助成金kw

【2026年】賃上げ補助金・助成金の一覧|中小企業向け、北海道・個人事業主も

#地域補助金#地域

「賃上げ補助金」と検索して探す制度の中心は、補助金ではなく厚生労働省(厚労省)の助成金です。時給を上げる中小企業なら業務改善助成金、パートや契約社員の基本給を上げるならキャリアアップ助成金の賃金規定等改定コースを、まず確かめます。

令和8年度の業務改善助成金は事業場内最低賃金(その事業場で最も低い時給)を50円・70円・90円以上引き上げて設備投資をすると、費用の4/5または3/4が出る制度です。上限の最大600万円に届くのは、特例事業者が10人以上の賃金を引き上げる場合だけで、それ以外の事業者の上限は450万円です。

経済産業省(経産省)と中小企業庁の補助金には、賃上げを条件にした加点や上限の引き上げがあります。賃上げ促進税制は、給与の増え方に応じて法人税や所得税から最大35%を引きます。都道府県と市区町村にも独自の賃上げ支援金や、業務改善助成金への上乗せがあります。

この記事は先に制度の全体像と選び方を整理し、令和8年度に変わった点を厚労省と中小企業庁の公式資料で確かめました。そのあとに金額の比較、共通の注意点、都道府県ごとの一覧を載せています。自分の県の制度は一覧から各制度の記事へ進めます。

賃上げに使える補助金・助成金・税制の全体像

賃上げを後押しする公的な制度は、出し手で4つに分かれます。名前は「補助金」「助成金」「奨励金」「支援金」とばらばらですが、探す側から見れば同じ関心事です。

系統出し手代表的な制度賃上げとの関係
助成金厚生労働省(申請先は都道府県労働局など)業務改善助成金、キャリアアップ助成金、働き方改革推進支援助成金、人材開発支援助成金賃金を上げること自体が要件か、加算の条件になる
補助金経済産業省・中小企業庁省力化投資補助金、デジタル化・AI導入補助金、持続化補助金、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金、成長加速化補助金賃上げに取り組む事業者に、上限の引き上げや加点がある
税制国(法人税・所得税)賃上げ促進税制給与の増加額の一部を税額から引く
自治体の制度都道府県・市区町村賃上げ環境整備補助金、賃金アップ支援金、業務改善助成金の上乗せ制度ごとに決まる
横にスクロールできます

補助金と助成金の違い

この記事では、出し手の違いで区別します。厚労省が出すものは「助成金」、経産省・中小企業庁が出すものは「補助金」と呼ばれるのが一般的です。自治体は同じ性質の制度に「補助金」「奨励金」「支援金」とさまざまな名前を付けます。

読者にとって大事な違いは、名前よりも「賃上げをいつやるか」と「何にお金が出るか」です。業務改善助成金は設備投資の費用に出ますが、賃上げは申請のあとに行います。キャリアアップ助成金は賃金規定を改定して実際に払った分に出ます。賃上げ促進税制は、払い終えた年度の申告で使います。

厚労省の「賃上げ」支援助成金パッケージのページ(令和8年度予算)には、業務改善助成金、働き方改革推進支援助成金、人材開発支援助成金、人材確保等支援助成金、キャリアアップ助成金、早期再就職支援等助成金、産業雇用安定助成金が並んでいます。中小企業庁の特設サイト「賃上げ・最低賃金対応支援特設サイト」でも、同じ助成金と補助金が一覧になっています。リーフレットやチラシも、この2つのサイトから取れます。

自社に合う制度の選び方

制度を選ぶ入口は、「何を上げるか」と「何に投資するか」の2つです。

やりたいことまず見る制度出し手金額の決まり方つまずきやすい点
最低賃金に近い時給を50円以上上げ、設備も入れたい業務改善助成金厚労省設備費×助成率と、人数・引上げ額ごとの上限の低いほう賃金の引上げは申請より後。交付決定前の設備購入は対象外
パート・契約社員の基本給を3%以上上げたいキャリアアップ助成金(賃金規定等改定コース)厚労省1人あたり4万〜7万円(中小企業)キャリアアップ計画を実施日の前日までに出す
非正規の人を正社員にしたいキャリアアップ助成金(正社員化コース)厚労省1人あたり最大80万円転換後の賃金が転換前より3%以上増える必要がある
残業を減らし、賃上げもしたい働き方改革推進支援助成金厚労省コースと成果目標で決まる。賃上げで加算コースを選んで成果目標を達成する
研修を実施し、そのあと賃上げもしたい人材開発支援助成金厚労省訓練内容と企業規模で決まる訓練終了後に賃上げをする
設備・ITを入れて稼ぐ力を上げたい省力化投資補助金、デジタル化・AI導入補助金など経産省・中小企業庁補助率×対象経費。賃上げで上限が上がる制度もある賃上げ計画を出したあとに達成できなかったときの扱い
払った給与が増えた分を税で軽くしたい賃上げ促進税制国税給与の増加額の15%〜35%青色申告であること
自分の県・市の制度を使いたい自治体の賃上げ支援都道府県・市区町村制度ごと年度の途中で予算が尽きて終わる
横にスクロールできます

業務改善助成金とキャリアアップ助成金の賃金規定等改定コースは、同じ労働者を両方の対象にはできません。厚労省のQ&Aに業務改善助成金で賃金引上げの対象にした労働者は、キャリアアップ助成金(賃金規定等改定コース)の支給対象の人数に数えられないと書かれています。この点は「併用できるか」の章でもう一度説明します。

賃上げ補助金の条件

制度ごとに条件は違いますが、多くの制度に共通する条件は次のとおりです。

  • 中小企業か小規模事業者であること(大企業と密接な関係を持つ「みなし大企業」は対象外になる制度が多い)
  • 従業員を雇っていること(業務改善助成金は、労働者がいない場合は対象外)
  • 賃上げの計画を実施の前に出すこと
  • 雇用保険に入っている労働者の賃金を上げること(業務改善助成金の令和8年度の要件)
  • 交付決定の前に設備を買ったり契約したりしないこと

みなし大企業とは、大企業が株式の一定割合を持つなどして実質的に大企業の支配下にある会社のことです。資本金や従業員数が中小企業の範囲でも、この扱いになると中小企業向けの制度は使えません。

業務改善助成金:最低賃金を上げて設備投資をする中小企業向け

業務改善助成金は事業場内最低賃金を一定額以上引き上げて、生産性を上げる設備投資などを行ったときに、その費用の一部が出る制度です。交付決定の前に設備を買うと対象外になるため、先に申請を済ませます。申請先は事業場がある都道府県の労働局(雇用環境・均等部室)で、Jグランツによる電子申請もできます。詳しい制度の説明は業務改善助成金の記事に、手順は業務改善助成金の申請方法の記事にまとめています。

令和8年度に変わった点

厚労省の「令和8年度業務改善助成金の一部変更のお知らせ」(令和8年4月)で、令和7年度から次の点が変わっています。

項目令和7年度令和8年度
コース30円・45円・60円・90円の4コース50円・70円・90円の3コース
助成率が4/5になる境目引上げ前の事業場内最低賃金が1,000円未満同じく1,050円未満
人数の区分1人、2〜3人、4〜6人、7人以上1人、2〜3人、4〜5人、6〜7人、8人以上
引き上げる対象の労働者(雇用保険の被保険者という限定なし)雇用保険の被保険者
助成対象経費の特例自動車が対象になる場合があった自動車(特殊用途自動車を除く)は対象外
物価高騰等要件の申出書最近3か月のうち任意の1か月の利益率最近6か月の平均の利益率
横にスクロールできます

助成率の切替ラインが1,000円から1,050円に動いたため、引上げ前の事業場内最低賃金が1,000円〜1,049円の事業場は、令和7年度なら3/4だったところが、令和8年度は4/5で計算できます。令和7年度の解説を見て「1,000円以上だから3/4」と判断すると、受け取れる額を低く見積もります。

上限額と助成率

助成される金額は設備投資などにかかった費用に助成率をかけた額と、助成上限額のうち、低いほうです。

助成率は、申請する事業場の引上げ前の事業場内最低賃金で決まります。1,050円未満なら4/5、1,050円以上なら3/4です。

助成上限額はコース(引き上げる額)と、引き上げる労働者の人数で決まります。厚労省のリーフレットの上限額表から、事業場規模が30人未満の事業者の分を載せます。

引き上げる労働者数50円コース70円コース90円コース
1人40万円50万円100万円
2〜3人70万円100万円240万円
4〜5人70万円130万円270万円
6〜7人90万円180万円360万円
8人以上110万円230万円450万円
10人以上(特例事業者のみ)130万円300万円600万円
横にスクロールできます

事業場規模が30人以上の事業者は、1人と2〜3人の区分だけ額が下がります。たとえば90円コースの2〜3人は、30人未満が240万円、30人以上が150万円です。4人以上の区分は規模による差がありません。

「最大600万円」はいちばん下の行の90円コース、10人以上の区分を指します。この区分は特例事業者だけが対象です。特例事業者でない事業者の上限は、8人以上の450万円までです。

計算例

厚労省のリーフレットには、次の計算例が載っています。事業場内最低賃金が1,040円なので助成率は4/5です。8人の労働者を1,130円まで引き上げる90円コースなので、上限は450万円です。設備投資などの額が600万円のとき、600万円×4/5=480万円と上限の450万円を比べて、低い450万円が支給されます。

同じ設備投資額でも、引上げ前の事業場内最低賃金が1,050円になると結果が変わります。たとえば3人の時給を70円上げる事業者(事業場規模は30人未満)の上限は100万円です。設備投資が100万円なら、1,040円の事業場は80万円(4/5)、1,050円の事業場は75万円(3/4)です。厚労省のパッケージのページにも、事業場内最低賃金の労働者3人の時給を70円引き上げた場合は最大100万円と載っています。

実際の経費は見積もりで決まるため、設備投資に使える範囲は「生産性向上・労働能率の増進に資する設備投資等」です。厚労省のリーフレットにはPOSレジシステムの導入による在庫管理の短縮、リフト付き特殊車両の導入による送迎時間の短縮、国家資格者による業務フローの見直し、顧客管理情報のシステム化などが対象経費の例として挙がっています。

特例事業者とは

次のどちらかに当てはまる事業者が特例事業者です。10人以上の区分を使えるのは特例事業者だけです。

  • 賃金要件:申請する事業場の事業場内最低賃金が1,050円未満
  • 物価高騰等要件:原材料費の高騰などの外的要因で、申請前6か月の平均の利益率が前年同期より3ポイント以上下がっている

物価高騰等要件に当てはまる場合は、助成対象経費も増えます。パソコン、スマートフォン、タブレットなどの端末と周辺機器の新規導入が、対象になります。申請のときに、事業活動の状況に関する申出書の提出が必要です。

申請の期間と、賃金を上げる時期

令和8年度の申請期間は令和8年9月1日から、申請する事業場の都道府県で適用される地域別最低賃金の発効日の前日か同年11月30日のうち、早い日までです。都道府県によっては9月末が期限になります。厚労省は令和8年9月24日に、この点をあらためて周知しています。

賃金を上げる時期にも決まりがあります。賃金の引上げは、申請より後に行います。令和8年度は地域別最低賃金の改定日の前日までに賃金を上げ終えていても、そのあとに申請することはできません。

