前期の80件は、受付が始まって約3か月半で埋まりました。後期も同じ80件です。
熊本市は太陽光と蓄電池をセットで入れた戸建て住宅に、1件8万円を出します。申請できるのは、代金を払い終えて引渡しを受けたあとです。契約前に申請する補助金とは順番が逆なので、先にここを確かめてください。
新築でZEH(ゼッチ)の認定を受ける住宅は、別枠の補助金になります。
熊本市 太陽光発電設備導入補助金(蓄電池併設型)の要点まとめ
正式名:熊本市省エネルギー機器等導入推進事業補助金(太陽光発電設備・蓄電池併設型)
だれが
- 申請者
- 個人(本人)。市内の戸建住宅に住む人
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 太陽光発電設備と蓄電池の導入
- 対象地域
- 熊本県熊本市
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 1件につき8万円(定額)
- 補助率
- 定額(購入費が40万円以上の場合)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年11月2日〜2027年3月5日(件数に達し次第終了)
- 事業の完了
- 2026年3月1日〜2027年2月末に完了したもの
ZEH枠とどう違う?
同じ市の同じ年度の補助金で、窓口も申請フォームも同じです。中身は別物です。
| 比べる点 | 太陽光・蓄電池枠(この記事) | ZEH枠 |
|---|---|---|
| 補助額 | 8万円 | 15万円 |
| 後期の件数 | 80件 | 50件 |
| 対象の住宅 | 設備を入れた戸建住宅 | 新築か建売のZEH住宅 |
| 購入費の下限 | 40万円以上 | 75万円以上 |
| 前期の受付終了 | 8月26日 | 6月15日 |
| 製品・性能の条件 | 蓄電池が国のZEH補助の登録製品 | BELSでZEHの評価 |
ZEH枠は住宅そのものの性能を見ます。この枠は、入れた設備の組み合わせを見ます。
うちは対象になる?
次の6つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 6
家族は、生計を一にする人が該当します。太陽光と蓄電池で契約を分けた場合は、どちらか一方の発注者であれば足ります。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ リースなど所有権がない設備
- ✕ 中古品や未使用でない設備
- ✕ 専ら店舗用に使う設備
太陽光の太陽電池とパワーコンディショナ(発電した電気を家庭用に変える機器)は、どちらも1kW以上が条件です。蓄電池は、国のZEH補助で対象になる蓄電システムの登録一覧に載った製品に限ります。契約の前に、型番が一覧にあるかを業者に確かめてもらうのが安全です。
店舗併用住宅は、専ら店舗用の設備でなければ対象です。
いくら出る?
補助額は、費用に関係なく1件8万円の定額です。決め手は、購入費が40万円以上あるかどうかです。
数えるのは太陽光発電設備と蓄電池の購入費だけです。値引きがあれば値引き後の額にします。工事費、配送費などの諸経費、消費税相当額は引きます。
- 購入費が値引き後で45万円、工事費が別に15万円:8万円 × 1件 = 8万円
- 購入費が値引き後で38万円、工事費が別に12万円:購入費が40万円未満なので対象外
総額が50万円でも、工事費を引いた購入費が40万円に届かなければ補助は出ません。見積書は、設備代と工事費が分かれた形でもらってください。
何に使える?
対象にならないもの
- 工事費、配送費などの諸経費
- 消費税相当額
- 値引きされた分
対象になるもの
- 太陽光発電設備の購入費(太陽電池とパワーコンディショナ)
- 蓄電池の購入費
対象経費は購入費だけです。8万円は定額なので、経費が増えても補助額は変わりません。
申請の流れ
この補助金は、設備を入れ終えてから申請します。
- 太陽光と蓄電池を契約して設置する(申請者→施工業者。蓄電池は登録一覧にある製品か確かめる)
- 代金の支払いと引渡しを終える(申請者→施工業者。2027年2月末までに)
- 申請する(申請者→熊本市脱炭素戦略課。2026年11月2日8時30分から2027年3月5日まで)
- 審査を受ける(熊本市→申請者。同じ日の申請が件数を超えると抽選になる)
- 交付決定(兼確定)通知書を受け取る(熊本市→申請者)
申請方法は、オンライン、郵送、持参の3つです。オンラインは申請者本人が行います。手続代行者は使えません。郵送は、開庁時間に脱炭素戦略課へ届いた日が受付日になります。窓口は市役所本庁舎7階の脱炭素戦略課だけで、区役所では受け付けません。
必要な書類
準備できた 0 / 10
申請書は様式第3号で、オンライン申請なら不要です。住民票は本籍地とマイナンバーの記載がないものを使います。引渡証明書は、引渡日が支払日より遅い場合だけ必要です。蓄電池の写真は、全景と型番が分かるものを撮ります。見積書には、太陽光と蓄電池それぞれの金額と型番が載っている必要があります。書類は申請書以外、写しで構いません。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 件数に達した:後期は80件です。期間内でも、予定件数に達した時点で受付が終わります。前期は8月26日に終わりました。
- 蓄電池が登録外だった:国のZEH補助の登録一覧にない製品は対象外です。契約の前に型番を確かめてください。
- 完了日が期間の外だった:対象は2026年3月1日〜2027年2月末に完了したものです。
- 2つの設備の完了日が離れていた:先に設置した設備の完了日が、後の設備の完了日から1年以内である必要があります。
- 購入費が40万円に届かなかった:工事費と消費税を引いた額で数えます。
- 古い様式で出した:昨年度以前の様式や自作の様式では申請できません。
前年度からの変更と併用
令和8年度は、前期と後期の2期制になりました。事業者向けの省エネルギー設備は、この2期制の外です。後期の受付は2026年11月2日からです。
国の補助金とは併用できると、市のページに書かれています。住宅向けの国の補助金は、市のページが「住宅省エネ2026キャンペーン」と「ZEH補助金」を挙げています。国の側の条件は、それぞれの事務局のページで確かめてください。
同じ住宅系の枠として、蓄電池単独(固定価格買取制度満了世帯が対象)、エネファーム、エコキュートも後期に受付があります。この記事の枠とは別の申請になります。
ZEH枠とこの枠を同じ住宅で両方申請できるかは、補助内容のPDFに書かれていませんでした。両方を考えている場合は、先に脱炭素戦略課へ聞いてください。
よくある質問
太陽光だけ設置した場合は対象になりますか?
