならないものを先に挙げます。
- 14回目までの妊婦健診
- 20回目以降の妊婦健診
- 受診票の交付を受ける前の受診分
- 海外での受診
対象になるものです。
- 妊婦健康診査の15回目から19回目まで(最大5回分)
超音波検査や子宮頸がん検診などの別枠は、多胎妊婦の分には書かれていません。それらは里帰りの場合の助成の対象です。
申請の流れ
- すべての健診を終える(本人。申請は一度きりなので、漏れなく受けてから)
- 書類をそろえる(本人。領収書と診療明細書は原本)
- こども家庭センター「にじたま」に出す(本人→窓口か郵送。出産日から1年以内)
- 審査を待つ(市。交付か不交付かの通知が届く)
- 口座に振り込まれる(市→本人。申請した月の翌月末の予定)
申請場所は市役所の本庁舎ではありません。多摩市立健康センター内の「にじたま」です。郵送のときは、消印日が申請日になります。
死産または流産のときの期限は、最後に健診を受けた日(領収書の日付)から1年以内です。
必要な書類
準備できた 0 / 6
母子健康手帳は、郵送の場合は表紙と、助成対象の受診記録が書かれた箇所のコピーを出します。通帳かキャッシュカードの口座情報も、郵送ではコピーです。印鑑は、口座名義人が本人以外のときだけ要ります。そのときは、申請書の下欄にある委任状にも、本人が記入して押印します。ゆうちょ銀行の口座は、通帳記号・番号ではなく、振込用の店名(漢数字)・店番・口座番号を書きます。
領収書は原則として返却されません。領収書と診療明細書のコピーも認められません。原本を出す前に、自分用の控えを写真で撮っておくと、あとで確認したいときに役立ちます。
要綱には住民票の写し(閲覧に同意すれば省略可)も挙がっています。公式ページの持ち物欄には載っていないので、窓口で確かめてください。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 出産から1年たった:期限は出産日から1年以内です。死産・流産は最後の受診日から1年以内です。
- 先に一度申請した:1回の出産につき申請は一度だけです。受診の漏れがあっても追加できません。
- 領収書がコピー:原本だけが認められます。診療明細書の原本も要ります。
- 不正な申請:虚偽の申請で受け取った場合、交付が取り消され、返還を求められます。
よくある質問
里帰り出産でなくても使えますか?
使えます。公式ページの多胎妊婦の項には、里帰りという条件がありません。多胎妊娠で、妊婦健康診査受診票の14回分を超えて自己負担で受診した人が対象です。里帰りの場合は、契約外の助産所や東京都外の医療機関で受けて受診票が使えなかった分が対象で、別の枠になります。多胎で里帰りした人は、両方の枠に当てはまることがあります。
双子なら何回目から自費になりますか?
15回目からです。多摩市の妊婦健診の受診票は14回分で、多胎の助成が対象にするのは、それを超えた15回目から19回目までの最大5回分です。多胎かどうかで受診票の枚数が変わる記載は、公式ページにありません。受診票の枚数と、これまでに使った回数は、母子健康手帳や手元の受診票で確かめられます。
1回あたりいくら戻りますか?
実際に払った額と、上限5,000円を比べて、低いほうです。たとえば実費が4,500円なら4,500円、6,000円なら5,000円です。5回すべてで上限に届けば、合計は25,000円になります。上限を超えた分は自己負担です。上限額は受診した年度により変わる場合があると公式ページにあるので、受診日の年度の額を申請前に確かめてください。
申請はいつまでにすればいいですか?
出産した日から1年以内です。死産または流産のときは、最後に健診を受けた日(添付する領収書の日付)から1年以内です。郵送の場合は消印日が申請日になります。受付期間そのものは、公式ページに開始日や終了日の記載がありません。出産直後は慌ただしいので、領収書と診療明細書を受け取ったらまとめて保管しておくと、期限を過ぎる心配が減ります。
健診のたびに申請できますか?
できません。申請は、1回の出産(死産や流産を含む)について一度だけです。15回目を受けた時点では出さず、受ける予定の健診をすべて終えてから、まとめて申請します。一度出すと、あとから受診分を追加することはできません。出産の予定日前後に健診を受ける予定が残っていないか、申請の前に確かめてください。
東京都内の病院で受けた15回目以降は対象ですか?
公式ページは、多胎の項で受診場所を限定していません。ただ、要綱の書き方は、医療機関を東京都外のものと定めているように読めます。どちらが当てはまるかは、公式ページと要綱の文面からは断定できません。都内の医療機関で15回目以降を受けた人は、申請の前にこども家庭センターへ電話し、対象かどうかを確かめておくと無駄がありません。
領収書がレシートでも大丈夫ですか?
レシートも認められます。ただし原本が必要で、コピーは認められません。あわせて、検査項目や内訳を確かめるための診療明細書の原本も要ります。領収書は原則として返却されません。申請の前に、自分用の控えとして写真を撮っておくと、あとで金額を確かめたいときに困りません。郵送の場合も、領収書と診療明細書は原本を送ります。
郵送でも申請できますか?
できます。遠くに住んでいるなど窓口に行けない人のために、郵送の受付があります。郵送のときは、消印日が申請日になります。母子健康手帳は、表紙と助成対象の受診記録が書かれた箇所のコピーを出し、口座情報もコピーです。領収書と診療明細書は原本を送ります。送り先は、こども家庭センター「にじたま」です。
多摩市から引っ越した場合はどうなりますか?
転出しても、多摩市への申請はできます。ただし、転出日または転出予定日以降に受けた健診は、多摩市の対象になりません。その分は転出先の自治体で申請します。受診日に多摩市内に住所があったことが条件なので、転出の前と後で健診を受けた場合は、どちらの市に出すかを分けて、領収書を整理しておくと混乱しません。
いつ振り込まれますか?
申請した月の翌月末日が予定です。交付か不交付かは、決定通知書で知らされます。審査に際して必要なときは、医療機関などへの調査が入ることがあります。振込日が土日にあたる場合の扱いは、公式ページに記載がありません。資金に余裕がないときは、申請時に窓口で目安を聞いておくと安心です。
里帰りの助成と同時に申請できますか?
申請は1回の出産について一度だけです。多胎で里帰りした人は、里帰り先で受けた健診と、15回目以降の自費分を、まとめて一度に申請することになります。別々に2回出すことはできません。里帰り分の上限額は検査の種類ごとに違うので、多摩市の里帰り等妊婦健診費助成金も確認してください。
問い合わせ先はどこですか?
多摩市こども家庭センターにじたまの母子保健担当です。電話は042-376-9177、住所は東京都多摩市関戸四丁目19番5号の多摩市立健康センター内です。市役所本庁舎ではありません。対象かどうか、書類の書き方、都内の医療機関で受けた分の扱いなどで迷ったら、申請の前に電話で確かめるのが確実です。