引上げは一度で行い、複数回に分けることは認められません。引上げ後の事業場内最低賃金の額は、就業規則などに定めます。

事業完了期限は、交付決定の年度の1月31日です。納品日、支払完了日、賃金引上げ日のうち、いちばん遅い日がこの期限までに収まる必要があります。やむを得ない理由があるときは、事前の申請で3月31日まで延ばせる場合があります。

つまずきやすい点

  • 交付決定の前に設備を導入すると対象外になる
  • 引き上げる労働者は、週の所定労働時間が20時間以上の雇用保険加入者に限られる
  • 申請の時点で適用されている地域別最低賃金を下回っている事業場は対象外になる(厚労省のQ&A問6)
  • 労働基準監督署の是正勧告を受けていると、申請できない期間がある
  • 同一の事業場の申請は、年度内に1回まで
  • 予算の範囲内で交付するため、申請期間内に募集が終わることがある

編集部としては、期限の前に事業場内最低賃金を計算し直すことを勧めます。事業場内最低賃金の計算では通勤手当、家族手当、賞与、残業代などの割増賃金は含めません。基本給と、毎月決まって払う手当が対象です。月給制や歩合給の計算が難しいときは、労働局に相談できます。

厚労省のページには注意喚起が載っています。厚労省から委託を受けたと名乗って助成金の活用を勧誘する事業者が確認されていますが、厚労省や労働局が特定の事業者に勧誘を委託することはありません。電話の窓口は業務改善助成金コールセンター(0120-366-440、平日9時〜17時)です。

キャリアアップ助成金:非正規の賃金を上げる・正社員にする

キャリアアップ助成金は有期雇用の人、短時間のパートの人、派遣の人といった非正規雇用の労働者の処遇を上げた事業主に出る助成金です。賃上げに関係するのは、主に賃金規定等改定コースと正社員化コースです。制度全体はキャリアアップ助成金の記事、いくらもらえるかはキャリアアップ助成金はいくらもらえるかの記事で説明しています。

賃金規定等改定コース

有期雇用労働者などの基本給の賃金規定等を3%以上増額改定し、その規定を適用させたときに、1人あたりの額が出ます。厚労省の令和8年度のリーフレットでは、中小企業と大企業で額が違います。

賃金規定の増額改定の率中小企業(1人)大企業(1人)
3%以上4%未満4万円2.6万円
4%以上5%未満5万円3.3万円
5%以上6%未満6.5万円4.3万円
6%以上7万円4.6万円
横にスクロールできます

「職務評価」の手法を使って増額改定を実施した場合は、1事業所あたり20万円(大企業は15万円)が加算されます。有期雇用労働者などの昇給制度を新しく設けた場合も、1事業所あたり20万円(大企業は15万円)の加算です。

厚労省のパッケージのページには、中小企業が賃金規定等を5%増額改定して10人の有期雇用労働者の賃金を上げた場合は65万円と載っています。6.5万円×10人の計算です。

正社員化コース

有期雇用労働者を正規雇用に転換した場合の額は、重点支援対象者かどうかで違います。リーフレットの額(中小企業の場合)は、有期から正規で80万円(重点支援対象者)と40万円(それ以外)、無期から正規で40万円と20万円です。正社員への転換後6か月分の賃金は、転換前の6か月と比べて3%以上増える必要があります。

申請のタイミング

「キャリアアップ計画」を、各コースの実施日の前日までに出す必要があります。就業規則の改定などを済ませてから計画を出す順番にすると、助成の対象外になります。取組後6か月分の賃金を払った日の翌日から2か月以内に、支給の申請をします。

令和8年度のリーフレットに載っているコースは、正社員化コース、障害者正社員化コース、賃金規定等改定コース、賃金規定等共通化コース、賞与・退職金制度導入コース、短時間労働者労働時間延長支援コースです。以前あった社会保険適用時処遇改善コースは、このリーフレットにありません。古い解説に出てくるコース名は、公式サイトの令和8年度版で存在を確かめます。

賃金規定等改定コースの専用の説明は賃金規定等改定コースの記事にあります。

働き方改革推進支援助成金・人材開発支援助成金など、そのほかの助成金

厚労省の「賃上げ」支援助成金パッケージには、上の2つのほかに次の助成金が載っています。厚労省の掲載内容から、賃上げとの関係を整理します。

助成金内容賃上げとの関係金額の目安(厚労省の掲載)
働き方改革推進支援助成金労働時間の削減や年次有給休暇の取得促進に取り組む中小企業に、外部専門家のコンサル、設備・機器の導入などの費用を助成賃金を引き上げると加算がつく賃金引上げの加算は最大720万円、割増賃金率の引上げの加算は最大100万円
人材開発支援助成金職務に関連した専門的な知識・技能を身につける訓練の経費や賃金の一部を助成訓練後の賃上げで額が増える例がある例:正規雇用の1人に10時間の訓練(経費10万円)を実施し、終了後に賃上げをすると7万円
人材確保等支援助成金(雇用管理制度・雇用環境整備助成コース)賃金規定制度などの導入や、作業負担を軽くする機器の導入で離職率を下げた事業主に助成賃上げを行うと額が増える最大325万円
早期再就職支援等助成金(雇入れ支援コース、中途採用拡大コース)離職を余儀なくされる人を無期雇用で雇い入れ、賃金を5%以上上げた場合などに助成雇入れ前より5%以上賃上げ雇入れ支援コースは30万円または40万円、中途採用拡大コースは20万円(成長要件で加算)
産業雇用安定助成金(スキルアップ支援コース)在籍型出向でスキルアップさせた事業主(出向元と出向先)に助成復帰後の賃金が5%以上増える出向中の賃金の一部(中小企業は2/3)。出向者1人1日8,870円が上限
横にスクロールできます

働き方改革推進支援助成金は、コースごとの記事があります。全体は働き方改革推進支援助成金の記事、労働時間の短縮に絞った説明は労働時間短縮コースの記事で確かめられます。建設業の事業場が設備投資などを実施して、36協定の時間外・休日労働の上限を引き下げた場合は、最大25〜550万円と厚労省のページに載っています。

人材開発支援助成金の全体は人材開発支援助成金の記事にあります。

補助金の賃上げ要件・加点(経産省・中小企業庁の補助金)

経産省・中小企業庁の補助金は賃上げをしたい事業者を応援する立場から、賃上げに取り組む事業者に有利な仕組みを設けています。中小企業庁の特設サイトには補助金によって、賃上げに積極的な事業者に補助金の上限額を引き上げる「特例」を設けたり、審査で有利になる「加点措置」を講じたりする制度があると書かれています。

令和8年9月4日の中小企業庁の発表(最低賃金引上げに対応する中小企業・小規模事業者への支援策)にも、各種補助金について、最低賃金の引上げを含めた賃上げを行う中小企業・小規模事業者に対する補助上限の引上げや加点措置を引き続き実施すると書かれています。

特設サイトの補助金一覧に載っている補助金から、賃上げと関係の深いものを選びます(補助上限額と補助率は同サイトの掲載)。

補助金何に使うか補助上限額補助率特徴(同サイトの掲載)
省力化投資補助金(カタログ注文型)IoT・ロボットなど人手不足を解消する汎用製品の導入1,500万円1/2以下登録製品は省力化効果が事前に審査されているため、書類が簡単
省力化投資補助金(一般型)オーダーメイド性のある設備・システムの導入1億円1/2(小規模・再生事業者は2/3)大幅な賃上げを後押しする「大幅賃上げ特例」がある
デジタル化・AI導入補助金ITツール(ソフトウェア、サービス)の導入450万円1/2〜4/5労働生産性の向上が目的
小規模事業者持続化補助金生産性向上の設備・システム、販路開拓250万円2/3窓口は商工会・商工会議所
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金新製品・新サービスの開発、新市場への進出9,000万円1/2、2/3新市場・高付加価値事業への進出などが対象
成長加速化補助金売上高100億円超を目指す設備投資5億円1/2新工場・新倉庫の建設費も対象
横にスクロールできます

設備投資を伴う賃上げでは、業務改善助成金と補助金のどちらを使うかを最初に決めます。時給を引き上げることが主目的で設備は小さい事業者は、業務改善助成金の対象になります。数千万円規模の設備や新事業が中心の事業者は、補助金の賃上げ特例や加点の仕組みを使います。

賃上げ省力化の名が付く賃上げ省力化大規模成長投資補助金の記事は、基金設置法人を公募する制度で、中堅・中小企業が直接申請する制度ではありません。名前に「賃上げ」と付く国の補助金には、このように事業者が直接申請できないものもあります。

補助金の個別の記事は省力化は省力化投資補助金の記事、デジタル化・AI導入はデジタル化・AI導入補助金(通常枠)の記事、成長加速化は中小企業成長加速化補助金の記事で確かめられます。

賃上げを約束して採択された場合に、約束を守れなかったときの扱いは制度ごとに違います。東京都中小企業振興公社の創意工夫チャレンジ促進事業(賃上げ重点コース)は、賃金引上げ計画を達成できなかった場合、助成率が3分の2以内に下がると書いています。公募要領は、申請の前に賃上げが未達だった場合の項まで読みます。

賃上げ促進税制(令和8年度)

賃上げ促進税制は青色申告をしている企業や個人事業主が、前の年度より給与等の支給額を増やしたときに、増えた額の一部を法人税(個人事業主は所得税)から引く制度です。お金が振り込まれるわけではなく、納める税金が減ります。

中小企業向けの控除率

中小企業庁の令和8年度の案内(令和8年4月1日から令和9年3月31日までの間に開始する事業年度が対象。個人事業主は令和9年分)では中小企業者等と、従業員1,000人以下の個人事業主の控除率は次のとおりです。

全雇用者の給与等支給額(前年度比)税額控除率
1.5%以上の増加15%
2.5%以上の増加30%
上乗せ:くるみん認定以上またはえるぼし認定2段階目以上さらに5%(最大35%)
横にスクロールできます

中小企業者等とは、資本金または出資金が1億円以下の法人などです。ただし、同一の大規模法人から2分の1以上の出資を受ける法人などは対象外です。前3事業年度の所得金額の平均が15億円を超える法人も対象外です。

給与等の支給額にはパート、アルバイト、日雇い労働者の分も含みます。役員と、その親族など特殊関係者の分は含みません。

税額控除の上限は、法人税額(個人事業主は所得税額)の20%です。控除しきれなかった額は、5年間繰り越せます。繰り越した額を使えるのは、その年度も全雇用者の給与等支給額が前年度より増えている場合に限られ、繰り越すたびに明細書の提出も要ります。

令和8年度の変更点

令和7年度末で教育訓練費に係る上乗せ措置(教育訓練費が前年度より5%以上増えたとき、控除率を10%上乗せする措置)は廃止されました。この措置は法人は令和6年4月1日から令和8年3月31日までの間に開始する事業年度、個人事業主は令和7年と令和8年で使えます。

なお、中小企業は要件を満たせば、中堅企業向けの制度を使うこともできます。中堅企業向けは従業員2,000人以下の企業が対象で、継続雇用者の給与等支給額が前年度より4%増えると10%、5%増えると15%、6%増えると25%の控除率になります。プラチナくるみん認定か、えるぼし認定の3段階目以上なら、5%が上乗せされます。

従業員が2,000人を超える大きな会社の扱いは、中小企業庁の案内には載っていませんでした。該当する場合は、経済産業省と国税庁の資料で確かめます。

計算例

前年度の給与等の支給額が5,000万円の会社が、適用年度に5,200万円を払った場合を考えます。増加額は200万円で、増加率は4.0%です。2.5%以上なので控除率は30%、税額控除は200万円×30%=60万円です。