対象になりません。この枠は、太陽光発電設備と蓄電池の両方を導入した戸建住宅が対象です。太陽光だけ、あるいは蓄電池だけでは申請できません。蓄電池だけを入れる場合は、固定価格買取制度(売電の期間が終わった世帯向けの制度)が満了した世帯を対象にした別の枠があります。自宅がどちらに当たるかは、売電の契約状況から判断することになります。迷ったら脱炭素戦略課へ聞いてください。
契約の前に申請しておく必要はありますか?
ありません。この補助金は、設備の設置と代金の支払い、引渡しが終わってから申請する形です。申請書の名前も「交付申請書兼実績報告書」で、申請と実績の報告が1枚にまとまっています。ただし、受付の枠が埋まると申請できなくなります。工事の完了が見えてきた時点で、書類を先にそろえておくと、受付開始日にすぐ出せます。
2026年3月に設置した設備も対象ですか?
対象になる可能性があります。対象事業の期間は、2026年3月1日から2027年2月末までに事業が完了したものです。事業の完了は、代金の支払いと引渡しの両方が終わった状態を指します。3月以降に完了していれば、前期に申請しなかった分も後期で申請できます。完了日は、領収書や引渡証明書で確かめられる日にしてください。
太陽光と蓄電池を別の日に設置してもよいですか?
設置の日が違っても構いません。ただし、先に設置した設備の事業完了日が、後に設置した設備の事業完了日から1年以内である必要があります。たとえば太陽光を先に入れ、蓄電池を1年以上あとに足した場合は対象外です。契約が太陽光と蓄電池で別々でも、どちらか一方の発注者であれば申請者になれます。
蓄電池はどんな製品でも使えますか?
使えません。国のZEH補助で対象になる蓄電システムの登録一覧に載った製品だけです。蓄電池本体とパワーコンディショナなどのセット名称(パッケージ型番)が、一覧と合う必要があります。申請では、カタログなどで型番を示します。契約してから登録外と分かっても取り返しがつかないため、見積もりの段階で業者に確かめてもらってください。
購入費が40万円に届くかどうかはどう数えますか?
太陽光発電設備と蓄電池の購入費を合計して数えます。値引きがあれば値引き後の額にし、工事費や配送費などの諸経費と消費税相当額は引きます。見積書の総額が50万円でも、工事費が12万円なら購入費は38万円で、40万円未満になります。内訳が見積書に分かれて載っているか、契約の前に確かめてください。
店舗併用住宅でも申請できますか?
申請できます。ただし、専ら店舗などの用に使う設備は対象外です。住宅部分と共用で使う設備であれば対象になりえますが、どこまでを住宅用と見るかの細かい基準は、補助内容のPDFに書かれていませんでした。店舗の割合が大きい建物は、設置の前に脱炭素戦略課へ相談してください。
賃貸住宅の入居者でも申請できますか?
補助内容のPDFに、賃貸かどうかを分ける記載はありません。要件は、戸建住宅に自分か家族が住み、住民登録があること、契約の発注者であること、設備を自分が所有することです。借りている家に付ける場合は、設備の所有者がだれになるかが論点になります。リースなど所有権がない設備は対象外です。契約の形が決まる前に、脱炭素戦略課へ聞いてください。
受付はいつ始まり、何件で終わりますか?
後期の受付は、2026年11月2日(月)8時30分に始まり、2027年3月5日(金)までです。件数は80件で、予定件数に達すると期間内でも終了します。前期の80件は、5月11日の受付開始から8月26日に終わりました。同じ日に受け付けた申請が件数を超えたときは抽選です。受付開始日に出せるよう準備しておくと安心です。
抽選になるのはどんなときですか?
同じ日に受け付けた申請の数が、交付決定できる残りの件数を超えたときです。市は、同じ日の申請は受付時刻の早い遅いに関係なく、すべて同じ日の受付として扱います。つまり、受付開始日の朝に急いで出しても、遅く出した人との差はつきません。大切なのは、その日のうちに不備のない書類を出すことです。
国の補助金とは一緒に使えますか?
市のページには、国の補助金と併用できると書かれています。例として、住宅省エネ2026キャンペーンやZEH補助金が案内されています。ただし、国の側の条件や、市と国の補助の合計に上限があるかどうかは、市のページには書かれていません。国の事務局のページで要件を確かめ、不明な点は事務局へ問い合わせてください。
問い合わせ先はどこですか?
熊本市の脱炭素戦略課(市役所7階)で、電話は096-328-2355です。窓口で受け付けるのは本庁舎7階の脱炭素戦略課だけで、区役所や出張所では受け付けていません。制度全般の問い合わせは、熊本市コールセンター(ひごまるコール)096-334-1500でも受け付けています。