法人税額が200万円の会社なら、上限は法人税額の20%の40万円です。この場合の控除は40万円までで、残りの20万円は翌年度以降に繰り越せます。給与が1.5%だけ増えた場合は、5,000万円が5,075万円になり、増加額75万円×15%=11.25万円です。

助成金との関係

賃上げ促進税制の計算では給与の負担を軽くするための補助金や助成金の額(補塡額)を、給与等の支給額から引きます。中小企業庁の中小企業向けガイドブックに、キャリアアップ助成金(正社員化コース、障害者正社員化コース、賃金規定等改定コース)が補塡額に当たる国の助成金の例として載っています。ただし、給与等の支給額に対応する交付額に限ります。

つまり、キャリアアップ助成金をもらった年度は、その分だけ税制の増加額が小さく計算されることがあります。雇用調整助成金などの雇用安定助成金額は、この引き算とは別の計算で扱われます。業務改善助成金は、同じガイドブックの例に載っていませんでした。個別の判断は、税務署か顧問の税理士に確かめます。

最低賃金の引き上げに対応する支援と相談窓口

令和8年度の地域別最低賃金は、全国加重平均が1,177円になりました。中小企業庁は、引き上げ幅が過去2番目だったと発表しています。地域別最低賃金の発効日は、都道府県ごとに違います。

最低賃金を下回って払っていた場合は、差額を速やかに払う必要があります。払わなければ、最低賃金法の違反として50万円以下の罰金の対象になります。中小企業庁の特設サイトのよくある質問には、通勤手当、家族手当、精皆勤手当、賞与、時間外・休日・深夜の割増賃金は最低賃金の対象にならないので、除いて計算すると書かれています。家族だけで営む事業の同居の親族は、労働者に当たらず最低賃金は適用されません。ただし、労働者として雇っているなら適用されます。

最低賃金の引き上げへの対応策は、国の窓口に集まっています。

  • よろず支援拠点、働き方改革推進支援センターなどの相談窓口(中小企業庁の案内に載っている窓口)
  • 専門家派遣・相談等支援事業:中小企業の労働条件管理や生産性向上の相談に、ワン・ストップで無料で対応する窓口(厚労省と中小企業庁が連携)
  • 業務改善助成金:設備投資などで生産性を上げ、事業場内最低賃金を上げる事業者向け
  • 業種別団体向けの助成:業界全体で生産性向上と賃金引上げを目指す事業主団体の市場調査などに出る助成(働き方改革推進支援助成金の団体推進コース)
  • 各都道府県の賃金引上げ支援施策:厚労省がPDFにまとめている(独自の支援施策や、業務改善助成金の上乗せ補助など)

「最低賃金 補助金」「最低賃金 助成金」で探す制度は、多くの場合、このうちの業務改善助成金です。Jグランツでは、業務改善助成金が「中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)」という名前で登録されています。名前に「補助金」と付いていても、申請先は労働局の助成金です。

個人事業主・大企業・介護や医療の事業所は使えるか

個人事業主

個人事業主も、従業員を雇っていれば使える制度があります。業務改善助成金は中小企業・小規模事業者が対象で、労働者がいない場合は対象外です。引き上げる労働者は雇用保険の被保険者である必要があるため、雇用保険に入っている従業員がいない事業所は、実質的に使えません。

賃上げ促進税制は、青色申告をしていて常時使用する従業員が1,000人以下の個人事業主が対象です。令和8年度改正後の案内では、個人事業主は令和9年が対象と書かれています。令和7年分と令和8年分は、教育訓練費の上乗せがある改正前の制度で申告できます。給与の支払いが家族の専従者だけの場合の扱いは、中小企業庁の資料に載っておらず、確認できませんでした。税務署に尋ねます。

大企業・みなし大企業

業務改善助成金は中小企業・小規模事業者が対象で、みなし大企業も対象外です。キャリアアップ助成金、人材開発支援助成金、人材確保等支援助成金などは、中小企業と大企業の両方が使えます。額は大企業のほうが低く設定されています。

介護・医療・薬局

介護職員の賃上げは、都道府県が申請を受ける補助事業が見つかります。岐阜県のページには県が国の「医療・介護等支援パッケージ」に基づき、介護従事者に対する賃上げの支援と職場環境の改善を促す補助事業を実施していると書かれています。申請期限、対象期間、振込日は、県ごとに違います。国の一律の制度としての窓口は、確認できませんでした。

医療機関、診療所、薬局には、賃上げ・物価高騰への支援金を都道府県が出す例があります。東京都の薬局向けの支援金、東京都の診療所・歯科診療所向けの支援金、岡山県の診療所等賃上げ対策補助金は、いずれも受付期間が終わった制度です。内容は東京都の薬局の記事、東京都の診療所の記事、岡山県の診療所の記事で確認できます。

介護報酬や診療報酬は、賃上げ促進税制でも扱いが違います。看護職員処遇改善評価料や介護職員処遇改善加算のように、公定価格に含まれる額は「補塡額」に当たらず、給与等の支給額から引かれません。

都道府県・市区町村の賃上げ補助金

自治体の賃上げ支援は、大きく3つの型に分かれます。

  • 賃上げ環境整備型:生産性向上や設備投資の費用を補助し、賃上げを条件にする(北海道、長野県、京都市、広島県などの賃上げ環境整備の補助金)
  • 賃上げ額に応じた支援金:賃金を上げた額や人数に応じて定額を出す(神奈川県の賃金アップ支援金、山形県の賃金引上げ緊急支援事業など)
  • 業務改善助成金の上乗せ:国の業務改善助成金を使う事業者に、自治体が上乗せする(大阪府の業務改善・賃上げ促進補助金)

制度の名前と金額は年度ごとに変わります。賃上げの名が付く制度は青森県、岩手県、群馬県、福岡県、京都市、山口県防府市、福岡県北九州市など、都道府県と市町村がそれぞれ設けています。この記事の下にある全国の一覧が、制度データから組み立てた状態です。

一覧に、「【青森】」「【沖縄】」のように県名が付いた業務改善助成金が並ぶことがあります。厚労省のページによると令和8年度から、業務改善助成金のJグランツの申請フォームが、事業場の所在地の都道府県ごとに分かれたためです。県ごとに別の制度があるわけではなく、どの県の事業場も同じ交付要綱で審査されます。

北海道・東京都・大阪府・石川県の例

北海道は「賃上げ環境整備補助金2026」の公募が、予算の上限に達して令和8年8月10日に締め切られています。事務局のページには、申請の要件にパートナーシップ構築宣言ポータルサイトへの登録が入っていると書かれています。採択者リストは事務局のページで更新されます。詳しくは北海道の賃上げ環境整備補助金の記事にあります。

東京都は、東京都中小企業振興公社の「経営力強化に向けた創意工夫チャレンジ促進事業(賃上げ重点コース)」があります。賃金引上げ計画を立てる都内の中小企業等で、直近の決算期の営業利益が前期より減ったか、損失を計上した事業者が対象です。助成限度額は600万円、助成率は対象経費の4分の3以内(小規模事業者は5分の4以内)です。申請はJグランツで、GビズIDプライムが要ります。詳しくは東京都の創意工夫チャレンジ促進事業の記事にあります。

大阪府は国の業務改善助成金を使う事業者に、補助対象経費の4分の1(200万円が上限)を府が補助します。事前登録の受付が令和8年9月30日で終わり、登録した事業者は、令和8年12月1日から令和9年3月10日の間に交付申請をします。国の助成金の交付額確定の通知を令和9年3月5日までに受けることが条件です。大阪府の業務改善・賃上げ促進補助金の記事で内容を確かめられます。

石川県で「賃上げに向けた経営体制強化支援補助金」の名前で探しても、実績報告の期限が2024年2月29日で終わった過去の制度しか出てきません。過去の制度は石川県の経営体制強化補助金の記事にまとめています。

令和8年度に使える石川県の制度は、国の業務改善助成金に上乗せする「石川県業務改善奨励金」です。国の助成金を受けた県内の中小企業等に、国の助成金の自己負担分の2分の1(上限あり)が出ます。令和8年度の業務改善助成金を申請した事業者も対象で、国の確定通知を令和9年2月26日までに受けていることが条件です。詳しくは石川県業務改善奨励金の記事にあります。金沢市には、市内の中小企業の賃上げを支える金沢市中小企業賃金引上げ奨励金もあります。予算の上限に達すると申請の締切前でも受付が終わるため、申請の前に市に確かめます。

自分の自治体の制度を探す

  • 厚労省の「最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援事業」のページにある「各都道府県の賃金引上げ支援施策について」(PDF、令和7年7月更新)
  • 都道府県の産業労働部や労働政策課のホームページ(「賃上げ」「業務改善」で検索する)
  • 市区町村の商工担当課や商工会議所(物価高騰対策の交付金を使った支援金が、市区町村ごとに設けられている)

県の制度と市の制度は別々に募集されます。重ねて申請できるかは、県と市の両方の要綱で確かめます。

賃上げ補助金は併用できるか

併用の可否は、組み合わせごとに決まりがあります。

  • 業務改善助成金と他の助成金:同一の設備投資等に要する費用ではなければ受けられますが、目的が重なると併給調整の対象になります。業務改善助成金で賃上げの対象にした労働者は、キャリアアップ助成金(賃金規定等改定コース)の支給対象の人数に数えられません。公益財団法人などから、同一の設備投資に助成を受ける場合も、併せて受けられません。
  • 助成金と賃上げ促進税制:重ねて使えますが、給与の支給額に対応する助成金は、税制の計算で給与等の支給額から引かれます。
  • 国の助成金と自治体の上乗せ:大阪府のように、国の助成金を使うことを前提に府が上乗せする制度もあります。国の助成金の交付額の確定が条件なので、国の申請が先です。
  • 補助金と補助金:同じ設備に複数の補助金を使えるかは、制度ごとの公募要領で決まります。業務改善助成金のQ&Aには、目的が重なる場合は併給調整の対象になると書かれています。契約の前に、両方の事務局に尋ねます。

賃上げに使える主な補助金の金額

国の制度と、上限の大きい都道府県の制度を上限額で比べた表です(制度名を押すと下の全国一覧のその制度へ移ります)。なお、業務改善助成金の600万円は上の章のとおり特例事業者が10人以上の賃金を引き上げた場合の上限で、特例事業者でない事業者の上限は450万円です。

都道府県の制度の上限額(上位5つ)長さは上限額に合わせています
神奈川県賃金アップ支援金神奈川県・事業者向け
上限3,000万円
上限1,500万円
上限1,000万円
上限960万円
制度地域上限額の決まり方締切
国の制度
全国600万円制度記事で確かめる2027年3月31日受付中
国業務改善助成金事業者向け
全国600万円補助率3/4〜4/52026年11月30日あと24日
全国120万円定額定額随時
都道府県の制度募集中で上限の大きい順
神奈川県3,000万円定額定額2026年12月4日あと28日
山形県1,500万円定額定額支給2027年1月29日受付中
高知県1,000万円定額定額2026年12月14日受付中
長野県960万円補助率9/102027年1月20日受付中
東京都600万円補助率3/42027年3月12日受付中

制度名を押すと、下の全国一覧のその制度へ移ります。上限は制度全体の額です。

賃上げ補助金はいつまで?(締切の暦)

締切が近い10件の受付期間2026年4月〜2027年3月
受付中締切まで30日以内今日

賃上げ補助金でよくある注意点

多くの制度に共通する注意点をまとめました。制度ごとの細かい条件は、各制度の記事で確かめます。

  • 賃上げは、申請のあとに行う制度が多くあります。賃金を先に上げてしまうと、助成の対象外になることがあります(業務改善助成金は、令和8年度から賃金引上げ後の申請ができません)。
  • 設備は、交付決定のあとに発注します。交付決定の前に契約や購入をした経費は対象外です。厚労省のパッケージのページにも、「申請前の賃金引き上げ、交付決定前の設備投資は対象外」と書かれています。
  • お金が入るのは、事業を終えて報告をしたあとです。業務改善助成金は、事業完了期限が交付決定の年度の1月31日です。設備の代金は、いったん全額を自社で払います。
  • 予算がなくなった時点で募集が終わります。北海道の賃上げ環境整備補助金は、予算の上限に達して公募を締め切りました。書類がそろったら早めに出します。
  • 賃上げの約束を守れなかったときの扱いを、申請の前に確かめます。東京都の賃上げ重点コースのように、未達成だと助成率が下がる制度があります。
  • 勧誘に注意します。厚労省は、委託を受けたと名乗って助成金の活用を勧誘する事業者がいると注意喚起しています。手数料や報酬が目的で、本来は受けられない助成金の申請を勧める場合があります。
  • 不正受給は処罰の対象で、公表される可能性があります(業務改善助成金のページの注意書き)。

見積もりと契約の前には、次のことを業者や社会保険労務士など外部の人に確かめておきます。

  • 工事や設備の契約日と、助成金・補助金の申請日の前後
  • 見積もりの設備や内容が、制度の対象経費に入っているか
  • 賃上げの実施日が、申請日より後になる計画か
  • 申請書類をだれが作り、費用がいくらかかるか(社内で作るか外部に頼むか)
  • 設備の導入で、人件費や作業時間が実際に減る見込みがあるか

全国の賃上げ補助金・助成金の一覧

募集中の賃上げの補助金・助成金を、都道府県ごとに並べています。国の制度、県の制度、県内の市区町村の制度があり、各制度の記事で対象と申請の流れを確かめられます。

地域の探し方で絞り込み

色が濃いほど、募集中の制度が多い県です。

国の賃上げの補助金

国の制度で募集中のものは3件です。

【国】最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者支援事業

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ600万円2027年3月31日

中小企業・小規模事業者のうち、事業場内で最も低い賃金が地域別最低賃金未満の事業者が対象で、実際の助成は厚生労働省の業務改善助成金として行われます。生産性向上のための設備投資などを行い、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げると、その経費の一部が助成されます。中小企業かどうかは業種ごとに、資本金または常時使用する労働者数のどちらかの基準で判断されます。申請先は都道府県労働局で、賃金の引上げと設備投資は交付決定を受けてから進めます。

最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者支援事業の対象と申請の流れを詳しく見る

【国】業務改善助成金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ600万円2026年11月30日 あと24日

事業場内で最も低い時給を一定額以上引き上げる中小企業・小規模事業者が対象で、生産性向上のための設備投資やコンサルティング導入などの費用の一部が助成されます。対象になるのは、事業場内最低賃金がその年度の地域別最低賃金未満の事業場で、労働者がいない場合は対象外です。賃金の引上げも設備投資も、これから実施するものが助成の対象で、すでに終えたものは対象になりません。流れは、引上げ計画と設備投資の計画を立てて労働局に申請し、交付決定を受けてから計画どおりに進め、実績を報告して支給を受けます。

業務改善助成金の対象と申請の流れを詳しく見る

【国】キャリアアップ助成金(正社員化コース/障害者正社員化コース/賃金規定等改定コース/賃金規定等共通化コース/賞与・退職金制度導入コース/短時間労働者労働時間延長支援コース の現行6コース。「社会保険適用時処遇改善コース」は2026年3月末で経過措置終了・短時間労働者労働時間延長支援コースに一本化)

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ・採用・雇い入れ120万円随時

有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者といった非正規雇用の労働者のキャリアアップを進めるため、正社員化や処遇改善に取り組んだ事業主に支給される国の助成金です。コースには、有期雇用労働者等を正社員にする正社員化コースのほか、基本給の賃金規定等を改定して増額する賃金規定等改定コース、賞与・退職金制度導入コースなどがあります。各コースの実施日の前日までに、労働組合等の意見を聴いて作成したキャリアアップ計画を提出する必要があります。そのあとに取組を実施し、支給申請を行います。

キャリアアップ助成金(正社員化コース/障害者正社員化コース/賃金規定等改定コース/賃金規定等共通化コース/賞与・退職金制度導入コース/短時間労働者労働時間延長支援コース の現行6コース。「社会保険適用時処遇改善コース」は2026年3月末で経過措置終了・短時間労働者労働時間延長支援コースに一本化)の対象と申請の流れを詳しく見る

北海道・東北

北海道の賃上げの補助金

北海道で募集中の賃上げの補助金は1件です(道の制度0件・市区町村の制度1件)。

【室蘭市】室蘭市中小企業等賃上げ対応資金助成金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ200万円2026年12月28日

室蘭市中小企業等賃上げ対応資金助成金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

青森県の賃上げの補助金

青森県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

岩手県の賃上げの補助金

岩手県で募集中の賃上げの補助金は7件です(県の制度2件・市区町村の制度5件)。個人も使える制度と県の制度を先に、3件まで紹介します。

【岩手県】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ600万円2026年11月30日 あと24日

岩手県内に事業場があり、従業員を雇っている事業者が対象になる、厚生労働省の業務改善助成金です。機械設備の導入やコンサルティングなど、生産性の向上につながる設備投資等を行い、あわせて事業場内最低賃金(事業場で最も低い時間給)を各コースで決められた額以上引き上げた場合に、その費用の一部が助成されます。従業員がいない場合は対象外で、賃金の引上げや設備投資は、これから実施するものが対象です。先に引上げと投資の計画を立てて申請し、交付決定を受けてから計画どおりに進め、結果を報告して支給を受けます。申請の受付は、事業場を管轄する労働局の雇用環境・均等部室です。

令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)の公式ページで確かめる

【岩手県】物価高騰対策賃上げ支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ400万円2026年11月13日 あと7日

岩手県内に事業所を持つ中小企業や公益法人、協同組合、従業員を1人以上雇う個人事業主が使える支援金です。定められた対象期間のうちに、従業員の時給を1時間あたり60円以上引き上げ、その賃金を1か月以上払っていることが条件です。パートなどの非正規は、週の所定労働時間が20時間以上の人だけが数えられます。引き上げ後の賃金水準は1年間保つ必要があり、業績悪化を理由に下げると返還を求められます。記事では対象になる従業員の線引き、計算例、申請の流れと書類、返還になるケースを確かめられます。

岩手県 物価高騰対策賃上げ支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

【金ケ崎町】物価高騰対策賃上げ支援事業(金ケ崎町・重点支援地方交付金活用事業)

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ400万円2026年12月28日

岩手県の物価高騰対策賃上げ支援金の交付決定を受けた事業者に、金ケ崎町が上乗せして支給する補助金です。町の補助金だけの申請はできないので、先に県の支援金への申請と交付決定が必要です。県の支援金は、県内に事業所を持つ中小企業等が、従業員の賃金を賃上げ月の前月と比べて1時間当たり一定額以上引き上げ、その水準を1年間続けることなどが要件です。町の補助金の申請先は役場ではなく金ケ崎町商工会なので、間違えないようにします。

物価高騰対策賃上げ支援事業(金ケ崎町・重点支援地方交付金活用事業)の対象と申請の流れを詳しく見る

ほかの4件を見る

【九戸村】九戸村物価高騰対策賃上げ支援補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ200万円2026年12月28日(目安)

岩手県九戸村内に事業所を持つ中小企業等と、従業員を常時1人以上雇用する個人事業主が、賃上げを実施した場合に交付を受けられる補助金です。対象の従業員は、村内事業所に勤務し週の所定労働時間が20時間以上の人です。賃上げ月の前月と比べて1時間当たり60円以上引き上げ、引上げ後の賃金の支給実績が1月以上あり、賃金水準を1年間継続することが条件です。申請時点で事業所内の全労働者の時給が最低賃金を上回っている必要があります。交付申請書兼請求書に、誓約書兼同意書、対象従業員一覧、労働条件通知書か雇用契約書の写し、賃金台帳の写しなどを添えて提出します。

九戸村物価高騰対策賃上げ支援補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

【二戸市】二戸市賃上げ支援事業費補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ200万円2026年12月28日(目安)

岩手県二戸市内で賃上げを実施した事業者に、市が補助金を交付する制度です。対象になる賃上げは、従業員の賃金を賃上げ月の前月と比べて1時間当たり80円以上引き上げていること、引上げ後の賃金の支給実績が1月以上あること、引上げ後の賃金水準を1年間継続することの全てを満たすものです。申請は補助金申請書兼請求書に、賃金改定月とその前月分の賃金台帳の写しを添えて行います。様式と交付要綱は市の公式ページで入手できます。

二戸市賃上げ支援事業費補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

【花巻市】花巻市中小企業者等賃上げ支援奨励金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ70万円2026年12月25日

岩手県の物価高騰対策賃上げ支援金の支給決定を受け、花巻市内の従業員の基本給等を平均4%以上引き上げた中小企業者等に、市が従業員数に応じて交付する奨励金です。市内に本社や主たる事業所、または支店・営業所等があり、市内の事業所に従業員を1人以上雇用していること、市税の未納がないことなどが条件です。引上げ後の賃金は最低1か月以上の支給実績が必要で、1年以上続ける意思も求められます。県の支給決定通知書の写しや対象従業員一覧などをそろえ、郵送で申請します。

花巻市中小企業者等賃上げ支援奨励金の対象と申請の流れを詳しく見る

【花巻市】花巻市省力化・生産性向上支援緊急対策補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ・ロボット・自動化・省力化機器・業務ソフト・クラウド・AI50万円2027年2月1日

花巻市内に事業所があり、国の中小企業省力化投資補助金、デジタル化・AI導入補助金、最低賃金引上げ支援対策費補助金のどれかで交付決定を受けた事業者が使う上乗せの補助金です。国の補助を受けても残る自己負担分が対象で、市内の事業所にかかる経費に限られます。外れやすいのは国の交付決定の時期で、決められた日より前に決定を受けたものは対象になりません。ものづくり補助金や持続化補助金も指定に入っていません。市への申請だけを先に出すことはできず、国と市の手続きの順番と計算例は記事で確認できます。

花巻市省力化・生産性向上支援緊急対策補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

宮城県の賃上げの補助金

宮城県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

秋田県の賃上げの補助金

秋田県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

山形県の賃上げの補助金

山形県で募集中の賃上げの補助金は3件です(県の制度1件・市区町村の制度2件)。

【山形県】山形県賃金引上げ緊急支援事業

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ1,500万円2027年1月29日

県内の地域別最低賃金の大幅な引上げに伴って賃金を引き上げた、山形県内の中小企業者(法人・個人事業主)への支援金です。県内に本社や事業所があり、県内事業所に従業員を1人以上雇用していること、県税に未納がないことが前提です。1時間当たりの賃金が1,032円未満だった従業員の賃金を64円以上引き上げて1,032円以上にし、引上げ後の支払い実績があること、雇用と賃金水準を1年以上継続することが要件です。対象となるのは申請の前提とされた最低賃金引上げに伴う賃上げで、その後の年度の引上げ分は対象外です。申請は電子申請が基本です。

山形県賃金引上げ緊急支援事業の対象と申請の流れを詳しく見る

【白鷹町】白鷹町賃金引上げ支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ50万円2026年11月30日 あと24日

白鷹町内に事業所を持つ法人・個人事業主で、山形県賃金引上げ緊急支援金の支給決定を受けた事業者が対象の、町の上乗せの支援金です。時給が改定後の最低賃金に満たない従業員の賃金を一定額以上引き上げて最低賃金以上にしたことが条件で、賃上げ促進税制の適用を受けている場合は対象外です。町税の未納がないことも求められます。まず県の支援金を申請して支給決定を受け、そのあとで決定通知書の写しなどを添えて町に交付申請します。

白鷹町賃金引上げ支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

【上山市】賃金向上推進事業支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ25万円2026年12月28日

上山市内に本社や主たる事業所があり、山形県の賃金引上げ緊急支援金の交付決定を受けた法人や個人事業主が使えます。賃上げした従業員の人数と雇用形態ごとに決まる額を、市が県の支援に上乗せして支給します。外れやすいのは県の交付決定を受けていないことと、賃上げ促進税制の控除を受けていることです。記事では対象のチェック、金額の計算例、申請の順番、返還になる場合を確かめられます。

上山市 賃金向上推進事業支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

福島県の賃上げの補助金

福島県で募集中の賃上げの補助金は3件です(県の制度1件・市区町村の制度2件)。

【福島県】業務改善応援補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ150万円2027年2月26日

福島県内に事業所を置く中小企業・小規模事業者・個人事業主で、国の業務改善助成金を申請して支給決定を受けた事業者が使えます。国の助成額に一定の割合を上乗せするほか、申請を社労士に頼んだ報酬も補助の対象です。外れやすいのは、国への申請の時期と、パートナーシップ構築宣言をしているかどうかです。記事には、補助額の計算例、国の手続きとの順番、県に出す書類、申請で止まりやすい点をまとめています。

福島県 業務改善応援補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

【喜多方市】賃上げ緊急一時支援交付金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ1人あたり1万円2026年11月30日 あと24日

福島県の中小企業賃上げ緊急一時支援事業助成金の交付決定を受けた事業者が使える、喜多方市の上乗せの交付金です。県の助成金の対象になった労働者のうち、市内の事業所で働く人の分が対象になります。いちばん外れやすいのは、県の交付決定を受けていないことと、労働者が市外の事業所で働いていることです。市税を滞納していないことも条件で、申請は郵送ではなく市の窓口への持参に限られます。記事では、対象になる事業者の条件、人数ごとの計算例、必要書類と申請の流れ、もらえなくなるケースを確かめられます。

喜多方市 賃上げ緊急一時支援交付金の対象と申請の流れを詳しく見る

【南相馬市】南相馬市中小企業賃上げ緊急一時支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ1人1.5万円2026年11月30日 あと24日

福島県の「中小企業賃上げ緊急一時支援事業助成金」の助成要件を満たす労働者のうち、南相馬市内の事業所に勤務する従業員について、市内の中小企業等に支援金を支給する制度です。最低賃金の引上げによる経営への影響が懸念される事業者を支援するものです。県の助成金が先に決まっていることが前提で、申請には県の助成決定通知書と、県の事務局が発行した対象従業員情報を、交付申請書兼実績報告書に添えて提出します。県の手続きを済ませてから市に申請する順番です。

南相馬市中小企業賃上げ緊急一時支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

関東

茨城県の賃上げの補助金

茨城県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度0件・市区町村の制度1件)。

【阿見町】阿見町保育士等処遇改善助成金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ1.5万円随時

茨城県阿見町内の私立保育園、認定こども園、小規模保育事業者に勤務する保育士・幼稚園教諭で、専ら乳幼児の保育に携わる人を対象にした処遇改善の助成金です。正規雇用の人のほか、非正規雇用の人は労働契約上の労働時間が1月当たり120時間以上であることが条件です。支給は3か月ごとの振込で、申請状況によって振込日が遅れることがあります。年度の初回に交付申請書兼請求書を出し、保育士登録証の写し(保育士登録証がない場合は幼稚園教諭の免許など)を添えて申請します。

阿見町保育士等処遇改善助成金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

栃木県の賃上げの補助金

栃木県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度1件・市区町村の制度0件)。

【栃木県】とちぎ賃上げ環境整備促進補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ200万円2026年12月21日

栃木県内に事業所を持つ中小企業者等が対象で、生産性向上や労働環境の改善につながる設備投資等を行い、事業場内最低賃金を引き上げた場合に、その経費の一部を補助します。補助対象経費の例は、POSレジシステムの導入、リフト付き特殊車両の導入、キッズルームの設置、段差のスロープ化などです。賃金引上げ前の事業場内最低賃金が地域別最低賃金より一定額以上高いことが条件で、範囲に入らない事業所は国の業務改善助成金の対象になる場合があります。申請は先着順で、事前相談シートの提出から始め、交付決定後に設備投資等を実施します。交付決定前に納品・契約・支払いをしたものは対象外です。

とちぎ賃上げ環境整備促進補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

群馬県の賃上げの補助金

群馬県で募集中の賃上げの補助金は4件です(県の制度2件・市区町村の制度2件)。個人も使える制度と県の制度を先に、3件まで紹介します。

【群馬県】令和8年度ぐんま賃上げ促進支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ200万円2027年1月31日

群馬県内の事業所で従業員の賃金を引き上げた事業者に、対象従業員1人あたりで支援金を支給する制度です。賃上げは賃上げ月の前月と比べて基本給を5%以上引き上げることが条件で、小規模な事業者は3%以上で対象になります。引上げ後の賃金の支給実績が1月以上あり、賃金水準を1年間継続する必要があります。法人はパートナーシップ構築宣言の宣言企業であること、賃上げを目的とする他の助成金等を受給していないことも外れやすい条件です。賃上げの時期は期ごとに区切られています。

令和8年度ぐんま賃上げ促進支援金の公式ページで確かめる

【群馬県】ぐんま賃上げ促進支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ200万円2027年1月31日

群馬県内に事業所を持つ中小企業等が、県内事業所で働く正規・非正規の従業員の基本給を引き上げた場合の支援金です。非正規雇用の従業員は週の所定労働時間が20時間以上であることが条件で、基本給を賃上げ月の前月と比べて5%以上引き上げることが要件です。小規模事業者は引上げ幅が3%以上でも対象になります。賃上げを行った時期ごとに期が分かれ、期ごとに申請の期限が決まっています。申請は県の特設サイトで行い、問い合わせは事務局のコールセンターで受け付けています。

ぐんま賃上げ促進支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

【渋川市】しぶかわ中小企業賃上げ応援奨励金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ160万円2027年1月31日

群馬県の「ぐんま賃上げ促進支援金」の給付決定を受けた渋川市内の中小企業等に、市が追加で給付する奨励金です。渋川市内に本社や主たる事業所、または支店・営業所等があり、市内の事業所に常時雇用する従業員が1人以上いることが条件です。国税や地方税を滞納していないことなども求められます。申請は群馬県の特設サイトから電子申請で行い、県と市の申請を同時にできます。県の支援金が承認されることが前提なので、県の要件を先に確認します。

しぶかわ中小企業賃上げ応援奨励金の対象と申請の流れを詳しく見る

ほかの1件を見る

【沼田市】沼田市賃上げ促進支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ40万円2027年1月31日

沼田市に事業所を持つ中小企業等が、従業員の賃上げに合わせて受け取れる市の上乗せ支援です。群馬県のぐんま賃上げ促進支援金の支給決定を受けていることが前提で、県の特設サイトから県と市の分を同時に申請します。賃上げした期間は期ごとに区切られ、対象にできる従業員の人数にも上限があります。外れやすいのは、県の支援金を申請していない事業者と、市内に事業所がない事業者です。記事では対象の条件、県の要件、金額の考え方、必要書類と申請の流れを整理しています。

沼田市賃上げ促進支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

埼玉県の賃上げの補助金

埼玉県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度1件・市区町村の制度0件)。

【埼玉県】シニア人材活用による賃上げ環境整備事業補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ・高齢者の雇用260万円2027年2月1日

埼玉県内に事業所がある中小企業が、県の「シニア人材バンク」に登録して50歳以上の人材を確保し、その給与や業務委託費の一部を補助してもらう制度です。採用・転籍だけでなく副業・兼業も対象になります。いちばん外れやすいのは、バンク以外のルートで見つけた人と、受付開始日より前に契約した人です。申請の前に、賃上げにつなげる環境整備の方針をつくり、県の企業開拓員の確認を受ける必要もあります。記事では、対象の条件、計算例、書類、申請の順番を確かめられます。

埼玉県 シニア人材活用による賃上げ環境整備事業補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

千葉県の賃上げの補助金

千葉県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度0件・市区町村の制度1件)。

【船橋市】国の補助金等を活用して賃上げに取り組む市内中小企業者等への支援

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ15万円2026年12月31日

船橋市内の中小企業者等が、賃上げを要件とする国の補助金・助成金に申請するときに、経営革新等支援機関や中小企業診断士、社会保険労務士などの専門家に支払った経費の一部を市が支援する制度です。市内に事業所があり継続して事業を行う意思があること、決められた日以降に国の補助金等へ申請し、専門家と契約して費用を支払っていることが条件です。市税の滞納がないことも求められ、業種ごとの資本金・従業員数の基準を超える事業者は対象外になります。

国の補助金等を活用して賃上げに取り組む市内中小企業者等への支援の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

東京都の賃上げの補助金

東京都で募集中の賃上げの補助金は1件です(都の制度1件・市区町村の制度0件)。

【東京都】創意工夫チャレンジ促進事業(賃上げ重点コース)

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ600万円2027年3月12日

賃金引上げ計画を策定する東京都内の中小企業等に、経営力強化に向けた取組みの経費を助成する制度です。直近の決算期で営業利益が前期より減少している、または損失を計上している事業者が対象で、賃金引上げ計画を達成できなかった場合は助成率が下がります。申請はJグランツで行い、利用にはGビズID(gBizIDプライム)のアカウントが必要です。発行に2〜3週間かかるため、事前に取得しておく必要があります。申請書は賃上げ重点コース用のものを使い、賃金引上げ計画書を添えます。

東京都 創意工夫チャレンジ促進事業(賃上げ重点コース)の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

神奈川県の賃上げの補助金

神奈川県で募集中の賃上げの補助金は2件です(県の制度1件・市区町村の制度1件)。

【神奈川県】神奈川県賃金アップ支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ3,000万円2026年12月4日 あと28日

物価高騰などでコスト負担が重くなる中でも、一定額以上の賃金の引上げを行った神奈川県内の事業者に、県が支援金を交付する制度です。賃上げに積極的に取り組む事業者を支え、賃上げに向けた機運を高めることを目的としています。支援金の内容や対象の細かな条件は、県の専用サイト(事務局ページ)と申請要領、交付要綱に載っているため、申請前に必ず読んで要件を確認します。事務局にはコールセンターがあり、不明点を問い合わせることができます。申請は専用サイトの案内に沿って進めます。

神奈川県賃金アップ支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

【伊勢原市】物価高騰対応医療機関支援事業

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ施設・床数ごとの単価2026年12月25日(目安)

伊勢原市内の保険医療機関(病院・診療所・歯科診療所)と保険薬局が対象の支援金で、賃上げや物価上昇、光熱費の高騰を医療費に転嫁できない医療機関等に支給されます。物価高騰対応支援金と賃上・物価上昇支援金の2種類があり、賃上・物価上昇支援金は病院を除く診療所・歯科診療所・保険薬局が対象です。市内に所在し、決められた日以前に指定を受け、対象期間に運営を継続していることが要件です。支給額は施設の種別や病床数ごとの単価で決まり、提出書類にはそれぞれ神奈川県の支給決定通知書の写しが必要です。

伊勢原市 物価高騰対応医療機関支援事業の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

中部

新潟県の賃上げの補助金

新潟県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度1件・市区町村の制度0件)。

【新潟県】処遇改善アップグレード支援事業

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ・社員研修・人材育成20万円随時

新潟県内にある介護保険法の指定・許可を受けた介護サービス施設・事業所が、職員の定着と処遇改善のために使える補助金です。対象はキャリア段位制度のアセッサー講習の受講、新人職員へのエルダー・メンター制度の導入、社会保険労務士などによる処遇改善加算の取得支援の3つです。研修などが終わってからでは申請できず、受講や導入を決めた段階で電子申請に進む必要があります。記事では事業ごとの金額の決まり方、申請の順番、必要な書類を整理しています。

新潟県 処遇改善アップグレード支援事業の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

富山県の賃上げの補助金

富山県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

石川県の賃上げの補助金

石川県で募集中の賃上げの補助金は2件です(県の制度1件・市区町村の制度1件)。

【石川県】業務改善奨励金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ100万円2027年3月10日

国の業務改善助成金を受給した石川県内の中小企業等が対象で、県が国の助成の自己負担分の一部を上乗せして補助する制度です。国の助成は、事業場内の最低賃金を一定額以上引き上げ、機械設備の導入や人材育成などを行った事業者に費用の一部を助成するものです。県の申請には、国の交付決定通知書や実績報告書などの写しが必要で、国の確定通知を受けたあとに申請します。申請書類は郵送のみで、県の確定通知を受けてから請求書を出す流れです。

石川県 業務改善奨励金の対象と申請の流れを詳しく見る

【金沢市】金沢市中小企業賃金引上げ奨励金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ50万円2027年3月15日

金沢市内に事業所を持つ中小企業(個人事業主を含む)が対象の、賃金引上げの奨励金です。市内の事業所で働く雇用保険の被保険者で、無期雇用の正規雇用労働者のうち、年齢が35歳未満の人の賃金を5%以上引き上げ、引上げ後の賃金を支給することが要件です。対象になる賃金は基本給や職能に応じた手当など、最低賃金の対象となるものに限られます。申請は引上げ後の賃金を支給してから、電子申請で行います。登記情報や賃金の引上げが確認できる書類などを添えます。

金沢市中小企業賃金引上げ奨励金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

福井県の賃上げの補助金

福井県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度1件・市区町村の制度0件)。

【福井県】ふくい業務改善・賃上げ応援事業(B)奨励金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ100万円2027年2月26日

国の業務改善助成金の交付決定通知を受けた福井県内の事業者が対象の、県の上乗せの奨励金です。福井県内の事業場で、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた事業者に、引き上げた労働者の人数に応じて支給されます。国の業務改善助成金について福井労働局に申請し、定められた期間内に交付決定を受けていることが条件です。交付決定の前に着手した取組は対象外になります。申請書はメールで提出し、事務局の審査と交付決定、実績報告を経て、請求書を出すと指定口座に振り込まれます。

ふくい業務改善・賃上げ応援事業(B)奨励金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

山梨県の賃上げの補助金

山梨県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度0件・市区町村の制度1件)。

【上野原市】上野原市物価高騰対応生産性向上及び賃上げ環境整備支援事業補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ200万円2027年1月31日(目安)

上野原市内に事務所または事業所がある中小企業者向けの補助金です。賃上げを表明したうえで、生産性の向上に役立つ設備投資をした場合に、その費用の一部が補助されます。対象になるのは、先端設備等導入計画の認定を受けて市の導入促進基本計画にある先端設備等を導入し、固定資産税の課税標準の特例措置の対象となる事業者で、市税等の滞納がないことも条件です。認定には認定経営革新等支援機関(商工会や地域金融機関など)の事前確認が必要なので、先に相談しておきます。導入後、認定書の写しや領収証の写しなどを添えて、産業振興課に交付申請書兼請求書を出します。補助金の交付は一度だけです。

上野原市物価高騰対応生産性向上及び賃上げ環境整備支援事業補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

長野県の賃上げの補助金

長野県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度1件・市区町村の制度0件)。

【長野県】賃上げ環境整備促進補助金(基本型)

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ・社員研修・人材育成960万円2027年1月20日

長野県内に事業場がある中小企業が、事業場内最低賃金を引き上げ、あわせて生産性を高める設備投資や人材育成をしたときに使える補助金です。国の業務改善助成金の対象にならない事業者を、県が独自に支える位置づけです。外れやすいのは賃金の条件で、引上げ前の事業場内最低賃金が定められた範囲にあることが前提になり、同じ年度に業務改善助成金を受けた事業者は使えません。社員の子育て応援宣言とパートナーシップ構築宣言も必要です。記事では、賃上げ額と人数で経費の枠がどう決まるかと、2つの宣言の手続きを整理しています。

長野県 賃上げ環境整備促進補助金(基本型)の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

岐阜県の賃上げの補助金

岐阜県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度0件・市区町村の制度1件)。

【山県市】賃上げ重点支援助成金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ200万円2026年12月25日

山県市内に主たる事業所を持つ中小企業者と個人事業主、市のさくらカンパニー認定事業者が対象です。常時使用する従業員の基本給を、賃上げ月の前月と比べて3%以上引き上げることが条件になります。対象の従業員は、雇用保険に入っている正規雇用の人か、週の所定労働時間が20時間以上の非正規の人です。引き上げ後の賃金を1年続ける見込みも要ります。賃上げを実施できる期間が決まっているため、時期を外さないことが最大の注意点です。記事では、対象になる従業員の線引きと必要書類を確認できます。

山県市 賃上げ重点支援助成金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

静岡県の賃上げの補助金

静岡県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

愛知県の賃上げの補助金

愛知県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度0件・市区町村の制度1件)。

【一宮市】一宮市賃上げ促進支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ150万円2027年1月31日

一宮市内に事業所を持つ中小事業者等(中小企業、個人事業主、社会福祉法人、医療法人など)が対象の、賃上げを行った事業者への支援金です。対象の従業員は、申請時点で市内事業所に勤務する正規雇用労働者と、週の所定労働時間が20時間以上の非正規雇用労働者です。対象期間のうちに従業員の基本給を3%以上引き上げていることが要件で、引き上げた従業員の人数に応じて支給されます。申請は市の特設サイトから行い、対象の従業員を追加する場合は追加の手続きが必要です。

一宮市賃上げ促進支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

近畿

三重県の賃上げの補助金

三重県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

滋賀県の賃上げの補助金

滋賀県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

京都府の賃上げの補助金

京都府で募集中の賃上げの補助金は2件です(府の制度1件・市区町村の制度1件)。

【京都府】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ600万円2026年11月15日 あと9日

京都府内に事業場があり、従業員を雇っている事業者が対象になる、厚生労働省の業務改善助成金です。機械設備の導入やコンサルティングなど、生産性の向上につながる設備投資等を行い、あわせて事業場内最低賃金(事業場で最も低い時間給)を各コースで決められた額以上引き上げた場合に、その費用の一部が助成されます。従業員がいない場合は対象外で、賃金の引上げや設備投資は、これから実施するものが対象です。先に引上げと投資の計画を立てて申請し、交付決定を受けてから計画どおりに進め、結果を報告して支給を受けます。申請の受付は、事業場を管轄する労働局の雇用環境・均等部室です。

令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)の公式ページで確かめる

【京都市】賃上げ環境整備支援事業補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ・ロボット・自動化・省力化機器200万円2026年12月25日

京都市内に主たる事業所があり、従業員を雇っている中小企業者・小規模企業者が使えます。対象は、自動食器洗浄機や自動釣銭機付POSレジ、協働ロボットなど、省力化と生産性向上のための機械装置・備品です。パソコンや一般的なエアコン、生産能力の変わらない更新、中古品・リースは入りません。交付申請の前に事前エントリーを済ませていることが前提で、実績報告の時点で給与支給総額を1.9%以上増やせないと交付されません。一般枠と小規模企業者枠の選び方は記事で確かめられます。

京都市 賃上げ環境整備支援事業補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

大阪府の賃上げの補助金

大阪府で募集中の賃上げの補助金は1件です(府の制度0件・市区町村の制度1件)。

【茨木市】茨木市中小企業等賃金引上げ奨励金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ50万円2027年1月29日

労働力不足や物価高騰の影響を受けている茨木市内の中小企業等に、賃金を引き上げた場合に奨励金を交付し、持続的な賃上げを支援する制度です。奨励金の額は雇用形態や賃上げ率によって異なります。先に事前登録申請を行い、資格要件や賃金引上げ率額の審査を受け、その内容に基づく賃上げの実施状況の審査を経て交付される流れです。市役所内に設けられた事務局で、要件に当てはまるか分からない段階から相談できます。申請手引きで要件を確認してから進めます。

茨木市中小企業等賃金引上げ奨励金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

兵庫県の賃上げの補助金

兵庫県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

奈良県の賃上げの補助金

奈良県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度0件・市区町村の制度1件)。

【橿原市】業務改善支援補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ10万円2027年3月12日

国の業務改善助成金を活用して生産性向上や賃上げに取り組む橿原市内の中小企業者が対象で、国の助成に市が独自に上乗せして補助します。橿原市内に主たる事業所等があり、奈良労働局から国の業務改善助成金の交付額確定と支給決定の通知を受けていることが条件です。市税の滞納がないことも求められます。申請では、国の交付決定通知書や実績報告書などの写しをそろえて交付申請書兼実績報告書と一緒に出し、そのあとに交付請求書を提出します。

橿原市 業務改善支援補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

和歌山県の賃上げの補助金

和歌山県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

中国

鳥取県の賃上げの補助金

鳥取県で募集中の賃上げの補助金は2件です(県の制度0件・市区町村の制度2件)。

【岩美町】賃上げ・生産性向上支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ100万円2027年2月28日(目安)

岩美町内に主要な事業所を持つ中小企業が対象で、賃上げと生産性向上に取り組む事業者を想定しています。鳥取県の持続的な賃上げ・生産性向上支援補助金の交付を受けていることが前提で、町への単独申請はできません。町の支援金は県の補助額をもとにした計算で決まり、県補助金の自己負担額を超えることはありません。県へ事業実施計画書を出した時期にも条件があり、ここも外れやすい点です。交付は同じ事業者に1回までです。記事では金額の決め方、計算例、申請の流れと、県の事業期間と町の期限の関係を整理しています。

岩美町 賃上げ・生産性向上支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

【三朝町】持続的な賃上げに伴う事業者支援交付金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ60万円2027年2月1日(目安)

鳥取県三朝町内に事業所を持つ事業者(従業員のいる個人事業主を含む)が、賃金引き上げを実施した場合に交付される交付金です。国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用しています。賃上げ後の従業員一人あたりの平均給与支給月額が、賃上げ前の月額を2%以上上回ることが条件です。申請は、町の公式ページから様式をダウンロードするか、商工会窓口にある申請用紙で行います。提出時には、時給が分かる賃金台帳や求人票などを併せて出す必要があります。

三朝町 持続的な賃上げに伴う事業者支援交付金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

島根県の賃上げの補助金

島根県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

岡山県の賃上げの補助金

岡山県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

広島県の賃上げの補助金

広島県で募集中の賃上げの補助金は2件です(県の制度1件・市区町村の制度1件)。

【広島県】広島県賃上げ環境整備支援事業補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ60万円2027年2月26日(目安)

広島県内に事業所を持つ中小企業等が、業務改善助成金の交付額確定通知の写しを申請時に提出できる場合に使える県の補助金です。エネルギー等の物価高騰の影響を受ける中でも、持続的に賃上げを実施できる環境をつくることを目指す事業です。申請には、業務改善助成金の交付申請書の写し、交付額確定及び支給決定通知書の写し、事業実績報告書の写し、国庫補助金精算書の写しが必要です。まず国の助成金の手続きを済ませ、通知を受けてから県へ申請する順番になります。

広島県賃上げ環境整備支援事業補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

【三原市】三原市賃上げ支援事業補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ10万円2027年1月29日

広島県三原市内の中小企業者等が、雇用維持や人材確保のために賃上げを行った場合に補助を受けられる制度です。対象は、基本給単価を2%以上引き上げた労働者で、交付申請日の時点で市内の事業所に勤務している必要があります。有期雇用のパート、アルバイト、契約社員も対象になります。賃上げを目的とする他の公的給付を受けていないことも条件で、外れやすい点です。対象となる中小企業者等の範囲は業種ごとに別表で定められているため、募集の案内で確認してから申請します。

三原市賃上げ支援事業補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

山口県の賃上げの補助金

山口県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度0件・市区町村の制度1件)。

【防府市】賃金引上げ応援事業補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ50万円2026年11月30日 あと24日

従業員の賃金を引き上げるとともに、省力化・デジタル化や生産能力増強などで生産性を高める設備等を導入する、防府市内の事業者を支援する補助金です。レーザー加工機、自動包装機、農業用ドローン、基幹システムの構築などが活用例です。事業場内最低賃金を5%以上引き上げていること、または引き上げる計画があることが対象条件です。雇入れ後6か月以上の従業員がいること、防府市中小企業サポートセンター(コネクト22)の支援を受けて事業計画を策定することが必要で、交付決定日より前に着手した経費は対象外です。

防府市 賃金引上げ応援事業補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

四国

徳島県の賃上げの補助金

徳島県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

香川県の賃上げの補助金

香川県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度1件・市区町村の制度0件)。

【香川県】かがわ賃上げ環境整備応援補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ100万円2027年3月17日(目安)

香川県内に事業場があり、国の業務改善助成金の交付額確定を受けた中小企業が使えます。対象になるのは、国の助成金の対象経費から国の助成額を引いた自己負担分の半分です。いちばん外れやすいのは順番で、国の助成金を先に申請していないと県への申請そのものができません。上限額は賃金の引上げ幅、引き上げる人数、事業所規模、国の助成率の組み合わせで決まるため、記事の表から自社の区分を引けます。必要書類と申請の流れも載せています。

香川県 かがわ賃上げ環境整備応援補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

愛媛県の賃上げの補助金

愛媛県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

高知県の賃上げの補助金

高知県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度1件・市区町村の制度0件)。

【高知県】賃金向上環境整備事業費補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ1,000万円2026年12月14日

国や県等の生産性向上に資する補助事業を活用して持続的な賃上げを目指す高知県内の事業者に、その補助事業の効果が現れるまでの間の賃上げ原資の一部を支援する制度です。県が指定する国または県等の補助金(指定補助金)の交付決定を受けていること、賃金を支払っている従業員が1名以上いることが条件です。指定補助金が業務改善助成金の場合は追加の要件はなく、それ以外は直近事業年度の決算で対前年度比2%以上の賃上げが行われていることなどが問われます。申請は補助金事務局の専用ホームページから行います。

高知県 賃金向上環境整備事業費補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

九州・沖縄

福岡県の賃上げの補助金

福岡県で募集中の賃上げの補助金は5件です(県の制度1件・市区町村の制度4件)。個人も使える制度と県の制度を先に、3件まで紹介します。

【福岡県】小規模事業者の賃上げに向けた稼ぐ力強化支援補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ・新商品・新サービスの開発31.25万円2027年1月31日(目安)

国の小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)の第18回または第19回公募に採択され、額の確定を受けた福岡県内の小規模事業者に、県が上乗せして補助する制度です。国の補助の対象と認められた経費の一部が補助され、国の補助の枠(通常枠、インボイス特例、賃金引上げ特例など)によって県の上限額が変わります。国の補助金の額の確定後に、期限までに申請します。商工会議所地域か商工会地域かで事務局が分かれるので、事業を営んでいる地域を確認します。

福岡県 小規模事業者の賃上げに向けた稼ぐ力強化支援補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

【久留米市】設備投資により生産性向上・賃上げに取り組む事業者を支援します(中小企業先端設備等導入支援補助金)

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ500万円2026年12月28日

久留米市内の中小企業者・個人事業主が、市の「先端設備等導入計画」の認定を受け、その計画に基づく設備を市内の事業所に導入する場合に、費用の一部を補助する制度です。市内中小企業者の賃上げ環境の整備を目的としています。計画の中で、雇用者給与等支給額の増加率1.5%以上となる賃上げを実施する方針を従業員に表明していることが条件で、認定を受ける時期にも定めがあります。先に市の認定を受け、設備を導入し、そのうえで補助金を申請する順番になります。

設備投資により生産性向上・賃上げに取り組む事業者を支援します(中小企業先端設備等導入支援補助金)の対象と申請の流れを詳しく見る

【久留米市】久留米市中小企業先端設備等導入支援補助金(令和8年度)

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ500万円2026年12月28日

久留米市内の中小企業者・個人事業主が、市の「先端設備等導入計画」の認定を受け、その計画に基づく設備を市内の事業所に導入する場合に、費用の一部を補助する制度です。市内中小企業者の賃上げ環境の整備を目的としています。計画の中で、雇用者給与等支給額の増加率1.5%以上となる賃上げを実施する方針を従業員に表明していることが条件で、認定を受ける時期にも定めがあります。先に市の認定を受け、設備を導入し、そのうえで補助金を申請する順番になります。

久留米市中小企業先端設備等導入支援補助金(令和8年度)の対象と申請の流れを詳しく見る

ほかの2件を見る

【北九州市】生産性向上・賃金引上げ応援補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ120万円2027年3月5日

北九州市内の中小企業が、厚生労働省(福岡労働局)の業務改善助成金の交付額確定通知を受けた場合に、市が上乗せで補助する制度です。生産性の向上と最低賃金引上げを応援する目的で設けられています。先に国の助成金を申請して交付額確定の通知を受けてから、市へ申請する順番です。国の助成金を申請した年度によって補助上限額の案内が分かれているため、該当年度のチラシを確認する必要があります。詳しい取扱いは市が公開しているQ&Aでも確認できます。

北九州市 生産性向上・賃金引上げ応援補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

【遠賀町】賃上げ支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ40万円2027年2月26日

遠賀町内に事業所がある中小企業者・小規模企業者で、従業員の基本給を引き上げた事業者が対象です。賞与や諸手当は賃金に数えません。基本給を賃上げ月の前年同月より1.5%以上引き上げ、その水準を1年以上続ける見込みがあることが条件で、賃上げを目的とする他の補助金等を受けていないことも求められます。社会福祉法人や医療法人、従業員のいない個人事業主は対象外です。記事では、従業員の数え方、基本給の計算例、申請書類と流れを確かめられます。

遠賀町 賃上げ支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

佐賀県の賃上げの補助金

佐賀県で募集中の賃上げの補助金は2件です(県の制度2件・市区町村の制度0件)。

【佐賀県】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ600万円2026年11月14日 あと8日

事業場内最低賃金(事業場で最も低い時間給)を一定額以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資等(機械設備の導入やコンサルティングなど)を行う中小企業・小規模事業者に、その費用の一部を助成する国(厚生労働省)の制度です。引上げ計画と設備投資等の計画を立てて申請し、交付決定後に計画どおり進めて結果を報告します。引上げや設備投資はこれから実施するものが対象で、労働者がいない場合は対象外です。この行は佐賀県の事業場が申請する場合のもので、申請先は管轄の労働局です。

令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)の公式ページで確かめる

【佐賀県】第2弾

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ制度記事で確かめる2027年2月17日

国の業務改善助成金に県が上乗せして補助を行い、佐賀県内の事業者の生産性向上と賃上げの取組みを支援する制度です。対象は、佐賀労働局に業務改善助成金を申請し、交付額確定・支給決定通知書を受けている県内の中小企業者等です。リフト付き特殊車両の導入による送迎時間の短縮や、顧客・在庫・帳票管理システムの導入などが取組例です。先に国の助成金の手続きを進めて通知を受け、そのうえで佐賀県産業振興機構へ申請書を郵便か宅配便で提出します。

第2弾の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

長崎県の賃上げの補助金

長崎県で募集中の賃上げの補助金は2件です(県の制度2件・市区町村の制度0件)。

【長崎県】農業経営体賃上げ対策緊急支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ15万円2026年12月28日

長崎県内で人を雇う認定農業者と認定新規就農者が、最低賃金の引き上げに伴う雇用費の負担を軽くするための定額の支援金です。対象は雇用保険に入っていない人を雇う経営体で、常時雇用か臨時雇用かによって支給額が分かれます。雇用保険に入っている人を雇う場合は県の別の支援金になるため、そこが最初の分かれ目です。申請先は県から委託を受けた農業会議で、申請は1経営体につき1回です。記事では、対象の見分け方、臨時雇用の区分、申請書の出し方、受付が早く終わる場面を確かめられます。

長崎県 農業経営体賃上げ対策緊急支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

【長崎県】中小・小規模事業者賃上げ緊急支援金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ15万円2026年12月28日

最低賃金の大幅な引上げ(953円から1,031円)で特に大きな影響を受ける長崎県内の中小・小規模事業者の負担を軽くするため、県が緊急的に実施する直接支援の支援金です。支援対象者や申請に必要な書類などの詳細は、県の公式ページからリンクされた特設WEBサイトに掲載されています。問合せ先として支援金事務局も設けられています。申請前に特設サイトで対象かどうかと必要書類を確認し、チラシも併せて読んでおくと手続きを進めやすくなります。

長崎県 中小・小規模事業者賃上げ緊急支援金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

熊本県の賃上げの補助金

熊本県で募集中の賃上げの補助金は2件です(県の制度2件・市区町村の制度0件)。

【熊本県】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ600万円2026年11月30日 あと24日

熊本県内に事業場があり、従業員を雇っている事業者が対象になる、厚生労働省の業務改善助成金です。機械設備の導入やコンサルティングなど、生産性の向上につながる設備投資等を行い、あわせて事業場内最低賃金(事業場で最も低い時間給)を各コースで決められた額以上引き上げた場合に、その費用の一部が助成されます。従業員がいない場合は対象外で、賃金の引上げや設備投資は、これから実施するものが対象です。先に引上げと投資の計画を立てて申請し、交付決定を受けてから計画どおりに進め、結果を報告して支給を受けます。申請の受付は、事業場を管轄する労働局の雇用環境・均等部室です。

令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)の公式ページで確かめる

【熊本県】生産性・売上げ向上後押し事業補助金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ200万円2027年1月29日

熊本県内に主たる事業所を持つ中小企業や個人事業主のうち、国や県の補助事業ですでに採択と交付確定を受けた事業者が対象です。小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金などで設備やシステムを入れたあとの自己負担を、県がさらに軽くします。外れやすい条件は2つあります。全従業員の賃金を県の最低賃金を超える額に引き上げていることと、パートナーシップ構築宣言をポータルサイトに登録していることです。この補助金だけを単独で申請することはできません。対象になる国・県の補助事業の見分け方と、そろえる書類を記事で整理しました。

熊本県 生産性・売上げ向上後押し事業補助金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

大分県の賃上げの補助金

大分県で募集中の賃上げの補助金は2件です(県の制度1件・市区町村の制度1件)。

【大分県】物価高騰対応業務改善奨励金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ190万円2027年3月15日

事業場内の最低賃金を引き上げ、国(大分労働局)の業務改善助成金の交付申請を済ませた事業者が、国の助成にさらに上乗せして受け取れる県の奨励金です。国の交付額が確定してから申請する後払いの仕組みで、確定の通知が期限までに届かないと使えません。国の助成金をいつ申請したかで支給の区分が分かれ、最低賃金を県の改定幅より大きく引き上げた事業者は重点枠になります。国の助成金の申請を社会保険労務士に頼んだ報酬も対象に入ります。自社がどの区分に当たるかと、申請に要る書類を整理しています。

大分県 物価高騰対応業務改善奨励金の対象と申請の流れを詳しく見る

【大分市】賃金引上げ奨励金

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ50万円2027年1月29日

大分市内に事業所を持つ中小企業や個人事業主、NPO法人などが使えます。従業員の基本給を引き上げ、引き上げ後の賃金を3か月以上支払った会社に、対象の従業員1人あたりの額を交付します。正社員は賃上げ率、パートなど非正規の従業員は時給の上げ幅で額が変わります。いちばん外れやすいのは、最低賃金までの増額や定期昇給、手当だけの引き上げが賃上げに数えられない点です。対象は市内に住む雇用保険加入の従業員に限られます。記事では、自社の賃上げが対象に入るかの見分け方と、書類をそろえる順番を確かめられます。

大分市 賃金引上げ奨励金の対象と申請の流れを詳しく見る

↑ 地図から県を選び直す

宮崎県の賃上げの補助金

宮崎県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

鹿児島県の賃上げの補助金

鹿児島県で募集中の賃上げの補助金は、GRANTOSの制度DBでは見つかっていません。市区町村の制度は、お住まいの市区町村の公式ページで確かめてください。

↑ 地図から県を選び直す

沖縄県の賃上げの補助金

沖縄県で募集中の賃上げの補助金は1件です(県の制度1件・市区町村の制度0件)。

【沖縄県】令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)

対象者対象内容上限金額締切日
事業者賃上げ600万円2026年11月30日 あと24日

沖縄県内に事業場があり、従業員を雇っている事業者が対象になる、厚生労働省の業務改善助成金です。機械設備の導入やコンサルティングなど、生産性の向上につながる設備投資等を行い、あわせて事業場内最低賃金(事業場で最も低い時間給)を各コースで決められた額以上引き上げた場合に、その費用の一部が助成されます。従業員がいない場合は対象外で、賃金の引上げや設備投資は、これから実施するものが対象です。先に引上げと投資の計画を立てて申請し、交付決定を受けてから計画どおりに進め、結果を報告して支給を受けます。申請の受付は、事業場を管轄する労働局の雇用環境・均等部室です。

令和8年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)の公式ページで確かめる

↑ 地図から県を選び直す

よくある質問:賃上げ補助金

賃上げ補助金とは何ですか?助成金とは違いますか?

「賃上げ補助金」は通称で、決まった一つの制度の名前ではありません。賃上げに使える厚労省の助成金、経産省・中小企業庁の補助金、賃上げ促進税制、自治体の独自制度の総称です。厚労省が出すものが助成金、経産省・中小企業庁が出すものが補助金と呼ばれます。最低賃金を上げる事業者なら業務改善助成金、非正規の賃金を上げるならキャリアアップ助成金から確かめます。

賃上げ補助金の条件は何ですか?

制度で違いますが中小企業や小規模事業者であること、従業員を雇っていること、賃上げの計画を実施の前に出すことが共通の条件です。業務改善助成金の令和8年度の要件には、事業場内最低賃金が令和8年度の地域別最低賃金を下回っていること、雇用保険の被保険者の賃金を50円以上引き上げることが入っています。交付決定の前に設備を買わないことも条件です。

賃上げ補助金は中小企業だけですか?大企業も対象ですか?

業務改善助成金は中小企業・小規模事業者が対象で、みなし大企業は対象外です。キャリアアップ助成金や人材開発支援助成金は、大企業も使えますが、額は中小企業より低く設定されています。賃上げ促進税制は中小企業向けのほか、従業員2,000人以下の中堅企業向けの区分があります。2,000人を超える会社の扱いは、経産省と国税庁の資料で確かめてください。

個人事業主でも賃上げ補助金は使えますか?

従業員を雇っていれば使える制度があります。業務改善助成金は労働者がいない場合は対象外で、引き上げる労働者は雇用保険の被保険者です。賃上げ促進税制は、青色申告をしていて常時使用する従業員が1,000人以下の個人事業主が対象です。令和8年度改正後の案内では、個人事業主は令和9年が対象です。同居の親族だけを使う事業は、最低賃金の適用外です。

業務改善助成金は令和8年度に何が変わりましたか?

コースが30円・45円・60円・90円の4つから、50円・70円・90円の3つになりました。助成率が4/5になる事業場内最低賃金の境目は、1,000円未満から1,050円未満に変わっています。引き上げる対象は雇用保険の被保険者になり、自動車(特殊用途自動車を除く)は助成対象外です。物価高騰等要件の利益率は、最近6か月の平均で見ます。

業務改善助成金はいくらもらえますか?

設備投資などの費用に助成率(4/5または3/4)をかけた額と、助成上限額のうち、低いほうです。上限は引き上げる額(コース)と人数で決まり、事業場規模30人未満の90円コースなら、1人で100万円、8人以上で450万円です。最大600万円は、特例事業者が10人以上の賃金を引き上げる場合の上限です。計算例は、この記事の業務改善助成金の章にあります。

賃上げをしたあとに申請できますか?

業務改善助成金は、賃上げ後の申請はできません。令和8年度は賃金引上げは申請より後に行い、地域別最低賃金の発効に合わせて引き上げるなら、発効日の前日までに引き上げます。キャリアアップ助成金は、賃金規定の改定を実施する日の前日までにキャリアアップ計画を出します。いずれも、先に賃上げをしてから申請する順番は認められません。

賃上げ促進税制ではいくら控除されますか?

中小企業は全雇用者の給与等支給額が前年度より1.5%以上増えると増加額の15%、2.5%以上増えると30%を、法人税(個人事業主は所得税)から引けます。くるみん認定以上かえるぼし認定2段階目以上を取ると、5%上乗せされます。上限は法人税額の20%で、引ききれない額は5年間繰り越せます。令和8年度から教育訓練費の上乗せは廃止されました。

賃上げ補助金は併用できますか?

組み合わせで違います。業務改善助成金は、同一の設備投資の費用でなければ他の助成金と併せて受けられます。ただし、業務改善助成金で賃上げの対象にした労働者は、キャリアアップ助成金の賃金規定等改定コースの対象人数に数えられません。助成金と賃上げ促進税制は重ねて使えますが、給与に対応する助成金の額は、税制の計算で給与等の支給額から引かれます。

経産省と厚労省のどちらの制度から探せばよいですか?

時給や基本給を上げることが目的なら、厚労省の助成金から探します。設備やITを入れて稼ぐ力を上げることが目的なら、経産省・中小企業庁の補助金から探します。どちらも必要な事業者は設備投資を補助金か業務改善助成金で、賃上げを税制で支えるように組み合わせます。中小企業庁の特設サイトと厚労省のパッケージのページに、どちらも一覧があります。

北海道の賃上げ補助金は申請できますか?

北海道の「賃上げ環境整備補助金2026」は、予算の上限に達して令和8年8月10日に公募を締め切っています。申請の要件にはパートナーシップ構築宣言の登録が入っていました。同じ北海道の事業者が使える賃上げ関係の制度としては、国の業務改善助成金やキャリアアップ助成金があります。道や市町村に新しい制度があるかは、道の公式ページで確かめてください。

東京都や大阪府の賃上げ補助金はありますか?

東京都には東京都中小企業振興公社の創意工夫チャレンジ促進事業(賃上げ重点コース)があり、助成限度額は600万円、助成率は4分の3以内です。大阪府には国の業務改善助成金を使う事業者への上乗せの補助があり、補助率は4分の1で上限200万円です。大阪府の事前登録は令和8年9月30日で締め切られており、登録した事業者だけが交付申請できます。

介護職員や医療機関、薬局の賃上げに使える補助金はありますか?

介護職員の賃上げは国の「医療・介護等支援パッケージ」に基づき、都道府県が補助事業を実施する形が中心で、申請期限は県ごとに違います。医療機関や薬局には、賃上げ・物価高騰への支援金を都道府県が出す例があります。東京都の薬局向けや診療所向け、岡山県の診療所向けは受付期間が終わっています。事業所がある県の公式ページで確かめてください。

賃上げ補助金のチラシや相談先はどこにありますか?

厚労省の「賃上げ」支援助成金パッケージのページに、チラシと各助成金のリーフレットがあります。中小企業庁の「賃上げ・最低賃金対応支援特設サイト」にも、チラシとパンフレットがまとまっています。業務改善助成金はコールセンター(0120-366-440、平日9時〜17時)が窓口です。最低賃金への対応は厚労省と中小企業庁の連携で、ワン・ストップで無料の相談窓口が設けられています。

この補助金について、専門家に相談する

対象になるか、いくら出るか、いつまでに何を用意するか。 申請の可否で迷ったら、補助金を扱う専門家に確認するのが確実です。相談は無料です。

この補助金の専門家に相談する

まとめ:賃上げ補助金は「何を上げるか」から制度を選ぶ

「賃上げ補助金」の中心は、厚労省の助成金です。最低賃金に近い時給を上げて設備も入れるなら業務改善助成金、非正規の基本給を3%以上上げるならキャリアアップ助成金の賃金規定等改定コース、稼ぐ力を上げる設備投資なら経産省・中小企業庁の補助金を、まず見ます。

どの制度も賃金を上げる前に申請し、交付決定のあとに設備を発注するのが基本です。業務改善助成金は令和8年度から3コースに再編され、助成率の境目も1,050円に変わりました。賃上げ促進税制は給与の増え方に応じて最大35%を税額から引き、教育訓練費の上乗せは廃止されています。全国の一覧で自分の県と市区町村の制度を探し、制度の記事で条件を確かめてから動いてください。

免責事項: 本記事の内容は2026年10月時点で確認できた情報にもとづきます。助成額・補助率・対象要件・申請期間は変わることがあります。申請の前に、各制度の公式ページと事業所がある都道府県の公式ページで確かめてください。

出典(一次情報)

この記事を書いた人
GRANTOS編集部
補助金メディア編集部

中小企業・個人事業主の「次の一手」を後押しするため、国・自治体の補助金情報をわかりやすく整理してお届けします。掲載内容は公募要領などの一次情報をもとに編集しています。

本記事は情報提供を目的としており、補助金の採択・交付を保証するものではありません。 補助上限額・補助率・締切等の内容は変更される場合があります。申請にあたっては、必ず 公式サイト・最新の公募要領をご確認ください。